ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロのコラボイベントも間もなく開催。木の温もりあふれる小物たち。木工作家の東秀雄さん。

2013-10-05 | イベント

「秋だねー」と、近所のお散歩のたびに口にするミモロ。猛暑の夏には、色濃い緑の木々も、その色を日々変化させ、黄色やオレンジの秋色がチラホラ見えるようになりました。


いよいよ火曜日から始まる「ミモロの世界 写真展ー大好きなクラフト作家さんといっしょー」のイベントに向けて、準備を進めるミモロです。

さて、今日は、コラボする5人のクラフト作家さんの最後のおひとり、木工の東秀雄さんをご紹介します。


東さんとの出会いは、ミモロが、昨年、「粟田神社」の餅つき大会ポスターモデルになることに決まり、そのイメージ写真撮影に必要な臼と杵を探し歩いた時のこと…。

小さな体のミモロとバランスが取れる大きさの臼と杵は、インターネットなどで検索しても見つけることができません。それではオーダーで…と、今度は、作って下さる方を探すことに。でも、木工をなさる方でも、お椀やこけしの製作の際に使う轆轤(ろくろ)挽きができる人でないと、臼と杵はお願いできないのです。

しかも「ミモロのこと好きになってくれるような、やさしい人がいいなぁー」などと言うものですから、なかなか見つけることができません。

そんなある晩秋の日、百万遍の手づくり市へ。出店されている木工関係のテントを見て歩き、そこに並ぶ作品から、やっと出会うことができたのが、東さんでした。

お願いする決めてとなったのは、木製のキッチンセット。
ママゴトのお台所には、小さな鍋とフライパンが…。これぞ、轆轤挽きの作品。
さっそく、臼と杵の製作をお願いし、滋賀県にある工房へとお邪魔することに。

いろいろな道具が、所せましと積まれた工房。「いろんな道具使うんだねー」と。

東秀雄さんが、本格的に木工製作に乗り出したのは、東京での会社勤めを定年退職なさってからのこと。自宅のある滋賀県に戻られ、いろいろな小物を作り始めました。

スイスにいらっしゃるお孫さんに、木の温もりあふれるおもちゃをプレゼントしたり…。
奥様の後押しもあり、手づくり市に出品するようになり、温かで心和む作品がファンを増やしてます。


ミモロの臼づくりが始まりました。なんども、ミモロの体形に合わせて、臼の高さ、中の溝の深さや周囲の厚みを調整しながら作ります。

やがて、「はい、できました…こんなんでどうですか?」
ついに完成したミモロの臼と杵。

それを使って、無事にお餅つきのポスター写真も撮影終了。
「わーマイ臼と杵だー」とそれ以来、餅つきがあると自慢そうに自分の臼と杵を持って参加するミモロ。

年末の石山寺のお餅つきのお手伝いにも持参しました。

さて、今回は、どんな木工の作品が見られるか楽しみ。


インテリア小物として、すてきな品々です。ぜひ、木の温もりに触れてみてください。


「ミモロの世界 写真展ー大好きなクラフト作家さんといっしょー」
10月8日~14日 11:00~17:00 神宮道「きねや岡崎店」にて。*平安神宮の大きな鳥居を目印に。そのすぐ近くの西側のマンションの1階にあります。


「ミモロの写真展イベントの後は、疏水沿いのお散歩も気持ちいいよー」と。


みなさまのご来場、「待てまーす!」。

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コメント (3)
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