17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。
2月22日は、2が並ぶねこの日。
テレビでも猫の特番があったり
お店でも猫グッズが並ぶところもあり
ついつい、みいみのことを思い出す。

先日、大阪の友人の猫ちゃんが亡くなりました。
同じブリーダーさんの子で、みいみの弟分だけに
とても他人事とは思えなくて、
つい辛く苦しく悲しかった日々を思い出す。
でも夫婦で最期もちゃんと看取れたそうだし
他にも飼っている猫ちゃんがいるから、
それがきっと彼女の救いになってくれるはず。
かく言う私もまだペットロスから抜けられず
今もみいみのすべてが恋しくてたまらないけど
今猫を飼っている方々の幸せが一日も長く続き、
少しでも多くの猫が愛され、可愛がられるよう
そっとそっと祈っています。
先日、京都で会社勤めしていた頃の
懐かしい友人と再会しました。
彼女に会うのは、実に33年ぶり。
彼女は結婚後、転勤族で関西を離れたから
年一度の年賀状のやりとりだけで
もう二度と会えないと思っていたのに。

彼女も昨年、ご主人の定年を機に
たまたま隣町に越してきたことを知り、
連絡してみたら、車を飛ばして
私の街まで会いに来てくれました。
33年の会えなかった年月など
なかったかのような懐かしい笑顔で。

聞けば、育児や転勤や介護のことなど
私には出来そうにない苦労の数々だったのに
彼女のおっとりした微笑は変わらないまま。
お互いの33年を埋めるように、
つい5時間もしゃべってしまいました。
無意味な社会儀礼のように言われるけど
年賀状だけのかすかな繋がりのおかげで
また一人、大切な友人とのつながりを
こうして取り戻すことが出来ました。
人生ってこういうことがあるから面白いし、
宝箱みたいだとつくづく思うのでした。
間もなく仕事を辞めて丸2年。
毎日何してるのと聞かれることもあるけど
なんだかんだ、バタバタしていて
なぜか退屈することはないかも。
それでも時間を見つけては
夫婦でお茶や食事に出かけています。

先日、まだ雪の残る寒い日に出かけたのは
本物の暖炉がある森の中のカフェ。
暖炉の炎はどれだけ見てても飽きない。
暖炉がある暮らしって憧れるなあ。
頂いたのはボリュームのあるデザート。

そりゃ、いくらジムに通っても
体脂肪率が減らないわけだよね。
でも甘いものの誘惑には勝てない。

また別の晴れた日に出かけたのは
テラス席のある眺めのいいカフェ。
こちらのオーナーは家がご近所で
夫人はジム友でもあるのだけれど。

ランチの後にはケーキまで頂いて
順調に脂肪を貯めこむばかりだけれど
こうした何気ない時間を大切にすることが
今のわたしの日々のささやかな幸せです。
今年90歳になる義母は
これまで隣町で一人暮らし。
車も運転していたのだけれど
色々なことが覚束なくなってきて
ご近所に迷惑をかけたことも何度か。
いろいろ相談し、見学を重ねて、
やっと本人も気に入るところが見つかり
老人ホームに入居して頂きました。

広々とした開放的なラウンジに
ゆったりした、きれいな個室。
3度の食事に加えて3時のおやつと
週2度の入浴と週2度の足湯。
家族の許可さえあれば外出も外泊も自由。
最初は乗り気でなかったお義母さんも
今のところはご満足のようす。
出来れば私の両親もこんな施設で
最期を迎えさせてやりたかったなあ。
残念ながら2人とも病気だったし、
経済的にも無理だったのだけれど。
そして遠からず来る自分たちの老後。
今後どこでどのように迎えたいか、
話し合いを続けることになりそうです。