熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

袋詰め国?

2015-04-30 19:56:31 | Weblog
100円ショップでバターピーナッツを買おうとして原産国を見ると、「中国」とありました。

180gで100円なので、やはり中国産と納得しながら原産国表示の下の注意書きを見ると「日本国内で袋詰めしています」の表示。

これって、袋詰め国表示。

あまり見たことのない表示ですが、この表示をするとしないとでは売れ行きが異なるのかな〜?。

「原産国中国、袋詰め中国」より「原産国中国、袋詰め日本」の方が少しは印象が良いのか。

面白いことを考えましたね。







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JASRAC

2015-04-30 08:58:23 | Weblog
テレビやラジオで使われる楽曲の著作権管理事業を巡り、日本音楽著作権協会(JASRAC)の契約方法が独占禁止法違反(私的独占)にあたるかどうかが争われた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は28日、独禁法違反ではないとした公正取引委員会の審決を取り消す判決を言い渡しました。

「他事業者の参入を排除している」とした一審・東京高裁の判断が確定したことになります。

公取委は2009年、独禁法違反にあたるとして排除措置命令を出していましたが、JASRACの不服申し立てを認め、12年に命令を取り消す審決をしたため、競合する著作権管理会社イーライセンスが審決を不服として提訴していたものです。

これで、公取委は改めて、JASRACが放送事業者と結んでいる包括契約について、独禁法違反の他要件を満たすかどうか審判をやり直すことになり、JASRACにとっては厳しいものになりそうです。

JASRACは、テレビ・ラジオ局が放送事業収入の1.5%を支払えば約300万件の管理楽曲を自由に使える包括契約を採用していて、放送向け音楽の著作権管理事業をほぼ独占している状態でしたが、このビジネスモデルの見直しが迫られています。

JASRACのビジネスについいては、著作権研究者の間でも評判が良くなく、公然と批判する学者・研究者も多いのですが、潤沢な資金にものを言わせて寄附講座を積極的に設けている関係からか、内心不満を持っていても公に批判できない環境にあることも事実ですね。

最高裁の判決を密かに喜んでいる学者・研究者も多いでしょうね。

これを機会に、JASRACもどこかの国の首相や官房長官のような上から目線の対応を改めてみたらどうでしょうか。






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