ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

レトロなカフェ、京大前の「cafe進々堂京大北門前」。 昭和初期の建物でいただく朝食やランチ

2013-10-25 | グルメ

秋の気配が漂い始めたある日。ミモロは、百万遍の手づくり市の帰りに、京都大学の北側を通る、今出川通をお散歩することに。>東に向かい歩きはじめると、石造りの堂々とした建物が見えてきました。
「なんか立派な建物…」と、ミモロは、中を覗きます。
「ここ喫茶店なんだー」。店内には、大きな木のテーブルと椅子(ベンチ)が並び、すでに学生風の人や、大学関係者ぽい人たちが、本を読んだり、話をしたり、思い思いの時を過ごしています。
ここは、「cafe進々堂」。

建物は、昭和5年のもの。昭和レトロが漂う雰囲気が、なんともステキです。
重い扉を開けて、入ったお店は、広々としたスペースに、大きなテーブル。中庭もあります。

(店内は、撮影禁止なので、お話だけ…)

「進々堂って、京都のいろんなところにお店があるパン屋さんだよねー。ここもそう?」とミモロ。
「進々堂」は、大正2年(1913)に、創業した、まさにパン屋さんの先駆け的な存在。創業者の続木斉(つづきひとし)さんは、パリに修業にでた、最初のパン屋さんと言われる方。

「えーじゃここが、『進々堂』の本店?」と、ミモロ。ところが、『進々堂』のホームページを見ても、このお店のことは、一切掲載されていません。支店でもないようです。不思議…。京都市内に多くの店舗を持つ「進々堂』の本店は、寺町にあるお店です。

また、「cafe進々堂」に関するブログなどを検索すると、「この店は、創業者が、自ら設計し、創業当時の面影を留める店…」として紹介されています。確かに、ここ京大北側の店は、パリのカルチェラタンを思われる、どこかアカデミックな雰囲気が漂います。


「うーなんか、関係が、よくわからないねー」と、首を傾げるミモロです。

もちろん、ランチのメニューも、全く別物。ミモロは、ここの人気メニューのカレーセットを注文。「うん、なかなか美味しい…」とペロリ。

「パンも買って帰ろう…」と、喫茶スペースから、隣りのパンの販売コーナーへ。古い趣あるガラスケースに、数種類のパンが並んでいます。

さっそくひとつおやつに購入…「お家で食べよう…」とパンを入れてもらった紙袋を大切そうに抱えながら、お家へと向かいました。

「今は、別の経営なのかも…でも、ルーツは同じなんじゃないのー?」と勝手に解釈。

レトロな雰囲気の紙袋もいい感じ。

ミモロが買ったのは、アップルデニッシュ。「甘く煮たリンゴと香ばしいパンがたまらない…癖がなくて美味しい…」と。

「お店の関係は、よくわからないけど、まぁー美味しければいいんだー」と。

のんびり時を過ごしたい人には、おすすめのお店…。「京都には、こういう古い雰囲気の喫茶店が残っていて、ステキ…」。京都大学の学生さんなら、一度は、訪れたことがあるお店です。

*「cafe進々堂 京大北門前」京都市左京区北白川追分町88 電話075-701-4121 8:00~18:00 火曜休み 交通:百万遍交差点から、徒歩3分

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コメント (3)
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