「京の冬の旅」でミモロが訪れたのは、「東福寺」の「光明宝殿」です。


「京の冬の旅」で30年ぶりの公開となる秘蔵の障壁画と仏像が公開されています。
ミモロが感激したのは、重文の「阿弥陀如来像」と「金剛力士立像」です。「すごく迫力ある金剛力士立像で、すごく近くで拝見できるのがいいよね~」と。
秋は、紅葉の名所として有名な「東福寺」。臨済宗東福寺派の大本山です。今は梅が盛りでした。


「なんかいいお天気だから、もう少し境内を歩こうね~」とミモロは、お友達とトコトコと…。
「ここ参拝したことない。行ってみる?」とお友達。「いいよ~ミモロもないかも…」と。


「雪舟庭園だって~。拝見したい~」とミモロ。
ここは、「東福寺」の塔頭のひとつ「芬陀院」。通称「雪舟寺」といわれ、雪舟作の名園で知られます。



まず大玄関に向かいます。「拝観料300円だって~」


お寺の方に拝観料を納め、中へ。「だれもいない~」静寂がミモロを包みます。

創建は、鎌倉後期。東福寺の開山の聖一国師の法孫にあたる定山狙禅和尚により開かれました。一條家の菩提寺でもあります。

まずは、ご本尊に参拝。
そして庭を眺めます。


「これが雪舟作のお庭?」そう、「鶴亀の庭」です。「え~どっちが鶴?両方とも亀に見える~」とミモロ。
向かって右のが、亀です。「あのとがった石が上にある方?」とミモロ。「そう、右の亀は、夜中に動きだしたので、大きな石を乗せて、静かにしたんだって~」とお友達が、資料を読んで教えてくれました。
この庭の作庭を雪舟に依頼したのは、関白一條兼良公で、雪舟のすぐれた絵の才能を聞き及んだもの。
「芬陀院」には、茶室があります。後陽成天皇の第9皇子である一條家の第14代の関白一條恵観公は、茶道をこよなく愛し「茶関白」とも呼ばれ、ここにある「図南亭」でお茶を楽しまれたそう。
宝暦のころ、焼失し、現在あるのは、昭和44年に復元されたもの。


そこから眺める東庭の景色も素晴らしいものが…。
「こっちにもお茶室がある~」と隣接する茶室とお庭も拝見します。


「このお寺の方って素敵~」とミモロが、感心したのが、なんとも素敵な設え。
障子には、庭の草木の押し花が、ところどころに・・・。

そして手水や表示のそばには、椿の花などが飾られています。


手水の椿は、2本の竹を渡し、その間に活けられています。「すごくいいアイディア・・・」とミモロ。
「このお寺のこと、大好きなんだね~」と、さりげない心遣いに感激したのでした。
ちなみに受付は、9時~16時です。「なんかミモロたちが独占しちゃった~」と、ほかに参拝者がない時間だったのか、とても贅沢な時間が過ごせました。
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