「桜が咲くと、毎年お邪魔してるんだ~」と、ミモロが楽しみにしている桜のスポットが、鞍馬二ノ瀬にある「白龍園」です。ここは、京都の子供服メーカーの「青野株式会社」が所有・管理する私設庭園。数年前から始まった一般公開。1日限定100名で、ゆっくり静かに桜が観賞できる場所として評判です。
ミモロは、叡山電車に乗って、最寄り駅である「二ノ瀬駅」へと向かいました。
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二ノ瀬は、鞍馬の山間にある静かな集落。
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そう、京都の主に北部地域には、約900頭のツキノワグマが生息しているのだそう。山の開発などで、住みかや食料を失ったクマが、里に毎年降りてくるのだそう。特に6月以降の出没件数が多く、毎年1000軒以上の目撃情報がよせられるそう。「クマも暮らすの大変なんだね~」と、いつもクマに間違えられるミモロは、ちょっと心配そう。人への被害が出ないことを祈ります。
さて、山間の道をトコトコ歩くこと約5分。「白龍園」に到着です。
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京都の町中より、鞍馬の桜の開花は遅く、この日は、まさに満開です。
「あ、青野社長・・・こんにちは~またお邪魔しました」すでに春と秋にお邪魔しているミモロ。
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「いつも青野さんの送ってくださる生地で作ったお洋服なんですけど、今日は、桜色の着物で来ちゃいました」
「わ~和服もよくお似合いですね~。いつもブログでお洋服見てますよ~。そっちもかわいいですね~」と。
そう、ミモロのお洋服の生地は、子供服のハギレをいただいて作っているのです。
「わ~あなたがミモロちゃん?初めまして~」と、そのミモロのプリント服地をデザインなさるテキスタイルデザイナーの平岡さん。
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「さぁ、桜見物しよう~」と歩きだしたミモロ。「あ、水相さん。こんにちは~」
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この見事なお庭は、青野社長のおじいさまの時代から整備がスタート。家族や社員など、みんなで荒れていた山をコツコツと整備なさったものなのです。子供のころ、石運びをしたことがあるという青野社長。多くの人の心と力が合わさって生まれたお庭です。
「桜見物の前に、お詣りしなくちゃ~」と、ミモロは、この山の守り神でもある「白髭大神」と「八大龍王」の社に参拝します。
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「ここのみなさん、とてもやさしいの~」とミモロは、会えるのをいつも楽しみにしているのです。
いよいよ本格的に桜を眺めるために、山へ続く道を進みます。「う~今年は、和服だから歩くの大変…ヨイショ」
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山腹にある東屋で休憩。園内にある建物も、みんなの力で作ったものです。
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さて、「白龍園」の魅力には、苔の美しさもあります。
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ミモロがお気に入りのベストポイントは、ここ。山々を望む雄大な景色が一望できる場所。
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実はこの場所、人間よりミモロの目線が一番素敵に見えるのでした。
「今年の桜は、昨年より華やかですね」と青野社長がおっしゃる通り、確かに昨年より一度にパーと咲いています。
1日100人限定なので、園内には、人の姿も目立ちません。それがここの魅力。入園人数を限定するのは、園内の苔の育成を阻害しないため。また静かにゆっくり楽しんでほしいという思いから。
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桜を見物した後のお楽しみは、お休みどころでの「ぜんざい」です。
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地元の方が、心をこめて作る「ぜんざい」は、ほどよい甘さ。「お餅2個入りなんだよ」とミモロ。
今年は帯がきついけど、それにもめげず完食したミモロです。
「わ~かわいいポーチと御朱印帳だ~」
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「白龍園」の春の公開は、5月31日まで。桜の後は、若葉が山に息吹ます。
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*「白龍園」の拝観の詳しい情報は「叡山電車」のホームページで
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