今日は平年並みの気温だったが、散歩道で萩の花が散り、金木犀が道を金色に染めていた。気の早い桜がもう葉を落とし始めている。あれほど盛んに咲いていた曼珠沙華も、花の終りを告げている。この頃気づいているのは、南の方に住んでいる方の花だよりの時期にあまり差がなくなった。台風が妙な動きをして、日本列島に秋が深まったということか。
三日月やこの頃萩の咲きこぼれ 河東碧梧桐
ベランダのアサガオの蔓を刈った。来年まで、アサガオともお別れである。朝起きから始まる一日をせかせるものは秋。高い山にはもう冬の便りが届き始めた。