熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

実践ビジネス英語

2014-06-03 19:55:46 | Weblog
実践ビジネス英語5月放送分が終了しました。

5月放送分で、私が気に入った「Quote...Unquote」を次の3つです。

Adversity is the diamond dust Heaven polishes its jewels with.

逆境とは、神が人間という宝石を磨くのに用いるダイアモンドの粉である。

スコットランドの歴史家、トーマス・カーライルの言葉です。

「若い時の苦労は買ってでもしろ」と同じ意味ですかね。
できるなら苦労はしたくありませんが。


Man cannnot discover new oceans unless he has the courage to lose sight of
the shore.

人は、岸を見失う勇気を持たないかぎり、新たな大洋を発見することはできない。

フランスの作家、アンドレ・ジードの言葉です。

現状に満足していては大きな発展はないということですね。

ある程度成功すると守りに入りますが、若い時は挑戦あるのみです。


A little thought and a little kindness are often worth more than a great deal of money.

少しの配慮と少しの親切は、多くの場合、大金よりも価値がある。

イギリスの作家、ジョン・ラスキンの言葉です。

最近の日本人は、拝金主義に取り付かれているようなので、それに対する戒めですね。










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無責任

2014-06-03 09:21:29 | Weblog
行政の無責任な対応が話題になっていますが、これは何も行政だけの問題ではなく民間企業でも起こっている問題です。

もう20年以上前になりますが、研究所から知財部門に異動して仕事をしていたときに、当時の知財部門は権利活用の意識が低く、登録率が目標となると、針の先を通すような特許請求の範囲の大幅減縮をして登録を受けるという対応をしていました。

また、当時の審査請求期間は7年で、1年前の出願から6年で審査請求を行うのが一般的だったので、出願と中間処理の担当者が変わっているのが多かったですね。

そのためか、出願の担当者は研究開発部門から発明提案があったときに、一部の熱心な担当者を除いて、ほぼ丸投げの状態で特許事務所に明細書の作成依頼をしていました。

中間処理の担当者は、自分が出願を担当した案件ではないので、権利の活用など頭になく、登録率を上げるために特許請求の範囲の大幅な減縮を行っていました。

審査官もこのような狭いクレームであれば第三者のビジネスに影響を及ぼすこともないので、あまり考えずに登録していたのでしょうね(登録料、維持年金が特許庁に入りますから)。

それから大分経って権利活用の重要性が認識されて、今ではこのような状態ではないと思いますが、担当者が変わる、縦割り組織の弊害のようなことは民間企業でも起こりうることです。

行政の批判をする前に自分の行動を見直したほうが良さそうです。








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