「ミモロちゃん、美味しいおばんざいのお店があるけど、知ってる?」とお友達に言われたミモロ。「え、おばんざい?」と目を輝かせます。おばんざいとは、京都のおかずのことで、それを大鉢などに盛って、カウンターに並べ、お客さんが好きなものを注文する「おばんざい屋さん」が、京都でよくあります。
お友達がすすめてくれたのは、四条駅から徒歩6分ほどの、高辻通沿いにある「KITCHEN よし田」です。



カウンターの上には、いろいろな種類のおそうざいが、ズラリ。常時十数種類はあるそうです。



「わーいろんなおかずが並んでる、どれも美味しそう…」とミモロは、目の前のおかずを前にゴクリと喉を鳴らします。
豚の角煮や冬瓜の煮もの、オクラの和え物など、野菜もたっぷりな品々です。
「どれにしようかな?」

「どうしよう・・・みんな美味しそう…」

「だから、どれも美味しんだー」と納得のミモロ。


「お料理をしているときが、しあわせー」とおっしゃる太田さん。

ご実家は、焼き肉屋さん。そして弟さんが、アメリカで有名な「ヨシダソース」の創始者なのです。


「陽気な弟さんなんだー」と、写真を見たミモロは、新聞記事を熱心に読んでいます。そして「へぇーアメリカで大成功した実業家なんだースゴーイ!」と、写真を見る目が変わったよう…。
このお店の料理にも、そのヨシダソースが使われています。

「うちの料理は、野菜もたっぷりで、バランスもいいから、美人になるのよー」と。「えーホント?」と、身を乗り出すミモロ。女性に人気の一品が「べっぴんサラダ」。「食べる?」「うん。食べる食べる!」と。

「うちのお客さんは、女性も多いのよー」と。この日も、女性の二人ずれが。

このお店は、太田さんとのおしゃべりも御馳走のひとつ。



「女性ひとりでも、2000円で、いろいろな料理が楽しめるプレートがあるのよー」と。「えー、ひとりで来てもいい?」「もちろん…大歓迎よ」

すっかりこのお店のお料理が気に入ったミモロ。「女性ひとりでも気軽に入れて、しかも美味しいのって、すごくポイント高いよねー」と、ミモロ。「KITCHEN」という言葉がお店の名前にもあるように、明るくて、まるでお友達のおうちの台所にお邪魔してる感じ。もちろん料理目当ての男性の常連客も多数。
「また、行きやすいお店みつけちゃった!」と大喜びのミモロでした。
*「KITCHEN よし田」京都市下京区高辻通烏丸西入ル 堀之内町272の5 電話075-361-4600 営業時間:18:00~23:00 日・月曜休み

ブログを見たら、金魚をクリックしてね。涼しくなって、ますます食欲が旺盛のミモロより