兵庫県の宝塚の町歩きを楽しんでいるミモロ。
町の中央を流れる武庫川を渡り、駅の向かい側へと移動しました。
「この町も京都みたいに、町の中央部に川が流れてるんだ~」
京都とは違うのは、川の両側に高層マンションが聳えていること。
「ここって、すごく高層マンションや大きなマンションがいっぱい~」と驚くミモロです。
こんなに大型マンションが集中して建ち並んでいるのは、東京でも見たことがありません。
「東京も湾岸エリアはマンション多いけど、こんなにたくさんないよね」と。昔から、阪神地区のベッドタウンとして発展した宝塚。阪神段震災後、耐震性に優れた高層マンションが次々に建ち、今も駅周辺の再開発をはじめ、新しい町づくり計画が進行中です。
さて、「宝塚大劇場」と共に、この町のシンボル的建物が、大正15年に開業した「宝塚ホテル」です。
旧館は、阪神地区のモダニズム建築を設計した建築家、古塚正治が手掛けました。同じく「六甲山ホテル」も同氏の設計です。
「ここで手塚治虫も結婚式挙げたんだって~」と、またどこかで聞いた情報です。
「昔の設計のホテルって素敵だね~」と、お友達と館内を歩き回るミモロです。
赤絨毯が敷き詰められた館内は、特別感もいっぱい。
「照明がいいんだよね~」そう、昔の建物は、和洋両方、照明器具がとても素敵です。
トコトコと歩き回るミモロ。
中庭に面して、ソファーなども置かれています。
「ちょっと休憩…」
実は、「宝塚ホテル」は、老朽化を理由に、もうすぐ解体されることが決定しました。
そして新たに、「宝塚大劇場」の西側に約200室を有する新しいホテルが、来年から建設工事がスタート。20年の開業を目指すことに。
「え~このホテル、解体されちゃうの~」とミモロ。そう、このホテルの跡地には、マンションの建設計画があるそう。
「え~もうすぐここ取り壊されちゃうんだ」と、ちょっと寂しそうに窓に立つミモロ。
ここは、多くの宝塚歌劇関係者が利用したホテルです。宝塚歌劇を見に来た人の宿泊ホテルとして人気も。
「新しいホテルは、劇場の近くになるんだ~」。そう、グッと近くなります。
「これなんだろ?」
お菓子で作られたホテルも展示されています。「わ~これもお菓子だって~」
「食べられるの?」とミモロ。たぶん硬いんじゃないの~食べるには・・・。
古いホテルが次々に姿を消す近年・・・なんか寂しい気がします。
モダンで機能的な新しいホテル。でも昔のホテルには、独特の雰囲気がありました。
残念ながら、京都には、このようなホテルはすでにありません。
ドンドン、モダンなホテルが誕生。
「これから造られるホテルって、100年後も残るのかな~」。
ともかく、今の「宝塚ホテル」に思い出のある方は、今年中に行くことをおすすめ。
もう2度と過ごせなくなりますから…。
*「宝塚ホテル」の詳しい情報はホームページで
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