常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

鍛える

2017年06月23日 | 日記


久しぶりに千歳山に登る。足の筋肉の衰えを防ぐことを目的にしている。あわよくば、この季節登山道で出会うヒメサユリを期待したが、残念ながらもう花が終わったのか、ひとつも見つけることができなかった。多分、半年以上も行ってないのだろうが、いつも出会う顔ぶれは同じであった。20人ほど会ったうち、半数が顔なじみの人たちである。自分とは違って、毎日登っている人たちだろう。その歩き方、目の光、笑顔など、随分以前に比べても変わりがない。これだけで山歩きを継続すれば、若さを保つことができる証しとなるだろう。

人は足から衰えると言われている。それ以前にあるのが心の問題である。昨年は散歩の延長に、千歳山を登ることは意識せずに登っていたが、もう今年は心を強く持たなければ、ただの散歩に終わってしまう。心のどこかに、きついことはやりたくない、という気持ちが住み着いている。結果として足が衰え、次第に山登りというきつい行為から遠ざかりつつある。「筋肉に引退なし」と、中高年からの筋肉生活を勧めているのは、理学療法士の田中尚喜さんである。70代になると、アイソメトリックのメニューを勧めている。

例えば、指を組んで左右に引っ張る運動、揺れる電車のなかで足を踏ん張る動き、など筋肉の長さを変えない筋肉収縮させる動作を紹介している。関節への過度なストレスを回避することで、膝の関節痛を起きにくくする。7月には、白馬三山への山行を計画している。この先何年、若い人たちに混じって山歩きが続けられるか。先のことはともかく、目先の計画を一つ一つこなしていくことを続ける。
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