熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

トヨタよお前もか

2019-05-13 21:25:41 | Weblog
日本自動車工業会・豊田章男会長が「なかなか終身雇用を守っていくというのは難しい局面に入ってきたのではないかと」述べたそうです。

トヨタの豊田社長は業界団体のトップとして、終身雇用について「雇用を続けている企業にインセンティブがあまりない」などと述べ、今のままでは継続は難しいとの認識を示しました。

一方、中途や派遣の社員が増えているとして、「やりがいのある仕事に就けるチャンスは広がっている」と述べています。

終身雇用を巡っては、経団連の中西宏明会長も「終身雇用なんてもう守れないと思っている」と発言しています。

これって企業側の論理ですよね。

私は、終身雇用が保証されている状態が従業員が安心して働けて良い結果が生ずると考えているのですが。

終身雇用が保証されると、それに甘えて怠ける従業員が出てくるという人がいますが、確かにそういう人もいます。

それでも、怠ける人は少なく2割程度(良く言われているように、2割のエースと2割のダメな人、6割の平凡な人)ではないでしょうか。

私の企業勤務時代の経験でも、終身雇用が保証されている状態だと「我が社」意識が強く働き、企業のことを第一に考えて良いアイデアを生み出していましたね。

古き良き時代の方が良いと思うのですが。







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