ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

江戸時代から現代までの雛人形が勢ぞろい「平野の家 わざ永々棟」のひなまつり

2019-03-08 | イベント


毎年、雛祭の時期にミモロが楽しみにしているのが、北野天満宮の近くにある「平野の家 わざ永々棟」の雛人形の特別公開です。
  
大正時代の雰囲気が残る数寄屋建築のお座敷に、江戸時代から現代までのさまざまな雛人形が勢ぞろいするのです。

「わ~今年もいっぱい雛人形が並んでる~」

これらの雛人形のこの家に伝えられたもの。

大きな享保雛、次郎左衛門、古今雛、有職雛など、どれも立派なものばかり。


「お着物も立派だよね~」

五人囃子もイケメンぞろい。「昔のジャニーズみたい…」


お道具もいろいろあって、それを見るのも楽しみなミモロ。「こういうお道具で、きっとままごとしたかもね~」

え~おままごとに使うには、あまりに立派。素晴らしい蒔絵が施されたものばかりです。

雛人形のほかに、市松人形も
「みんな素敵なお着物着てるね~」とミモロ。
「あら、あなたも素敵よ~ネコなのに~」と言われているよう。
「今日は、ミモロ、色無地のお着物だから、ちょっとお姉さんなんだから~」と。

ここには、お茶室があって、そこで希望すれば1000円でお抹茶と雛祭の時にいただく「ひちぎり」というお菓子をいただくことができます。
「どうぞお茶室に入ってください~」といわれ、ミモロは一番先に・・・
「失礼いたします」
お正客になったミモロは、まず床の間のお軸拝見へ。
 
そこには、雛人形の描かれたお軸と、犬箱が…

「お菓子をどうぞ~」「いただきま~す。う、ひちぎり・・・美味しそう~」
お菓子の端の部分が引きちぎられたような形が特徴。もともと宮中で食べられていたといわれるもの。
「京都では、あんまり菱餅見ないね~」とふと思ったミモロ。そう、京都では、生菓子をいただく風習があるため、上菓子を作る和菓子屋さんには、菱餅はありません。あるとすれば、餅屋さんです。

「お茶をどうぞ~」と、お嬢さんが抹茶を運んでくれました。「頂戴します~」

ミモロが、初めてここを訪れたとき、お点前をするお嬢さんたちも小学生でした。「みんなすっかり大きくなって~」と、歳月の流れを感じさせます。

また、この時期、1階のお座敷では、「京の伝統産業わかば会」の実演販売会も行われています。京都の若手の職人さんたちの作品が並びます。


*「平野の家 わざ永々棟」京都市北区北野東紅梅町11  075‐462‐0014 特別公開は、3月31日までの金・土・日・祝日 10時~17時 (入場は16:30まで)入場料600円 京福電鉄「北野白梅町駅」から徒歩5分



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