熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

他人の不幸よりも自分の利益が大事なのか

2014-03-20 21:37:53 | Weblog
クリミアを併合したロシアに対する経済制裁は各国とも及び腰で迫力がありません。

所詮他の国の不幸で、「自分の利益を減らして経済制裁する必要はない」と言わんばかりですね。

自分の国が他国から軍事力を背景に侵略されたときは、他国が同じように無関心な態度を示したら、どう感じるでしょうか。

おそらくウクライナの国民は失望しているでしょうね。

少なくとも日本だけは、経済優先ではなく、軍事力を背景とした併合は許さないという断固たる措置を講じて欲しいと期待していたのですが、安倍首相のメッセージも及び腰で、制裁もほとんど影響なし。

おまけに日本で日露経済界の会議を開催しており、その会議に出席していたある大企業の経営者がインタビューに答えて「ロシアとは多くの取引があるので、日露関係が悪くなると困る」と、ウクライナの国民のことは何も触れず、ひたすら自社の利益の心配をしていました。

こんな企業の製品を購入する気にはなりませんね。

ロシアのクリミア併合を許せば、尖閣諸島を中国に併合されたときに何と抗議するのでしょうか。

もっと厳然とした態度をとって欲しいものです。







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