熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

論文掲載

2008-03-29 21:42:08 | Weblog
今年、2件目の論文が掲載されました。

1件目の論文は、インクタンクリサイクル品の特許権侵害の最高裁判決を取り上げて、「特許製品の新たな生産の解釈」について考察したもので、今年の1月に掲載されました。

今回掲載された論文は、「ノウハウ保護と特許出願戦略」について考察したものです。
企業で発明が生まれると、先ず、ノウハウとして保護するか、特許出願をするかの選択をすることになりますが、明確な選択基準を有している企業は少ないと思います。

この論文は、ノウハウ保護と特許出願とを選択する具体的な基準と、ノウハウ保護を選択した場合の留意点について纏めたものです。
ご参考にして頂ければ幸いです。

今年は、あと3件論文を書きたいと考えています。

公然実施の立証、特許法102条3項の実施料相当額の解釈、特許法36条6項1号の判断基準(特許請求の範囲と詳細な説明との関係)について論文を書きたいと思います。

司法試験短答試験(5月11日)が終了したら、取り掛かることにしますが、果たして、掲載されるレベルの論文が作成できるのか、私も楽しみにしています。



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民事訴訟法

2008-03-29 00:03:29 | Weblog
司法試験基礎講座「民事訴訟法」最終講義を受けてきました。

民事訴訟法の講義は、全9回と少ないため、当初から、全て終了しないのではと心配していましたが、やはり終了しませんでした。

訴訟の開始、当事者、処分権主義、口頭弁論と講義が進み、最終回で「訴訟の終了」の論点の宝庫「既判力」の入り口で講義終了となりました。

既判力の時的限界・客観的範囲・主観的範囲、複雑な訴訟形態、上訴の講義が残っているため、2回の補講があるそうです。
始めから少々無理なスケジュールだったようです。

民事訴訟法は、過去にかなり勉強していたので、意義・趣旨・論点等をある程度理解していました。
それでも、理解が浅いところもありましたので、今回の講義で、理解が深まったことは収穫でした。

次回から、「刑事訴訟法」の講義が始まります。
最も苦手な科目ですので、真剣に受講して知識の定着を図りたいと思います。
刑事訴訟法の9回の講義で、基礎講座も終了です。
あと1ヶ月程度、最後まで頑張ります。



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