暑い秋の日が続く。山行から3日目で、足が軽くなった。睡眠もしっかりとれて、スマートウォッチの睡眠指数は、3日続けて79だ。朝の涼しいうちに、散歩をすると快適だ。今日、散歩道で初めての花を見つけた。尖った剣のうような葉の先に、1mもある花茎が伸び、白い花を咲かせている。見たことのない花だ。思わずカメラに収めて、スマホで検索してみた。葉の形、花のつきかた、どちらを見てもアツバキミガヨランであるらしい。アメリカのカリフォルニア付近の原産で、リュウゼツランの仲間であるらしい。
花の説明を見ていくと、この花は20年に一度咲くとある。リュウゼツランは50年に一度、とにかく珍しい花であるらしい。ある植物園のブログには、この花が咲いたのを大事件と表現している。一方で園芸店にこの花の苗が販売されており、2000円ほどの安価の値段が付き、栽培方法などの記載もある。ただ、自分にとっては初めての花で、20年に一度の花を見たということを喜びたい。
歳時記をひも解くと、英語名でユッカが出ている。「北アメリカ原産の君代蘭、糸蘭を指してユッカと言っている。関東以南では戸外で越冬できるので、庭や公園に植えられているが、異国情緒のただよう明るい感じする」という説明が載っている。
ユッカ高し背高き乙女より高し 赤城さかえ