10月12日は、ミモロが住む白川そばのエリアの氏神様の「粟田神社」の秋の大祭の前夜祭が行われました。ミモロは、この前夜祭が大好き…「絶対行くんだもんねー」と、自分の写真展が夕方終わると、着替えて、粟田神社へと飛び出して行きました。
三条通沿いにある鳥居から、階段を上って境内に向かいます。「わー大燈呂に光が入ってるーキレイだねー」と、次の日の夜に行われる夜渡り神事で、町を巡幸する祭りの花形のひとつの大燈呂が、ずらりと並んでいます。



「あれ、ミモロが、修理をお手伝いした出世えびすだー」

「ちゃんと貼れてるかな?」と自分がなおした部分をチェック。「大丈夫!よかったー」と。ミモロ、のんびりしてていいの?「あ、いけない!早くビンゴのカードもらわなくちゃー」と、慌てて境内へ。その途中に、お楽しみのビンゴ大会のカードを1枚もらいました。「今年は、何が当たるかな?ミモロ、お食事券が欲しい…」と、期待に胸を膨らましています。
境内に入ると、すでにそこには大勢の人が。「あ、ミモロちゃん、いらっしゃーい」と、祭りのはっぴ姿で迎えてくださった地域の顔役の皆さまと佐々貴宮司さん。

人でいっぱいの境内を進み、ミモロは、前夜祭の見所のひとつ石見神楽が始まる前に、夕ご飯を済ませることに…。
「わー今年もカレー食べよう…」と、ミモロが駆け寄ったのは、近くの「ウェスティン都ホテル京都」のシェフたちが開くホテルの夜店。



食事の後は、ホテルマンが担当するボールすくいとヨーヨー釣りのところへ。


昨年の倍くらいの人出の今年。境内には、椅子がいっぱい並び、大勢の人が、石見神楽が始まるのを見ています。
境内のあちこちに、警備に当たる消防団の人たちの姿が…。と、その中に…
「あ、サオリちゃんだーどうしたのそのカッコ?」


「いいなぁーミモロも消防団に入りたい。その制服カッコイイ!」と、単に制服に憧れるミモロでした。
そろそろ石見神楽が始まる模様…粟田神社の佐々貴宮司さん

いよいよ石見神楽の奉納が始まりました。



「わー大きなヘビ。すごい迫力…」と、舞台に釘づけのミモロ。舞台を見つめる人々の頭上には、月が輝き、祭りの夜を照らします。
拍手喝采で幕を閉じた石見神楽。「もうすぐビンゴ大会だねー」と、準備の間も、カードを握りしめて、ワクワクしながら始まるのを待つミモロ。

さぁ、いよいよ参加者が、待ちに待ったビンゴが始まりました。次々に読み上げられる番号、ミモロも耳をピクピクしながら、じっと聞いては、「あった!」と悦び、「うーない…」と肩を落とすのを繰り返しています。
「ほら、もうすぐビンゴなのー」


しばらく、そっとそのままにしておいたら、やっと心が落ち着いたよう…。「来年、賞品もらえるよねーきっと…」
ビンゴの穴からのぞきながら…

そうね、きっと当たることもあるでしょう…そればかりは、約束できないけど…。
帰り支度をはじめたところに、「ミモロちゃんどうしたの?」と、声を掛けてくださったのは、ミモロのはっぴを作って下さった西沢陽子さんのご主人。

明日の夜、ミモロは、大燈呂を動かす係りに初挑戦します。「こうしちゃいられない…明日に備えて、早く寝なきゃ…みなさんお休みなさーい」と、ビンゴゲームのショックから、すっかり立ち直り、境内から三条通に通じる階段をころげるように降りて、家へと一目散に戻るミモロでした。
境内の中央には、神輿も鎮座。明日からの祭りをご祭神のスサノオノミコトとオオナムチノミコトも楽しみにされていることでしょう。


ブログを見たら、金魚をクリックしてね。写真展イベントも終わり、ホッとしているミモロより