ミモロの写真展イベントも3日目を迎え、連日、たくさんのお客様を迎えているミモロ。



「さぁ、今日もいろんな人に会えるかな?」と、朝の準備が終わると、お店の前に立っています。
「ミモロちゃん、今日はおめかししてるのね!カワイイ…」「うん、このお洋服、帯揚げの生地で作ってもらったのー。ちょっと秋らしいでしょ?」と、正絹の生地を使ったよそ行き服です。








次々にいらっしゃるお客様を迎え、会場内で、張り切るミモロでした。(写真は、ご来場の方の一部です)
「さすがミモロちゃん、楽しいイベントねー」「写真かわいいですねー。この写真パネル買えますか?」「はい、全部じゃないけど、お譲りできるものもありますよ」「クラフト作家さんの作品も素敵なものばかり…」「ミニチュアシューズや手描きのTシャツもカワイイだけじゃなくて、さずが熟練した作家さんのものですねー」と、いろいろなお声を…。
さて、その日の夜、ミモロは、ご近所のおうちへ。「もう子供神輿の修復終わったかなー。お手伝いすることないかなー」と、服を着替えて出掛けました。
間もなく始まる「粟田神社」の大祭。14日の神幸祭には、剣鉾、神輿と共に、子供神輿が登場します。昨年から、本格的に復活した子供神輿。今年は、参加者も急増し、子供用はっぴの製作におおわらわだったそう。
その子供神輿ですが、夏から修復作業が始まりました。




一見きれいな神輿ですが、よく見ると金具が外れたり、朱色が剥げたり、錦の布が色あせたりと、劣化が目立ちます。「これを担ぐと、壊れる危険性も…」ということで、はじまった修復作業。


小型な子供神輿だけに、その部品のサイズも小さいもの。まずは、解体作業から始まり、その部品の修復などを。
コツコツと勧められた作業…なかなか手間のいる仕事です。
祭りも近づくこの日、ミモロが訪れると、「あれ?まだできてない…」


神輿は、バラバラに解体された状態。「間に合うの?」と、ちょっと心配なミモロ…。修復作業を進める西沢さん。
「もう金具や柱などの修復は、終わっているので、後は組み立てるだけ、大丈夫ですよー」と。「よかったー」とほっとするミモロです。
長年、いろいろな人の手に管理をぬだねられた神輿は、その修復のやり方もバラバラで、部品もなくなっていたり、欄干の組み立て方、社や屋根の修繕方法にも、その場しのぎの方法が目立っていたそう。
西沢さんを中心に修復に当たった氏子の方たちは、ひとつひとつ気になる部分をなおして行くことに…。



色あせた朱塗りの欄干も、初めからやり直し、新たに木材を使い、組み立て、色を塗りました。

「あのーミモロもお手伝いしたい…」



「トントントン…こんな感じかな?」

「はい、ミモロちゃんありがとう…」いろいろな部分に金具を付ける作業は、ほぼ完了。

次は、神様が鎮まる社の部分を見て廻ります。


「明日は、全部を組み立てて、飾りなどを付けてから、粟田神社に運びます」と。
社の周囲に取り付ける鏡や錦も新調し、清々しい感じに。


「わー完成した姿が楽しみ…」「12日から、境内に置かれますから、近くで見れますよー」
「写真展終わったら、飛んでゆきます…」とミモロ。12日からは、昼は写真展、夜は粟田神社のお祭りと、一日中忙しいミモロ。「でも、楽しいことばっかり…」と、疲れも感じないよう…。
12日からは、粟田神社の境内に神輿が並びます。とてもりっぱな神輿で、ぜひ、ミモロの写真展イベントの前後に、神社に足を伸ばしてみては…。ミモロの写真展会場から徒歩5分ほどの三条通沿いに粟田神社はあります。
地元の氏子さんたちの力で、修復される神輿。粟田神社の大祭には、多くの地元の人たちの力と情熱が注がれています。次第に、観光客の参拝も増え、祭りは、年を追うごとに、賑わいを増しています。ミモロも、祭りに参加します。どうぞ、皆さま、粟田神社のお祭りに…。
もちろん「ミモロの世界 写真展 -大好きなクラフト作家さんといっしょー」にも、ご来場をお待ちしています。
「ミモロの写真パネルも販売していまーす!お部屋に飾ってねー」かわいいミモロの写真パネルです。

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