嵐山の渡月橋にもほどちかい場所にある「小倉百人一首殿堂 時雨殿」を訪れているミモロ。


立派な建物から眺める庭の景色もなかなかです。
さて、ミモロが、ここを訪れたのは、実は、年に何回か開催される、文化講演会に参加するためでした。
「京都って、ほんとに気軽に参加できる文化講座や講演会が多いんだよねー」と。確かに、新聞などにもよく文化講座の参加募集記事が掲載されています。
さて、この日は、染色界の第一人者の吉岡幸雄先生の「千年の色 百人一首の世界」という百人一首に登場する色のお話です。




大広間には、美しい色で染められた布が、今の季節を物語っています。

日本の色って本当に美しい…

「貴族たちは、なかなか鮮やかな色を着てたんですよ。染料の材料は、輸入してたんですよ」と。




「いろんな植物の実や皮、花など、さまざまな部分から染料をとってたんだねー」とミモロ。
「今、みなさんは、木綿を着ますが。昔は、木綿ではなく、麻が一般的でした」

「季節の色を着てたなんて、昔の人っておしゃれだねー」とミモロ。「秋になったら秋らしい色着よう…」と、密かに思うミモロです。

約1時間ほどの講演会。時間が経つのが、すごく早く感じました。
「京都の文化講座って、臨場感があるよねー。だって、小倉百人一首の話だって、ここのエリアが 舞台でしょ?実際に歴史の舞台になったところで講座が行われるって、感激しちゃう!」とミモロ。
*「時雨殿」では、11月24日にも文化講演会が開催されます。「万葉に読まれた世界を描く」という題で、画家である上村淳之(うえむらあつし)さんの講演が。上村さんは、あの上村松園の孫に当たります。詳しくは、「時雨殿」のホームページをご確認ください。
さて、講演会を終えたミモロは、隣りの部屋でやっている「平安時代装束体験」に。

会場には、平安時代の雅な衣装がいろいろ。


「好きなものを着てみてくださいね」と係の方。


「うーんどれにしようなか?」とミモロは、いろいろ合わせてみます。


でも、お姫様がやっぱりいい・・・ということで、お姫様の衣装を。「似合う?」

「昔は、こういうところで寝たんですよ。まだお布団は使われていないので…」


「源氏物語のお姫様たちって、こういうとこで寝てたんだねー背中痛くなっちゃいそう…」と、でも、すっかりお姫様気分のミモロです。寝ちゃダメよー「うーん、ムニャムニャ…」また眠くなったんでしょ?
無料で楽しめる「平安時代装束体験」。ぜひ、一度、旅の記念に…。
「また、遊びに来ちゃおう」と。ここがすっかり、気に入ったミモロです。

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