熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

池波正太郎

2010-09-01 19:51:30 | Weblog
「池波正太郎が残したかった風景」を読みました。

池波正太郎と言えば、戦後を代表する時代小説・歴史小説作家として日本を代表する作家の一人です。
『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など、戦国・江戸時代を舞台にした時代小説を次々に発表する傍ら、美食家・映画評論家としても著名でした。

私が池波正太郎の作品に触れたのは、本よりもテレビの時代劇を見たことが先でした。
『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』は、その中でも特筆すべき作品です。
3作品ともに、魅力的な主人公と個性的な脇役のバランスが見事で、単なる時代劇の枠を超えて、人情時代劇でもありました。

この本は、池波正太郎が好きな風景を取り上げて、彼の作品とともに紹介しています。
浅草、上野、湯島天神と昔懐かしい写真と池波正太郎の言葉が良くマッチしていて、何とも言えない雰囲気を醸し出しています。

池波正太郎記念文庫が台東区立中央図書館に併設されている事をこの本で初めて知りました。

今度、柴又の実家へ帰るときに行ってみますか。
池波正太郎の世界にドップリ浸かることができそうです。

CSの時代劇チャンネルで、池波正太郎作品の連続放送をしていたので、思わず見入ってしまいました。

時代劇を見だすと年を取った証拠だと言われます。
確かに、最近、時代劇を見る回数が増えました。
それでも、好みの作品は、「鬼平犯科帳」「剣客商売」までで、「水戸黄門」には食指が動きません。
まだ老境に入ってはいないようです。

池波正太郎が好んだ浅草、上野を散策してみますか。
長谷川平蔵、秋山小平に会えるかもしれません。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。

日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする