京都に来てから、春に必ず訪れるのが、東山岡崎エリアの「平安神宮」の神苑です。

すでに恒例の桜のライトアップ&コンサートも終了。桜の盛りも過ぎてしまいました。
神苑の入口に立ったミモロ。

「よかった~まだ桜残ってる~」。西苑は、枝垂れ桜が多い場所。盛りを過ぎた桜の楽しみは、苔に散った桜です。


緑の苔は、ピンクの花びらが舞い落ちて、まるでピンクの絨毯を敷いたよう。その上から、見上げると…

空を覆うように桜の花びらが広がっています。「桜のお家にいるみたい…春に包まれてる感じ~」とミモロ。
お庭の紅枝垂れ桜を観賞したミモロは、そこから庭を廻ります。


初夏には、蓮や花菖蒲が咲く池では、堰き止められた場所に花びらが溜まり、花筏を作っていました。
「春の名残の景色だよね~。桜さん、今年もありがとう~」と、流れてゆく花びらを思うミモロです。

ミモロ得意の柵の上乗り。小さなミモロが編み出した景色を眺める技。

その視線の先には、池の面に移る桜の景色がありました。

そこから、池を見渡せる絶好のポイント。泰平閣を渡ります。

「すてき~」

昼間は、観光客でにぎわう橋の上も、開苑すぐは、まだ人影もなく、本当に静かです。

「ここからの桜の眺めって、すごく京都らしいよね~」

「平安神宮」は、明治にできた京都では新しい神社。観光客は、本殿に参拝しても、奥に広がる神苑に来る人は、グッと数が減ります。「神社まで来て、神苑に来ないのってもったいないよね~」といつも思うミモロです。
この辺りの別荘のお庭を手掛けた作庭家、小川治兵衛が手掛けた庭。池の水は、琵琶湖疏水から引かれています。
平安時代の趣を再現した雅なお庭なのです。
桜が多いのは、橋を渡ったところ。

「え?もう行くの?」

「バイバイ・・・また来年ね!」
後ろ髪を引かれる思いで神苑を出たミモロ。

「わ~桜が見送ってくれているみたい~」
屋根にかかる桜・・・「またね~」と言っているようにミモロには感じました。

*「平安神宮」の詳しい情報はホームページで
ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより
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