ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

心地よい距離

2019年09月21日 20時12分00秒 | 社会
幾つになっても難しいのが
人間関係というもの。
大半は距離の取り方の失敗。
必要以上に踏み込んだり、
期待したり、思い込んだり。
その結果、勝手に傷ついたり
がっかりしたり、疲れたり。

美輪明宏さんがよく言う、
「腹六分目の人付き合い」が
たぶん一番いいんだろうな。
踏み込みすぎず、期待しすぎず
近づきすぎず、離れすぎず。
必要な時に助けられる程度の
互いに心地よい距離を保って。



心地よい距離は相手によるから
あくまでケースバイケース。
人によっては会わないことが
ベストな距離感ということもある。
残念ながら、そういうこともある。

若いころは距離を縮めることに
エネルギーを使ってしんどかったけど
年を取るにつれて徐々に開放されて
互いの間にある距離の心地よさも
分かるようになってきたみたい。

「社交的」と言われがちな私にも
人付き合いを苦手に思う一面も。
そんな一面を否定するのをやめて
受け入れられるようになったことも
楽になった一因のような気がします。
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聲の形

2019年08月24日 11時19分00秒 | 社会
息苦しいほどの暑さの盛りも過ぎ、
朝晩が過ごしやすくなってきました。
夏の終わりはほっとする反面、
少し物悲しいような、寂しいような。

京アニの「聲の形」を観ました。
高校時代に毎日通っていた街が
あんなに美しい街だったことに
作品を通じて気づかせてもらえて。

(「聲の形」の最後にも花火が)

物語自体は思春期の生きづらさや
友情や恋などの人間関係の戸惑いが
繊細に、ていねいに描かれていて
あの頃の心の揺らぎが胸によみがえる。
自分を誰かにシンクロしながら見るには
もう年を取り過ぎてしまったけれど。

(これは淀川花火大会の花火)

あの痛ましい事件から1カ月が過ぎて
改めてこみ上げる怒りとやるせない思い。
こんな繊細な作品を作り出す人々が
なぜ標的にされなければならなかったのか。
事件の真相が明らかにされると同時に
少しでも早く被害者の方々が回復され、
また美しい作品を作られることを
ささやかながら願ってやみません。
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京アニ事件に思う

2019年08月05日 20時42分00秒 | 社会

京都アニメーションの事件から
3週間近く経とうとしているけど
私の中では消化できないことが
まだいっぱい残ったまま。
あんな恐ろしい事件に対する
心の震えもまだ止まらなくて。



11名の犠牲者の実名報道も
果たして本当に必要だったのか。
遺族が望むのでない限りは
匿名のまま、そっとしてあげてと
心から心から祈っています。




私はアニメ世代ではないし、
京アニのことも知らなかったけど、
せめて彼らの作品のいくつかを
今さらながらだけど見てみよう。
それが今、わずかな寄付のほかに
私が出来ることだと思うのです。

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夏の楽しみ

2019年07月30日 21時22分00秒 | 社会
この週末は近所の商店街の夏祭り。
駅前の商店街が歩行者天国になって
それぞれのお店が露店を出して。
学校は夏休みだし、お天気も良く、
親子連れもいっぱい来ていました。



風船釣りやくじびきなどのアトラクション、
ビールやお好み焼きなどの飲食店、
それにジャズバンドのライブ演奏も。
地元のバンドなのか、プロなのか、
素人にはじゅうぶん楽しめました。



お稲荷さんの小さな祠の前では
女学生さんたちのアンサンブル。
お稲荷さんも喜んだことでしょう。



いきなりの暑さで体は大変だけど
各地でこうしたローカルな催しもあって
「夏休み感」を味わえる季節。
小さな商店街もイキイキと活気に満ちて
そこにいる誰もが幸せそうで、
なんだか自分まで嬉しくなる。
夏の魔法なのかもしれません。
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「令和」に思う

2019年04月10日 20時58分00秒 | 社会
新しい元号が「令和」に決まった時
「レイ」で始まる元号を予想していた、
わたしは職場で小さくガッツポーズ。
単なる直感に過ぎなかったんだけど。



この話をフランス人の知人としてたら、
海外での発音は色々厄介らしい。
フランスではRは息が抜けるから
「ヘイワ」のように発音されるし
ドイツでは「ライワ」になってしまう。
英語では"railway"と聞こえるとの声も。



元号を外国語にすることはあまりないから
まあそれも良しとしておきましょう。
レイワだろうと、ヘイワだろうと
ライワだろうと、レールウェイだろうと
戦争がなく、災害も少ない時代となれば
それ以上に望むことはないのだから。
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