「海が見たい…」と、時々いう東京生まれのミモロ。京都の町中に暮らすと、海が時折、懐かしくなるよう。でも、盆地の京都から、海は、北の日本海側に出るか、西の大阪に行くか、はたまた東南の伊勢方向まで出かけるか…いずれもそれなりに時間がかかります。そんな時、お茶を濁す…というわけではありませんが、代わりに出掛けるのが、琵琶湖です。
「わー海みたい…」さすが日本で1番大きな湖。開放感は、抜群。
大津、瀬田などを眼下に、湖が一望できるのが、比叡山の山腹にある「ロテル ド 比叡」。
平成11年にできた「ホテル京阪」のホテルで、南フランスをイメージしたインテリアなど、おしゃれな雰囲気のホテルとして人気です。
京都駅や、三条京阪駅、出町柳駅などから、路線バスも運行されています。
「ここで、琵琶湖を眺めながらランチするのー」と、ミモロ。さっそくホテルのレストランとカフェへ向かいます。
フレンチレストランの「ロワゾ・ブルー」は、エレガントで豪華なインテリアのレストラン。ランチは、4020円~のコースで。
「テラスで食べたい!」というミモロ。そこにはテラス席がないので、カフェの「カフェド レレル」に行くことに。店内を抜けて、テラスへ。
「わー気持ちいいー」ウッドデッキには、テーブルと椅子が並び、そこからの眺めは、本当に爽快です。
「うー何食べようかな?」琵琶湖の景色をちょっと眺めたミモロは、目の前のメニューに今は夢中。まずは、ランチをお願いしてから…という感じです。
ミモロが、選んだのはランチコース。こちらは2500円。スープ、魚または肉料理、サラダ、パン、コーヒーのコースです。他にも、シェフ特製近江牛カレーセット3000円、お茶だけでも楽しめるケーキセット1500円、スコーン、ホットケーキ、ホットドッグなどもある気軽に過ごせるカフェです。
「お得感から言えば、やっぱりランチコースだよねー」と、なかなかしっかり者のミモロ。そこでお魚料理を選び、ランチコースをお願いしました。
まずは、今日のスープのかぼちゃのポタージュから。「円やかなかぼちゃの甘味…」と言いながらスープを。
さて、続いては、メインのお魚料理が運ばれました。
「はい、お待ちどうさまです。ごゆっくりお楽しみくださいませ…」
大きな白い器の中央に、上品に盛られたスズキのポアレ。野菜も添えられて、ソースのお味も美味しく。
天然酵母のパンで、スープをお皿からすくって、舐めるように頂くミモロでした。
ふと目をあげると、眼下に広がる琵琶湖ののびやかな景色。
「いい眺めだねー」と、コーヒーを飲む頃に、やっと景色を楽しむ余裕が生まれたミモロ。遅い!!!
「だってーお料理美味しくて…景色は、いつでも見られるけど…」と、言い訳をブツブツ。
「どうぞ、ランチタイムは14時までですから、それまでゆっくりしてくださいねー」と、やさしい笑顔のスタッフのみなさん。
テラス席は、天候などにより利用できないこともあります。その場合は、カフェの中で。
夜は、宿泊ゲストのバーにも。「きっとここからの夜景もロマンチックだよねー」
京都、滋賀などのデートスポットとしても人気の場所。またガーデンスタイルの結婚式も評判です。
「今度、東京からお友達連れて来よう…」ミモロの住む京都岡崎エリアからは、車で30分ほど。5000円以上の利用で、比叡山ドライブウェイの料金が割引になります。
さて、比叡山は、京都府と滋賀県の県境に位置し、車で走ると、京都府に入ったり、滋賀県にいたり…。ちなみにここ「ロテルド比叡」は京都府左京区。「エーミモロの住む岡崎と一緒!」そう、左京区は、かなり大きな区で、ミモロの住む岡崎が、最南端で、北は、大原、花背にまで及びます。「ちょっと行くと、福井県だよねー。でも比叡山延暦寺は、滋賀県大津市でしょ…」。
東京生まれのミモロにとって、このあたりの県境は、正直、複雑でよくわからないのです。
「この夏、海に行けなかったけど…まぁ、ちょっとしたリゾート気分に味わえちゃったー」と。
「来年の夏は、どこか涼しいとこで、夏を過ごしたい…でも、祇園祭あるしねぇー」と、去りゆく今年の夏を、しみじみ思い出すミモロです。
*「ロテルド比叡」京都市左京区比叡山一本杉 電話075-71-0201 詳しくホームページで
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