ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

東山エリアの春の夜の散策の楽しみ「京都東山花灯路」。3月17日まで

2019-03-10 | イベント

京都の春の訪れる告げるイベントのひとつが、東山エリアに夜に灯篭を灯し、夜の散策を京都情緒あふれる景色で楽しめる「京都東山花灯路」です。3月17日まで夜18時から21時30分まで、散策エリアには、交通規制が行われ、訪れた人は、のんびり歩くことができます。

その散策路の途中には、期間中、さまざまなイベントも企画され、京都の人たちのおもてなしを体験できます。

「まず、マップや資料もらわなくちゃ~」とミモロは、三条通から入り、「青蓮院」のそばにある案内所に向かいました。
「はい、いらっしゃい~」
案内所では、訪れた人に、マップと、このイベントに協力している「マクドナルド」の無料コーヒー券とフライドポテト券、そして桜のシールを手渡されます。

桜のシールは、そこにメッセージを書いて、灯籠に貼り付けます。
「ミモロも書いたよ~」

「ここも行灯が並んでる~」「あおくすの庭」と言われる公園には、いくつも行灯が並び、普段は真っ暗な公園も華やいでいます。
 

散策コース内には、ここのほかに、「高台寺公園」「清水寺」に案内所があります。散策するなら、1度は、どこかの案内所に立ち寄ることをお勧めします。

散策コース内には、スタンプポイントがあり、スタンプラリーで、5つ集めると、賞品が当たる抽選に応募できます。


ミモロは、「青蓮院」の横を通って、「円山公園」へと向かいます。
「あ、青蓮院もライトアップしてるんだ~」
 
「ミモロもライトアップしよう~」う~ちょっと怖い感じ…

さて、トコトコ歩いて「円山公園」に到着。公園の池の周囲には、灯りがともされ、また各所に京都で活動するさまざまな華道の生け花の作品が展示されています。
 
「しだれ桜は、まだ蕾固いね~」
 
4月になると、今は枝の桜は、艶やかな花をまといます。「昨年の台風で、枝ぶりちょっと変わっちゃったみたい~」
昨年の台風21号は、桜にも甚大な被害をもたらしました。枝が折れるだけでなく、根こそぎ倒れた木も多くあり、今年の桜の様子が気にかかります。

「あ、粟田の大燈呂が出てる~」粟田神社の10月の祭りに登場する大燈呂です。
 

「ミモロちゃん、来たんだ~」と、粟田大燈呂実行委員会と粟田神社清々会の皆さん。ミモロのよく知る皆さんで、このイベントのために、期間中、ずっと大燈呂に寄り添っています。
青森のねぶたのルーツともいわれる京都「粟田神社」の大燈呂。すでに室町時代にその姿を記した記録があるそう。平成20年に180年ぶりに復活。ミモロも、夏にその製作のお手伝いに参加したりしています。

「ミモロちゃん、乗ってみる?」といわれ、ミモロは、今年の干支のイノシシのそばへ。牛若丸をテーマにしたものも…。
 

「みなさん、がんばってくださいね~」「はい、ありがとう。今日は暖かくて絶好の散策日和。こういう日が多いといいんだけど…」と。そう、期間中には、雨の日もあったり、すごく寒い日もあって、イベントに関わる人たちは大変なのです。

京都を訪れた人に、少しでも楽しんでもらおうという「おもてなし」です。

「円山公園」から、ミモロは「八坂神社」へ。境内では、舞妓さんの舞が披露されていました。
 

「まだこの時期は、桜はないけど・・・ライトアップが始まって観光客も喜んでるよね~」
空には、三日月が輝いています。「満月になると桜咲くんだよね~」と、以前、桜守の佐野藤右衛門さんに教わった言葉を思いだします。今月の満月は21日・・・「ほらね~桜の開花予想と一緒だよ~」とミモロ。
自然の不思議を感じる藤右衛門さんの言葉です。

 

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