いよいよ「時代祭」が始まりました。
ミモロは、朝、8時に、まだ観光客のいない「平安神宮」へと向かいました。

時代装束の行列は、正午に「京都御所」を出発し、市街地を巡り、午後15時ごろに、「平安神宮」へと入ります。
そもそも「時代祭」は、平安神宮にいらっしゃるご祭神の桓武天皇と孝明天皇が、町を見まわり、京都の発展と人々の平穏な暮らしを祈る神事です。
まず祭りは、ご祭神が平安神宮を出発するところから始まります。

胡蝶姿の子供たちの支度も完璧です。

「あ、ミモロちゃん、今年も会えましたねー」と、お友達の市議の鈴木マサオさん。


しずしずと本殿から運ばれる鳳輦。


2台の鳳輦は、前が、京都に都があった時の最後の天皇となられた孝明天皇。そして後ろは、平安遷都をなさった桓武天皇です。




ミモロは、いつも間近で、ご祭神をお見送り…。

9時に平安神宮を出発した鳳輦は、丸太町通を経て、御所へと向かい、神事を行った後に、時代行列の最後尾を進みます。
つまり、ここにいらっしゃる行列参加者は、平安神宮と京都御所を往復する最長距離を進むことに。正午に、行列の先頭が、御所を出発し、最後尾がスタートするのは、なんと1時半頃で、先頭は、すでに御池通を過ぎるころになります。
参加者約2000人の装束の支度が始まるのは、朝の6時ですから、御所の出発までに、なんと6時間ほど掛るわけです。京都三大祭は、どれも準備にかなり時間がかかります。ちなみに歩く距離が長いのは、下鴨神社から上賀茂神社へと進む「葵祭」です。
「いいなぁーミモロもお祭りに参加したいなー」と憧れるミモロ。でも残念ながら、ネコの参加は無理です。

「あ、もう始まってるー」「ミモロちゃん、やっぱり見物にきたんだねー」



この地区の担当は、17年ぶり。沿道には、顔なじみの人たちの晴れ姿を一目見ようと、多くの住民が待ち構え、声援を送ったり、記念撮影を…。

信長役の前田さんも、ご自身のお店の前で、ハイ、ポーズ。

白川を越えた辺りで、一向は、用意されたタクシーへ。「えー武将がタクシーに乗るの?」とミモロ。「兜、天井にぶつからないかなぁー」と、心配そう。大丈夫…。兜の張り出した部分は、取り外し、兜を脱いで、タクシーに乗り込みます。

「では、いってきまーす」

「また、午後、神宮道で待ってマース」と、みんなを見送るミモロでした。

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