熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

国会軽視は民主主義の危機

2016-06-06 20:43:00 | Weblog
消費増税再延期発表で大きな問題点が。

約束違反、財政危機等がいろいろなところで話題になっていますが、今回の再延期発表で最も

問題なのは、安倍政権の国会軽視ではないでしょうか。

これは民主主義の危機です。

国会の委員会で、「消費増税は予定通り実施する」と最後まで主張していた安倍首相が、国会

が閉幕するやいなや「新しい判断で消費増税は再延期する」と手の平を返した発表をしまし

た。

本来ならば、増税再延期につて国会の委員会で野党質問を受けて、経済政策の継続の是非を参

議院選挙で問うというのなら分かるのですが、国会で何も議論しないで直接国民の信を問うと

いうのは、明らかに国会軽視です。

BSの番組の与野党討論で、野党の議員が「安倍政権は、国会軽視だ。国会で説明して、議論を

尽くした後に、選挙で国民の信を問うのなら分かるのだが、国会では消費税を予定通り上げる

といっておきながら閉幕したら増税は再延期すると発表して選挙で信を問うというのは、国会

軽視、国会議員はなめられている。与党も野党もなく、もっと怒らなければいけない」と批判

していました。

出席していた自民党の議員も苦虫をかみつぶしたような顔で、「選挙の後で説明する」と苦し

いい言い訳。

この自民党議員もおかしいと思っているのですが、表立って反対できないらしい。

これでは、独裁政治で国会は不要です。

参議院不要論が出ていますが、今回の事態を考えると、衆議院も不要ですね。

国会議員の皆さんは、もっと危機感を持ってほしい。

自分たちの存在価値が否定されていることを理解しないといけない。

次の参議院選挙は、独裁政治を続けるのか、民主主義を取り戻すのかの戦いになりますね。







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