ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

愛の放射線

2015年04月12日 18時41分00秒 | ねこ
犬や猫の行動学に造詣が深い獣医師、
ジョエル・ドゥハッス氏の名著、
猫、この知られざるもの-心理と神秘」は
わたしの愛読書のひとつ。
先日も読み返していたら、
こんなフレーズを見つけました。



「猫が無反応にじっとしていると思うのは
幻想にすぎません。実際には、
猫はあなたの感情の振動にあわせて
共鳴しているのです。(中略)
猫は静かに愛の放射線をなげかけながら
付き添いをする、
少しも邪魔をしないで一緒にいる、
それは自己犠牲と献身に
他ならないと言えましょう。」

先日も体調を崩して寝ていたら
ベッドの上で、見守るように
ずっと添い寝してくれていた。
ヒーターマットを導入してからは
私のベッドでは寝なくなっていたのに。

自己犠牲や献身かは分からないけど
わたしに何らかの共鳴をしながら
そっと寄り添ってくれるのは確か。
そしてそんなみみにゃんから
確かに「愛の放射線」を感じながら
眠るのはとてもしあわせでした。
コメント (2)
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