3月11日、京都は、晴天。テレビでは、連日「東日本大震災』関連の報道がされる中、京都では、初のフルマラソンが開催されました。
朝、8時30分、京都西部にある「西京極総合運動公園」をスタート。いよいよマラソンの始まりです。
「もうすぐ、スタートだね…」とミモロは、テレビにかじりつきます。
レースが始まる前に、参加者および関係者全員で、「東日本大震災の追悼」の黙祷が行われました。
今回は、16年間続いた「京都ハーフマラソン」から、フルマラソンになった記念の年に。
約1万5000人のランナーが都大路を駆け抜けます。
コースは、仁和寺、龍安寺、金閣寺、上賀茂神社、下鴨神社、銀閣寺などの世界遺産をめぐり、ゴールの平安神宮を目指します。
「そろそろ見に行ってみよう…」と岡崎に住むミモロは、ゴールの平安神宮へ。10時30分頃到着。
すでに車は完全に遮断され、神宮道は通行止め。
選手を応援するために、ミモロは、張り切ってハチマキ姿で。
すでに、ゴール付近は、大勢の人が。ミモロも一緒に選手が来るのを待つことに。
「まだかなぁー待ちくたびれちゃったー」スタートから2時間半近くになっても、選手の姿は見えません。
初めてのフルマラソンのため、有力選手のエントリーはなく、実力ある市民ランナーがレースを引っ張ります。
ミモロの待っているのは、42キロ付近。
「京都マラソン」には、大勢のボランティアの方々も参加して、レースの安全の保持と迅速な運営を担っています。
ほどなく次々に選手がやってきました。
柵から身を乗り出して、「ガンバレー!」と大きな声で応援を。
「もっと大きな声で応援できますよー」とそばで声援を送る方が。
「走ろう、都大路 東日本に心を寄せて!」と書かれたメガホンを貸してくれました。
ミモロは、いっそう大きな声で、そしてメガホンの文字のように、選手だけでなく、東日本の被災者のみなさんへ心を込めて、「ガンバレー!」と応援します。
「会社の同僚が走っているんで、応援を…」と、いらした皆さんと一緒にミモロも…。
次々に到着するランナー。
男子1位は、長野のランナーで2時間26分台 女子は、兵庫のランナーの2時間48分台でした。
他にも市民ランナー憧れの3時間切りをした選手も多数。
ミモロは、応援しながら、トコトコと京都市動物園方向へ。
「動物園やってるーあれ?」とそばの看板に目を…。
「着物で来ると無料なんだー。今度、着物着て来よう…」と。
午後2時を過ぎても、応援の人は、減らず。「おかえりなさいー」とのゴールアナウンスが周辺に響きます。
ミモロも、一生懸命、応援を…。
「やり遂げるって、素敵だねぇ」完走したランナーは、それぞれに満足そうな笑顔を浮かべています。
「来年、エントリーしてみようかなぁ?」え?本気?
「ちょっと言ってみただけ…」と言いながらも、ミモロの目がキラリ…。
ゴール付近では、チアリーダーの応援なども。
6時間を限度とする「京都マラソン」。夕方16時には、すべての交通規制も解除され、平安神宮周辺は、いつも週末の夕暮れへと戻りました。
*「京都マラソン」の詳しい情報は、ホームページから…。
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