「京都の正念寺で、お彼岸の法要と説法の会がありますけど…ミモロちゃん興味ある?」と、最近、知り合いになった僧侶の川村妙慶さんにお誘いをいただきました。
「京都では、観光だけでなく、坐禅ができたり、悩みを解決する糸口を教えてくれるお寺があるんだねー」とミモロ。
「ハイ、伺いまーす。ミモロもちょっとご相談したいことがあるんです…」と、お返事して、23日に、正念寺に伺うことに。

「ここだー」と門をくぐり、境内へと進みます。


梅の花が彩りを添える境内。ミモロは、ちょっとドキドキしながら本堂へ。

「あ、ミモロちゃん、よくいらっしゃいました。会えるの楽しみにしてたんですよ…」と妙慶さんが笑顔で迎えてくださいました。

ここ、正念寺は、真宗大谷派のお寺で、


さらに、ご自身のブログでは、「日替わり法話」をアップ。多くの方が心癒されるお話がそこに。
お彼岸のこの日は、まず、お彼岸の法要が御住職により営まれます。

阿弥陀経を、御住職が穏やかで、かつ力強い声で読まれたのち、親鸞聖人の教えを伝える「正信偈(しょうしんげ)」を皆で唱えます。

「漢字がいっぱいで、なにが書いてあるかよくわからないけど…」とミモロは、文字を追うだけで精一杯。

続いて、皆で、妙慶さんの法話を伺います。

今日のテーマは、親鸞聖人の言動録である歎異抄の2章のお話。

生かせていただくことのありがたさ、人間の生、老、病、死という流れに無理に逆らわず、心を定めて、その時を素直に受け入れ、従ってゆくこと。お釈迦様が教えで、生きることの後押しをしてくださり、阿弥陀様がいかなる人をも救ってくださる…だから安心して、他人をよりどころにしないで、また自分ひとりの力で邁進せず、仏法を基本に生きて行けばいいというお話を伺いました。

法話は、今年の秋のお彼岸にも行われるそう。多くの方々が、熱心に耳を傾け、その言葉の中に、ご自身の悩みを解決する糸口を見つけられているようです。時に、涙を流す方の姿に、妙慶さんが伝える言葉の優しさを感じます。
法話の後には、個人的な悩みを御住職や妙慶さんにご相談をする方も。
ミモロも法話の後に本堂に残り、個人的にお話をさせていただきました。
「ミモロちゃんのお悩みはなあに?」とやさしく語りかける妙慶さん。「あのー。ミモロは、もっといろいろな方をお友達になりたいんですけど、どうしたらいいですか?」と。

「そうですね。じっとしていては、ダメですよ。自分から心を開いて、いろいろな人に会いにゆかなくちゃ…今日のお洋服の赤に色はとてもいい感じ。人を元気にするような明るい色のお洋服でお出かけしたらどうでしょうね」と。「フーム…ミモロ、もっとお出かけします。どうもありがとうございました」。

最後に、「どうぞお供物をお持ちください」と御住職のお母様。


「また伺わせていただきます。今日は、ありがとうございました」妙慶さんのアドバイスを噛みしめながら、家路へと向かうミモロでした。
*「正念寺」京都市上京区3丁目451 電話075-431-7603(テレフォン法活) 京都ブライトンホテル北側 妙慶さんの詳しい情報などは、「日替わり法話」で検索をおねがいます。

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