司法試験基礎講座も後半に差し掛かり、両訴訟法を残すのみとなりました。
今日から、民事訴訟法の講義が始まりました。
民事訴訟法は、学部・大学院でも勉強していましたので、試験科目の中では最も自信がある科目です。
初回の講義は、法体系と訴訟当事者の確定の入門程度でしたので、それほど難しくなく、十分に理解できました。
それでも、かなり忘れている部分もあったので、しっかり勉強しなければいけません。
今日の講義内容で、裁判管轄についての説明がありましたが、勘違いしていたことを思い出しました。
8年程前のこと、自動車通勤の途上で車と車の接触事故を起こし、保険会社に事故処理を依頼しましたが、この保険会社の担当者が仕事をしない人で、事故の相手方もお金を払いたくないのか逃げ回るばかりで、一向に解決しませんでした。
業を煮やして、私が保険会社から必要書類を預かり、小額訴訟を提起することにしました。
裁判を一度体験してみたいという希望もありましたので、参考書を読みながら訴状を作成しました。
そのときに、何処の簡易裁判所に訴訟を提起するのかが分かりませんでしたので、土地管轄である、被告の住所地の簡易裁判所に訴状を送付しました。
ところが、不法行為(交通事故の損害賠償)の裁判管轄は、①被告の住所地、②不法行為地(事故のあった場所)、③財産上の義務履行地(原告の住所地)の何れでも良かったのですね。
私の住所地の簡易裁判所に訴訟を提起しても良かったのですか。
もっとも、この裁判は、訴状が被告に送達されるや否や、被告である事故の相手方が訴状に記載されている賠償金を私の銀行口座に振り込みましたので、訴訟取り下げを行い、裁判が終了しました。
訴訟手続きは複雑で難しいものだと実感した初回の講義でした。
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今日から、民事訴訟法の講義が始まりました。
民事訴訟法は、学部・大学院でも勉強していましたので、試験科目の中では最も自信がある科目です。
初回の講義は、法体系と訴訟当事者の確定の入門程度でしたので、それほど難しくなく、十分に理解できました。
それでも、かなり忘れている部分もあったので、しっかり勉強しなければいけません。
今日の講義内容で、裁判管轄についての説明がありましたが、勘違いしていたことを思い出しました。
8年程前のこと、自動車通勤の途上で車と車の接触事故を起こし、保険会社に事故処理を依頼しましたが、この保険会社の担当者が仕事をしない人で、事故の相手方もお金を払いたくないのか逃げ回るばかりで、一向に解決しませんでした。
業を煮やして、私が保険会社から必要書類を預かり、小額訴訟を提起することにしました。
裁判を一度体験してみたいという希望もありましたので、参考書を読みながら訴状を作成しました。
そのときに、何処の簡易裁判所に訴訟を提起するのかが分かりませんでしたので、土地管轄である、被告の住所地の簡易裁判所に訴状を送付しました。
ところが、不法行為(交通事故の損害賠償)の裁判管轄は、①被告の住所地、②不法行為地(事故のあった場所)、③財産上の義務履行地(原告の住所地)の何れでも良かったのですね。
私の住所地の簡易裁判所に訴訟を提起しても良かったのですか。
もっとも、この裁判は、訴状が被告に送達されるや否や、被告である事故の相手方が訴状に記載されている賠償金を私の銀行口座に振り込みましたので、訴訟取り下げを行い、裁判が終了しました。
訴訟手続きは複雑で難しいものだと実感した初回の講義でした。
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