京都の大原にあるかばん工房「京鞄士(きょうほうし)」へ、トートバッグづくり体験に訪れたミモロ。
自分の望む大きさのトートバッグの型紙と、それを元に、生地の裁断を行いました。
いよいよ、縫製作業の始まりです。
かばんづくりのプロが使うミシンは、一般のものとは大違い。どんな厚い布でも縫えるミシンです。足元のペダルや、そばのレバーを膝で動かし、さまざまな作業を行います。
お友達も、業務用ミシンは初めて。ドキドキしながら、ゆっくりと縫い進めます。
体の小さなミモロは、足がペダルに届かないので、自分ひとりでは、縫製作業はできません。
村山さんにペダルを踏んでもらい、縫い進める作業を体験することに。
「針より前に、手を出してはいけません。そんなに緊張しなくても大丈夫。もっと楽に作業してくださいね」と、ミモロのあまりに真剣な様子に、村山さん。
その後、ミモロのバッグの縫製は、村山さんにお願いを…。
「わーどんどん縫えてる…すごーい!」プロの技を前に、ただ見惚れるミモロでした。
業務用ミシンの種類は、いろいろあって、作業工程によって、使い分けを。
トートバッグは、まずボディの部分を縫い、次にマチの部分を三角に折り、その上をミシンでおさえます。
取っ手をつけた別の布をボディに縫い付け、縁の部分をさらに縫い付けます。
「ミモロちゃんの持ってきたフェルトの布は、すごく厚くて縫いにくいもの。家庭用ミシンでは、縫えませんねぇー」と。「えーおうちじゃ、ダメだったんだぁー。よかったこういう機会があって…」と、ミモロは、ほっとした様子。
ミモロの目の前で、形になってゆくトートバッグ。
そして、ついにミモロのトートバッグが完成!
「きゃーオシャレなバッグができたー」と大喜び!
「やっぱりオリジナルのバッグって、ステキ!手づくりだよー」と自慢するミモロです。
うー微妙…ミモロの手づくりというより、村山さんの手づくりでは?
「ミモロちゃんも、マチの部分、縫いましたよねー」とやさしい村山さん。
「ハイ、そこだけですけど…」と。でも、オリジナルという部分は、その通り。
お友達も次々に素敵なバッグを完成させ、トートバッグづくり体験は、無事終了。
村山さんをはじめ、工房の川相さん、劉さん、本当にお世話になりました。
すごく楽しい、貴重な体験をありがとうございました。
*京都は、本当に、いろいろなものづくりの工房があって、興味が尽きません。大量生産のバッグは、中国などで作られますが、オリジナル性の高いものなど、少数で上質のものは、国内のかばん専門の工房が、製作する場合が多いそう。
かばん工房「京鞄士」では、オリジナルバッグの製作を希望する方の相談にのってくれます。「こんなバッグが作りたい…」と思われたら、一度ご相談をしてみては?電話075-202-8339
FAX075-744-3061
また、いろいろな工房や工場見学のリポートをお届けします。
観光だけじゃない京都を知っていただければ、幸いです。
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