ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

河合神社、美人になるご利益。心と顔、内と外から美しく。女性を守り、幸せへ導く神様

2013-09-05 | パワースポット

「下鴨神社」の清らかな気が流れる雨上がり。ミモロは、静かで、穏やかな時を過ごしています。大木が茂り、雨に濡れた葉や枝から、命の息吹を感じながら歩く「糺の森」。その心地よさに、夏の疲れも癒されます。

大鳥居から、森を出る手前に「河合神社」があります。ここは、ミモロが何度も訪れているところですが、「下鴨神社」にお詣りしたからには、やはり寄らずに帰れない場所。

「だってー。ここは、女性にとって、すごーくご利益がある神社なんだものー」と。女の子のミモロにとっては、参拝必須の場所なのです。

ご祭神は、玉依姫命(たまよりひめのみこと)。

「上賀茂神社」のご祭神、賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)のお母様にあたられる神様です。また、「下鴨神社」のご祭神、賀茂建角身命(かもたけつのみこと)の娘でもあります。

「じゃ、夫は、だれ?」とミモロ。「上賀茂神社」と「下鴨神社」には、息子と父親の神さまはいらっしゃいますが、夫の神さまが祀られていません。

両神社にまつわる賀茂伝説によると、川から流れてきた丹塗矢(にぬりや)に触れて身ごもり、生まれたのが、賀茂別雷命と伝えられます。その矢は、実は神さまだったそうで、その息子は、神様の子というわけです。

「なんかマリアさまとキリストさまの関係と同じよう…」とミモロ。
神さまの家族関係は、なかなか複雑で、その背景には、古代の部族の結びつきがあるようです。

ともかく、言葉を換えれば、玉依姫は、聖母さまなのです。女性を守護するといわれる神様のおひとりとして、全国の社にお祀りされています。

本殿で、真剣にお詣りしたミモロ。なにをお願いしたの?
「あのねー。ミモロに会った人たちが、みんな笑顔になれるように、ミモロを可愛くしてくださいって…」

お詣りを終えたミモロは、そばのご神鏡で、顔をチェック。「可愛くなったかな?」と言いながら、ニコッと微笑みます。そう、その微笑みが大切!顔は、微笑むことで、何倍も美しく見えるようになるのです。

鏡の前には、色白肌になるご利益があるという「御白石」が。

「最近、ちょっと黒くなっちゃったのー。日焼けかなぁ?」と言いながら、これも真剣にさすります。

この石は、肌を白くするという意味と同時に、心を真っ白に、清らかにするという意味が含まれているのです。
「そう、なんだー。お肌は、石鹸で洗おう…」。確かに、その方がミモロには、効果的かも…。

本殿の脇には、絵馬が一面に納められています。
この絵馬は、手鏡の形。
お願い事を書いて、奉納します。自分が美しくなりたいポイントを強調したり、理想とする顔を描くことができます。

「なに描こうかな?お髭描こうかな?」とミモロは、しばし悩んでいるよう。


「あ、美人水だってー」この神社の名物のかりんにちなんだ飲み物です。

きっとビタミンCがたっぷりで、美人になるかもね。のど越しも爽やか。


神社には、「日本第一美麗神」と描かれたちょっとレトロチックなポスターも。

神さまの前で、浮かべた笑顔を忘れないように…時々立ち止まっては、ニーと笑顔を作ります。ミモロ、作り笑いはダメよ。はい、自然にー。

*「河合神社」は、「下鴨神社」の敷地内の南西部分にあります。参拝時間:6:30~17:00



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コメント (3)
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