「わ~今日もいいお天気~」とミモロは、昼過ぎに京都駅の八条口に向かいました。



そこからバスに乗って向かうのは、京都の南、鳥羽にある「鳥羽水環境保全センター」です。
京都駅と竹田駅から、そこへは臨時バスが運行され、特別割引券が配布され、100円で乗車できます。
京都駅から約20分。バスに揺られ、到着した「鳥羽水環境保全センター」は、実は、京都屈指の藤の名所。
4月27日~5月1日まで5日間。一般に特別公開され、センター内にある藤をだれでも無料で観賞できるのです。


公開エリアは、975㎡の広さ、そこに2種3品種、37本の藤が植えられて、今、盛りを迎えています。
「どこに藤棚あるのかな?」とキョロキョロ。案内の看板を見つけました。「あっちだって~」


「わ~すごい。ず~と藤棚が続いてる~」


藤棚のスタート地点で、すでにミモロは大興奮。「わ~きれい~」と大騒ぎです。
棚から垂れ下がる藤の花房・・・


そばに寄り添うミモロの顔も、幾分藤色が移ったよう~。

藤の花は、何度も見たことがありますが、これほどたくさんの花を一度に見たのは初めてです。
「すごいね~」

この藤は、平成3年に、福島県白河市からノダフジの苗木を33本取り寄せ、敷地内のグリーンアドベンチャーエリアに植え、育てたもの。そして平成13年から一般公開が始まりました。
「鳥羽水環境保全センター」は、家庭や工場などから集められた下水を、さまざまな行程を経て、環境を損なわない状態にし、川に放流しています。環境保全を務めるセンター内の敷地には、緑の木々が茂るゾーンなども配置されているのです。


東山の蹴上浄水場には、4600本のツツジが植わり、5月3日から7日に一般公開されます。浄水場と下水処理場、京都市民の生活に不可欠の大切な施設。そこは、豊かな自然に囲まれた場所なのでした。
遮るものが一切ないエリアで、藤の花は、思い切り太陽の光を浴び、スクスクと育ち、見事な花房を付けています。

まさに圧巻。
こんもりとボリュームも感じさせる藤の花房。

場所によって、藤棚は低く設置されているので、小さなミモロも藤の花をすぐ近くで見ることができます。


見事です。「やっぱり来てよかったね~」とミモロ。
会場内では、スタンプラリーなども。そして「これどうぞ~」と団扇も頂きました。


まだまだ続く藤棚、さぁ、もっと見に行きましょう。

「は~い」と、ミモロは、楽しそうに、藤棚沿いに奥へと歩きます。
*「鳥羽の藤」に関する情報は、「京都市上下水道局」のホームページでどうぞ。
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