わたしの両親は共に7月に他界しているので
薬師寺の盂蘭盆会の卒塔婆供養を申し込み、
そしてお墓参りに行って来ました。
お墓参りに行く時はなぜかいつも雨。
途中、結構土砂降りだったけど
お参りの時には小雨になってくれて。
お花と母の好きな果物とお菓子、
父の好きなキリンビールを供え、
携帯でお経を流して、合掌。
甘い匂いがすると思ったら
近くに花を咲かせたシナノキ。
今まで気づかなかったけど、
この香りが両親にも届いていますように。
そして命日が近くなると思い出すのが
樋口了一さんという方の歌、
「手紙~親愛なる子供たちへ~」。
生前母が「娘らにも聴いてほしい」と
何度か言っていた曲だけど、
聞くたびに嗚咽をこらえきれなくなる。
後悔と感謝とがごちゃまぜになって
何度聞いても、涙がこぼれるけれど
7月が来るたびにこの曲を聴いて、
亡き父母を偲ぼうと思います。