ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ついに満開!京都の梅の名所「城南宮」の「源氏物語 花の庭」。山を彩る枝垂れ梅の美しさ

2012-03-22 | 自然

今年の京都は、梅の開花が遅く、やっと今週から盛りを迎え始めました。
「うーやっと梅の花が見られる…」とミモロは、いそいそと「城南宮」に出かけました。


例年の梅の開花に従って、以前、訪れた時は、ほとんど咲いてなくて、がっかりしたミモロです。
「今度は、絶対大丈夫!」と自信を持って訪れました。

到着したミモロは、まず、お清めをして、参拝を。

なかなか律儀なミモロです。

そもそも「城南宮」は、平安遷都の際、都の南側の守護神として創建。交通の要所であり、風光明媚なこの地に、平安時代末期、白河上皇が壮麗な離宮を造営。その力を誇りました。現在は、旅の安全を守り、また方位除けの神社として、多くの人が訪れています。

この神社には、白河上皇が、「源氏物語」の主人公、光源氏の邸宅である六条院をイメージして造営した美しい神苑があります。「源氏物語」にちなんだ100種ほどの草木が植栽され、四季折々、美しい景色を作っています。

なかでも、春の枝垂れ梅の景色の見事さは、有名!


「わースゴーイ!」神苑に入ったミモロは、思わず。

目の前には、枝を長く垂らした梅が…。

庭の築山をピンクの花が包みます。

ちょっと散り始めた梅が、緑の苔の上にも、ピンクの色を広げて、その美しさは、まさに感動もの。


「梅って、もっと地味な感じだと思ってたぁー。ここのは雅だねぇー」
確かに、梅といえば、冬の厳しい寒さの中に、ひっそりと花をつける凛とした美しさを、思い浮かべますが、ここの枝垂れ梅は、華やかで、春の訪れを高らかに謳っているという感じ。


「なんか枝垂れ桜みたい…」。ちょっと似てるかも…それほど華やかな梅なんです。

また、梅と同時に訪れる人々の目を楽しませてくれるのが、椿。
「キャ!キレイなお花…」

神苑には、梅と美しさを競うように、さまざまな種類の椿が、咲き誇ります。


池の小さな岩にこぼれた椿の花。
「いい雰囲気…」とミモロも思わず立ちどまり、その景色に見惚れます。

白河上皇の美意識を象徴する「城南離宮」の庭。
「昔の人は、スケールが違うねー」と、その雄大さに立ちすくむミモロです。


やっと梅の美しさを存分に楽しむことができたミモロでした。


*「城南宮」京都市伏見区中島鳥羽離宮町7 電話075-623-0846 京都駅より地下鉄・近鉄「竹田駅」徒歩15分 詳しい情報は、ホームページで。




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