熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

首里城公園

2010-02-17 18:39:29 | Weblog
沖縄4日目は、ホテル近くの図書館がお休みのため、一日観光です。

昨年も観光に行った首里城公園に琉球舞踊を見に行きました。

ホテルの最寄り駅「美栄橋」からゆいレールに乗って首里駅へ向かいます。




首里城以外にも、ゆいレールを利用して観光するので、お得な一日乗車券(600円)を購入しました。




首里城に到着して、裏門から首里城公園に入り、歌会門まで散歩です。





裏門からのルートは初めてですが、観光客が少なく、ゆっくり散策を楽しめました。







歌会門から琉球舞踊の会場へ。
首里城公園は花祭りのため、花壇が綺麗に手入れされていました。




琉球舞踊が始まりました。
40分間に6曲の演目です。








琉球舞踊は、ゆっくりとしたリズムの曲に合わせるかのように、優雅で静かな踊りです。


琉球舞踊をたっぷり楽しんだらお腹が空いてきたので、首里駅から二駅先の食堂「わらび」で昼食です。

そば定食を頼みました。



沖縄そば、大東寿司、ミミガーと大根のサラダ、大根切干の煮物と盛り沢山です。


昼食後に、ゆいレールで「おもろまち駅」まで移動して、DFSを少々見学し、その後、沖縄県立博物館・美術館見学です。

沖縄県立博物館・美術館は、同じ建物の中にありますが、その建物は新しく豪華です。




建物の前庭に、沖縄の古民家が再築されています。




沖縄博物館は、常設展示が素晴らしい。
ここを見学するだけで、沖縄の歴史・風俗・習慣・動植物等の沖縄を理解するのに十分すぎる展示がされており、映像も分かりやすく素晴らしいものです。

那覇を訪れることがありましたら、是非一度見学したら如何でしょうか。

一日中歩き回って疲労困憊のため、夕食は新都心のスーパーで購入した、パンと蜜たっぷりの焼き芋、ヨーグルトで済ませました。



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沖縄3日目

2010-02-16 19:42:14 | Weblog
沖縄3日目の午前中は、ホテル近くの図書館で司法試験の受験勉強です。
昨日は、午前中泊港散策、午後受験勉強でしたが、今日は洗濯の都合上逆にしました。

私は午前中勉強、妻はホテルのコインランドリーで洗濯です(申し訳ありません)。

午前中約2時間勉強して、泊港へ運動を兼ねて昼食に出かけました。

昨日は、まぐろ食堂で昼食をとりましたが、本日は、港の魚市場でご飯、マグロ、イカとマグロの天ぷら、マグロのコロッケ、味噌汁1杯をそれぞれ買って、市場内のテーブルで食事をとりました。



写真には味噌汁が映っていませんが、マグロのダシが良く出ている味噌汁で絶品の旨さでした。

このボリュームたっぷりの食事が2人前で1000円のお安さ。
マグロも新鮮で美味しく、天ぷら、コロッケの味も絶品です。

本当に美味しく、お安い昼食でした。

沖縄に長期間滞在した場合、泊港で魚を買って、コンドミニアムで食事をとるというパターンが良いかもしれません。

泊港で昼食を済ませ、国際通り、公設市場内を散策しました。
沖縄らしい食べ物が数多くあり、見ているだけで楽しくなります。
沖縄のお土産リストを作成してホテルへ帰りました。

夕食は「沖縄そば」にしようかなと考えていましたが、昼食の量が多く、全部食べきれずに持ち帰ったので、残り物と市場で買ったガーリックラスクで夕食に代えました。

経済的な一日でした。




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沖縄の昼と夜

2010-02-15 21:34:58 | Weblog
沖縄2日目は、午前中に泊港散策に出かけました。

ホテルから徒歩で25分程の距離にあり、往復50分はウォーキングに丁度良い時間です。







泊港は漁船で賑わっていました。
今回の沖縄の天気は変わり易く、晴・曇・雨が交互に訪れます。
南国特有の天気ですね。


漁港らしく船が飾ってありました。





お昼近くになりお腹が空いてきたので、泊港の「まぐろ食堂」で昼食です。




まぐろの中落ち丼、650円の安さです。





昼食後に、私はホテル近くの図書館で司法試験の受験勉強、妻は国際通り散策と、別行動になりました。

短答試験勉強の追い込みの時なので、沖縄旅行と言っても受験勉強の時間を割かないわけにはいきません。

3時間程勉強してホテルに戻り、しばらくノンビリしてから国際通りに出かけました。

夕食は、島唄ライブを聴きながら沖縄の雰囲気にどっぷりつかりました。




沖縄民謡と島唄・はいさいオジサン等の良く知られた歌で盛り上がりました。

いや~、沖縄はいいな~。



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JALが変わった

2010-02-14 23:20:33 | Weblog
花粉症と寒さから逃げるために沖縄に来ています。

昨年の2月下旬に沖縄に5日間滞在したときに、花粉症の症状が全く出ず、暖かい(というよりも昨年は25℃以上の夏日で暑かったのですが)快適な日を過ごしたので、今年は少し滞在期間を延ばすことにしました。

羽田空港発13時30分のJAL便ということで、羽田空港内で昼食をとることにしました。
何でも羽田カレーが評判ということなので、低価格のカレー店を探しました。



羽田カレー、580円というリーズナブルなお値段です。
ボリュームもあり、味も結構いけるので、お勧めです。

昨年もそうでしたが、JALのフライトマイレージを利用して、妻と二人で無料チケットでの沖縄旅行です。

ちょっと贅沢して「クラスJ」にランクアップ。
飛行の途中で、飲み物サービス。
フライトアテンダントの女性が、「○○様、お飲み物はいかがですか」。

過去に、飛行機で名前を呼ばれたことがなかったので、驚きましたが、気持ちが良くなったのも事実です。
これは嬉しいサービスです。

JALは、公的資金投入で厳しい状況が続きますが、新聞雑誌の提供等の物のサービスを無くすることでコスト低減を図り、乗客への笑顔のサービス、名前で呼びかける等の心配りのサービス(心のサービス)で、顧客満足度を向上させることが出来ると思います。

私が搭乗したJAL沖縄便のフライトアテンダントは、「名前で呼びかける」だけでなく、乗客への気配りが素晴らしいと感じました。
JALは確実に良い方へ変わっていると、実感しました。

フライトアテンダントの女性が、草野満代さんに良く似た美人であることも、好印象を持ったことの一因であることは間違いありませんが。

JALのサービスに満足していると、もう那覇空港です。


沖縄国際洋欄博覧会の欄の花の飾りつけが出迎えてくれました。




これから9日間、ノンビリ、楽しく滞在しましょう。




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冬季オリンピック

2010-02-13 23:17:07 | Weblog
第21回冬季オリンピック競技バンクーバー大会は、日本時間13日午前11時からの開会式で開幕しました。

1988年カルガリー大会以来、22年ぶりにカナダで開催される五輪では、史上最多の82の国と地域から選手約2600人が参加し、28日まで熱戦を繰り広げます。

冬季オリンピックは、夏季オリンピックと比べて関心の度合いが今一つ低いですね。
私も、北京オリンピックのときは、相当興奮してテレビで競技を見ていましたが、今回のバンクーバーオリンピックは、開催地が遠いためか、競技種目が馴染みが薄いためか、今一つ盛り上がりません。

バンクーバーオリンピックのテーマは、「先住民との融合」ということで、民族紛争が絶えない現状を打開するのに相応しいものです。

また、大会の準備段階から炭素排出量の削減に取り組むなど、地球温暖化などの環境問題を打ち出した五輪ともなっています。

バンクーバーオリンピックは、競技観戦を楽しむとともに、「他民族との融合」「地球環境問題」を考える良い機会にしたいと思います。

個人的には、浅田真央さんを応援していますが、プレッシャーを与えるといけないので、密かに声援を送ることにします。



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無人島落札

2010-02-12 23:45:12 | Weblog
広島県呉市沖の瀬戸内海に浮かぶ国有の無人島の一般競争入札が9日、中国財務局呉出張所(呉市)で行われ、1回目の入札で1億1万円を提示した法人が落札したそうです。

無人島は呉市音戸町の約1キロ西の通称「三ツ子島」で、南北2島のうち、国が所有する北側の小島(外周約580メートル、面積約7600平方メートル)が売却対象です。

戦前の海軍病院施設の遺構がある以外は樹木や雑草に覆われ、着岸設備もなく、瀬戸内海国立公園内にあり、埋め立てや桟橋の建設などには規制がかかるという厳しい条件付きの島です。

この厳しい条件が付く無人島の落札に、全国から約100件の問い合わせがあったそうで、皆さん夢を買いたいのですね。

無人島のオーナーというのが、格好いいという人もいました。

それにしても1億円を越す落札額。

一体、どのように利用するのでしょうか。

今後の展開が楽しみです。






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知財価値評価

2010-02-11 22:57:04 | Weblog
弁理士会と公認会計士協会との合同研修「知的財産の評価」に参加してきました。

会場は、市ヶ谷の公認会計士会館ホールです。

研修題目は、
①「国際会計基準(IFRS)と知的財産(無形資産)の評価
-IFRSにおける無形資産の評価範囲、評価等の基本的な考え方を中心に-」
②「中小企業のための知的資産経営における知的資産経営報告書作成支援
者としての弁理士・公認会計士の役割」
です。

研修内容が、公認会計士寄りのためか、弁理士会からの参加者が少ないようです。

研修内容は、弁理士のコアスキルではなく周辺スキルですが、知財コンサルティングには必要な知識なので、この種の研修には積極的に参加するようにしています。

私は、一応経済学部も卒業しているので、経済学の基礎知識はあります。
国際会計基準の概略、知的資産経営報告書作成のポイントが理解でき、収穫の多い研修でした。

講義資料が充実しており、講師の説明も丁寧で分かりやすく、講師を務めることがある私にとって大変参考になりました。

付録資料として、経済産業省知的財産政策室が作成した「知的資産経営評価融資の秘訣」が含まれていました。
この資料は、以前から入手したかった資料だったので、大助かりです。

公認会計士協会が主催、共催する研修会は、資料が充実していて参加するメリットが大きいですね。

公認会計士協会が主催、共催する研修はお勧めです。




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知財力

2010-02-10 20:41:22 | Weblog
日本知的財産仲裁センター主催のシンポジウム「知財・事業適合性評価の展望」に参加しました。

会場は、弁護士会館2階講堂「クレオ」です。

経済産業省室長の基調講演「知的資産経営の推進」に続いて、「知財経営と知財・事業適合性評価の必要性」の講演、パネルディスカッションがありました。

基調講演は、全体像を理解するのには良かったと思います。
パネルディスカッションは、金融機関・大企業・中小企業・データバンクの方々が各々の企業の現状と課題について説明されたので、実情を知る意味ではなかなか良い試みでしたが、惜しむらくは、時間が少ないために具体的な議論に入れなかった点ことです。

「知財経営と知財・事業適合性評価の必要性」の講演は、何度か聞いたことがある内容ですが、講演者の実績という裏付けがあるためか、かなり説得力のある講演でした。

講演の冒頭で、講師が、「企業の知財部門で日常行われているものを説明するので、特に目新しいものはありません」とお話していましたが、確かにその通りです。
しかし、この日常行われている内容を正確に理解して実践している人が極めて少ないのも事実です。
知財コンサルティングが商売になるのもそのためですね。

この講師が、「事業戦略は技術力と知財力とで構成され、競争力は技術力で、持続力は知財力で実現する」と説明していましたが、まったくその通りです。
私の考えとピッタリ一致しています。
実務経験豊富な人の意見は違いますね。

最近の知財に関する講演を聞いていると、「知財は万能である」というような勇ましい内容が多いのですが、企業で実務を経験していた私には、かなりズレテいる内容かなというのが正直な感想です。

企業の商品・技術を他の企業の商品・技術と差別化するのは、技術力であり、知財力は、その差別化された状態を持続することに意味があると思います。
つまり知財力は、サポーター的役割であると言えます(準主役かもしれませんが)。

実務家の意見がもう少し注目されると良いのですが。




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春が来た?

2010-02-09 20:07:19 | Weblog
今日は忙しい一日でした。

司法試験の願書提出、弁護士会館での研修、公認会計士会館での研修と、時間に追われた一日でした。

先ず、午前中に司法試験の願書提出に法務省に出かけました。

弁理士試験のときも特許庁に直接願書を持参していましたが、司法試験の願書提出も同様に法務省に出向いて行っています。

形式的なチェックを受けて受理されたことを確認して、安心できるのがメリットですかね。

それにしても今日は暖かい一日でした。
まるで春が来たみたいなポカポカ陽気でした。

願書を提出して、午後一番の研修まで時間が少々あるので、弁護士会館近くの日比谷公園を散策することにしました。




暖かくなってくると噴水も涼しげでいいですね。





鶴の形をした噴水もあります。



ポカポカ陽気につられてか、梅の花も咲いていました。





ほんとうに長閑な時間を過ごしました。


研修の内容は、また後日、報告します。



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果因

2010-02-08 18:18:03 | Weblog
「果因」この言葉は、私が企業の研究所に勤務していたときに、技術部門の最高責任者の方から教えていただいた言葉です。

「果因」とは、「因果」の反対語です。

「因果」は、一般的に用いられている言葉で、因果関係のことです。
すなわち、研究遂行に際して、研究者は問題点を改善するために、仮説を設定し、検証することによりこの仮説の正しさを明らかにします。

つまり、仮説設定⇒検証のプロセスを重視する考え方です。

これに対して、「果因」は、問題点を改善するために、結果、つまり現象を徹底的に分析して、この結果分析から原因を導くことにあります。

つまり、結果分析⇒原因究明のプロセスを重視する考え方です。

私を含む多くの研究者は、当時、「因果」の考え方で研究を遂行していました。
仮説設定⇒検証のプロセスが一般的であり、特に疑問を持たずに研究していたこと、このプロセスの方が研究者らしくスマートに見えたのかもしれません。

このプロセスの欠点は、自分の設定した仮説に都合のよいデータを重視する傾向が強くなることです。
つまり、都合の悪いデータは採用せず、都合の良いデータのみ採用すれば仮説が検証されることが多くなり、研究の成果(主に論文ですが)が得られやすくなります。

このような欠点のある考え方に多くの研究者が捉えられていることに、当時の技術部門の最高責任者が気づいて、その考え方を変えようとしたものと思われます。

この「果因」という考え方は、私にとって衝撃的なもので、まさに「目から鱗が落ちる」ような体験をしたことを鮮明に記憶しています。

それ以降、研究のプロセスを「果因」に変更し、正しい結論を導くことができるようになりました。

この「果因」の考え方は、知財部門へ異動した後も知財戦略立案、発明創出等に数多く応用しました。

例えば、発明を創出する場合、企業のビジネスにとって最も重要な収益源となるものについて、特許権を獲得するための発明を創出する(特許権の活用という結果に役立つ発明を創出する)、つまり、結果から原因に遡るというプロセスが採用できるということです。

この「果因」の考え方を知財活動の多くに活用できるようにしたいと考えています。



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