3月6.7日の両日、京都岡崎の「みやこめっせ」で、『第1回京都インターナショナル ギフトショー」が開催されました。
すでに東京や大阪などで毎年行われている「インターナショナル ギフトショー」は、国内のさまざまな分野の企業・工房などメーカーにとって、自社製品を広く国内外にアピールする絶好のチャンス。海外からも多くのバイヤーが訪れ、魅力的な製品を探し、多くのメーカーやバイヤーにビジネスチャンスをもたらすものなのです。

ギフトショーは、一般公開されておらず、ビジネスに関係する人たちを優先したイベントで、出店した各メーカーのブースでは、バイヤーなどと商談に繋がるように、スタッフは真剣にアピールします。
すでに京都のいろいろな企業や工房を見学しているミモロ。そこには知り合いの企業や工房が多数出店していました。
「こんにちは~」「あ、ミモロちゃんもいらしてたんですね~」と、京都の寝具メーカー「大東寝具工業」の社長さん。
このブースには、京都の上質の晒で作った肌にやさしい品々を紹介していました。


ミモロは、以前、ここで開催された「京座布団」ワークショップに参加したことがあります。快適な睡眠、健康的な暮らしを提案している会社です。
「ここなんだろ?」会場には、ミモロにとって興味深いものがいろいろ。
京都の伝統工芸品「京からかみ」の「京からかみ 丸二」のブースです。


京からかみは、上質の襖紙などで数寄屋造りの建造物や寺院などに使われているもの。雲母の輝きが、座敷などに華やかな雰囲気などを醸し出します。「工房で、唐紙を摺るワークショップやってるんですよ~。ぜひ参加してください~」と。「え~ワークショップ?!行きた~い!」と目を輝かすミモロ。さっそく後日、伺うお約束をしました。その様子は、またリポートします。
「わ~ミモロちゃん、お久しぶり~元気だった?」と笑顔で声をかけてくださったのは、一乗寺に工房をもつ活版印刷の「りてん堂」の村田さんご夫妻。


味わいのある活版印刷・・・そして洒落たオリジナルデザインのカードなどが人気です。ここでは、手すき和紙の産地、「黒谷和紙協同組合」とのコラボのブースで、風合いが豊かな黒谷和紙を使った活版印刷のカードなどをはじめ、扇子、帳面など、黒谷和紙の魅力を国内外にアピールしています。


「今度、ぜひ黒谷和紙の手すき体験にいらしてください~」と、協同組合の林理事長。「え~前から伺いたいって思ってたんです。あの~桜が咲くころ、ぜひ行きます~」とお約束したミモロです。こちらも後日リポートします。
「あれ~これ生姜をつかったスキンケア?」と、肌(毛並)のお手入れに関心を抱くミモロは足を止めました。


京都生まれの生姜とオリーブオイルで作られた石鹸や無農薬の国産ハーブを使った化粧水、マカデミアナッツオイルをベースにした美容オイルなどが揃う「しょうが百花」というスキンケアブランドのブースです。
「よかったら、使ってみてください~」とサンプルをいただいたミモロ。「冬場の乾燥で、ちょっと毛並乱れてるんです~。直るかなぁ~」と。「自然の力がいっぱい入っていますから、きっと改善すると思います」と。さっそく家で使ってみようと思うミモロでした。
大阪からの出店も多数。そのひとつが、明治20年からタオル産業を始めた大阪の「泉州タオル」です。
「わ~フワフワ~」とタオルの感触が大好きなミモロ。「泉州美人」という伝統製法と伝統色で染めたタオルのメーカー「株式会社ウエノ」のブースです。


「あの~タオルって今治が有名ですよね~」となんとも直接的な質問をするミモロ。「そうですね~でも、泉州タオルと今治タオルは、作り方が違うんですよ」と。「え~そうなんだ~」と初めて知るミモロは、ビックリ。
「泉州タオルは、タオルを織ってから、十分水にさらし、糸に付着した糊などを取ってから、色を染める、後染めのタオルなんです。だから全部無地のものになります」と。「ストライプや模様入りのタオルってないんだ~」と初めて知った事実。
「そう、染める前は、全部白いタオルです」なんでも和泉山脈の軟水でさらしたタオルは、自然の柔らかさがあり、また吸水性にもすぐれているのだそう。明治創業以来の伝統的な製法で作るタオルです。
「作ってるとこ見てみたい~」とミモロ。「はい、どうぞいらしてください~」と。
「う?ここはなんだ?」と・・・そこには、武将の甲冑が並んでいます。
「どうぞ、かぶってください~」といわれ、ミモロも兜をかぶります。


ここは福岡から出店の「SAMURAI AGE]メーカーのブースで、特殊軽量の素材で、武将の甲冑を作っています。「海外の方のお土産に好評なんですよ~」と。なんでも観光庁主催の「第10回魅力ある日本のおみやげコンテスト」で入賞したそう。
野球帽にセットする「兜キャップ」、またワインボトルのカバーになる「ボトルカバー サムライ鎧」、そしてミモロに勧められたのが、ネコが着る「ペット鎧」です。
「兜はピッタリだけど、ミモロ、体小さいから普通のネコちゃんのだと大きすぎる~」と残念そう。「これ着て、端午の節句にお詣りしたかったのに~」と。
ペット用は、犬のものもあります。「日本犬が着ると凛々しさアップなんだって~」
最終日に訪れたミモロ。そのため、全部の知り合いのところを回り切れませんでした。残念・・・
「なんかいい香りがする~クンクン」「おや~ミモロちゃん、来てたんだ~」というのは、大徳寺の西側にお店がある自家茶園をもつ「皐盧庵 茶舗」のブースです。


ご店主の神田さんとはすでに顔見知り。以前、抹茶づくりの石臼挽き体験をしたことがあります。
自家茶畑で収穫した茶葉から丁寧に作られるさまざまなお茶。お店には、お抹茶をいただけるスペースも。
「お茶いただきたいで~す」と、和服姿が素敵な方に。実はこちらもミモロのお友達です。


「う~もっと早く来ればよかった~」多数の出店・・・まだまだ見たいブースはいっぱい残っていました。

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