秋晴れが続く京都。「ねぇーコスモス見に行かないと、終わっちゃう…」と、出掛けたのは、京都から車で30分ほどの比叡山の山頂にある「ガーデンミュージアム比叡」。
つい最近、「延暦寺根本中堂」を訪れたミモロ。滋賀県と京都の県境にある比叡山からの琵琶湖を望む開放的な景色にすっかり魅了されてしまったのです。
「わーキレイなお花がいっぱいー」
今は、コスモスの花が、山の斜面にピンクの絨毯を広げています。
「ガーデンミュージアム比叡」は、四季折々の花と印象派の作品が、いっしょに楽しめる約75000坪の広大なスペースに展開する自然のアートのミュージアム。標高840メートルの比叡山山頂にある園内には、約1500種10万株の花々が、春から秋にかけて咲き乱れ、その中に、モネ、ルノワール、ゴッホなどフランス印象派の名画45点が、陶板で展示されているのが特徴です。
花を眺めながら、名画までも鑑賞できると言う欲張りな場所。
「お花の香りが風にのって漂ってくる…いい香り…」と言い鼻をピクピクさせながら、園内の小道を進みます。
「あ、ここにも…」
小道沿いに、次々に現れる名画…「美術館で見るのと、全然違う雰囲気…これもいいねぇー」
「あ、睡蓮の池だって…」モネが名画「睡蓮」を描いた景色をイメージしたお庭で、シダレヤナギ、アヤメなども植えられています。
「なんか池にいるみたい…」ミモロは、池の中が気になるよう…橋の上から、覗きこんでいます。
ときどき足を止めては、木の下でひと休み。
歩いては、名画や花を鑑賞…
「こういう時間っていいよねー」
ミモロは、絵画のモデルを気取ります。バジールの「家族の集まり」の中へ。
園内は、花と名画、そして雄大な景色も…そんなロマンチックなシチュエーションが揃っているので、つい最近の2013年9月に「恋人たちの聖地」に選ばれました。
恋人たちの聖地は「プロポーズするのにふさわしいロマンチックで、思い出に残る場所」を選んでいるNPO法人「地域活性化支援センター」が、2006年から全国各地に選定。すでに「六本木ヒルズ展望台」「箱根彫刻の森美術館」「名神高速 大津SA]「マキノ高原」や、京都では「高台寺」「京都府農業公園 丹後あじわいの郷」など全国120か所が選ばれています。
「どこで撮影してもキレイだよー」
確かに、園内は、どこもロマンチックな雰囲気で、すてきな写真がたくさん撮影でき、そして素晴らしい思い出も作れそうです。夏は、夜間も営業していて「夜景を眺めながらのプロポーズ?キャーステキー!!」と、ミモロも憧れるシチュエーションです。
「わー大きなカボチャ!案山子もいるよー」とミモロが、駆け寄ったのは、ハロウィンの飾り。
秋限定の飾りです。
「ブーブー」
トラクターが妙に似合うミモロです。
花と名画、そして雄大な景色を満喫しているミモロ。
あれ、なんかソワソワし始めました。
「カボチャみたら、お腹空いちゃったー。どこかでランチしようー」。
はい、わかりました、ランチへ行きましょうね。
*「ガーデンミュージアム比叡」の詳しい情報は、ホームページから、どうぞ…。
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