熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

公開模試

2008-04-27 19:21:46 | Weblog
司法試験短答公開模試を受けてきました。

会場は、Wの横浜校です。

当日、弁理士短答試験の公開模試も開催されていましたので、懐かしくなって会場を覗いてみました。
皆さん、真剣ですね。

弁理士模試の会場は1教室ですが、司法試験の模試は3教室で開催されています。受験者数の相違でしょうか。
弁理士模試を受けている人の中には、私より年長又は同年輩の方が結構いましたが、司法試験の模試は、3教室で僅か1名です。

確か、昨年の弁理試験最年長合格者が70歳であるのに対して、司法試験の最年長合格者は、平成になってから55歳以下だったと記憶しています。
高年齢者には合格し難い試験のようです(それが分かっているのに挑戦するのは無謀かもしれません)。

司法試験の短答試験問題と弁理士試験のそれとを比較してみると、以下のような相違点があります。

①弁理士試験には、5問のうちどの枝が正しいか、間違っているかを問う問題が何問かありますが、司法試験には1問もありませんでした(正しいのは幾つか等の、各枝を正確に答えないと正解が導けない問題です)。

②弁理士試験にも判例の理解を問う問題はありますが、それほど多くありません。
これに対して、司法試験の、特に憲法は、判例の理解を問う問題が数多く出題されていました。

③弁理士試験は、特許法・意匠法等の問題がバラバラに出題されていましたが、司法試験は、憲法20問、民法20問、刑法20問と、各法域が纏めて出題されています(こちらは司法試験の方が解答し易い)。

④司法試験は、学説の理解を問う問題が多く出題されます。

⑤司法試験は、問題文が複雑で、どのように解答に取り掛かるか、慣れないと混乱します。

以上、弁理士試験と比較して相違点を述べました。

司法試験の模試を受けた感想は、難しいの一言です。

あと2週間みっちり勉強しないと、記念受験に終わってしまう虞があります。

そうならないように頑張ります。



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