ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「京の冬の旅」の最終日に行った「建仁寺 正伝永源院」。茶道の織田有楽斎と細川家の菩提所

2019-03-21 | 寺社仏閣

3月18日に最終日を迎えた「京の冬の旅」非公開文化財の特別公開。その日、ミモロは、「建仁寺」の塔頭のひとつ「正伝永源院」に出かけました。
 
門をくぐると、すぐに墓所。そこには、織田信長の弟で、大名茶人として知られる織田有楽斎のお墓があり、熊本藩主だった細川家の菩提所にもなっています。
 

元和元年(1618)に「建仁寺」の塔頭だった「正伝院」を再興し、隠居所にして、茶室を建てました。
それが国宝の「如庵」。現在は、愛知県の犬山城下に移築されていますが、ここには、その復元された茶室があります。


明治6年に「正伝院」は、「永源庵」と合併して「正伝永源院」になりました。
「だから扁額が2つあるんだ~」と、方丈の前を歩いていたミモロ。
 

「お庭もいいね~」と、方丈の前でひと休み。


方丈の前の広い縁側には、杉戸があり、そこには、美しい絵が描かれています。
 

方丈の中央の部屋には、美しい襖絵が…。狩野山楽による「蓮鷺図」です。


そして両側のお部屋には、首相だった細川護熙さんによる襖絵が...
 
「こっちにもある~」
 

なんでも、2013年に、奉納されたのだそう。つまり狩野山楽の襖絵の片方の面は、細川護熙さんの絵なのです

ここは、細川家の菩提所ですから、ご自分の作品の襖絵を奉納したことに。

お寺を後にしたミモロ。

「実は、スタンプ3つ貯まってるんだ~」となにやらうれしそう。
まだ「京の冬の旅」のスタンプラリーで無料でお茶が飲めるのです。「今日が最終日だから行かなくちゃ!」

向かったのは、「八坂神社」のそばの「京洋菓子司 ジュヴェンセル祇園店」です。
 
ミモロ、ここはお菓子つかないのよ~。「え~そんなんだ~残念…」おいしそうなケーキの写真をじっと見つめています。
食べてもいいのよ・・・「うん、いい~コーヒーだけで…」と。実は、ちょっと前にランチを食べていたのでした。

「あ~コーヒー美味しかった~。『京の冬の旅』も楽しかったね~」と、ミモロは、全部で10か所拝観しました。

「スタンプ1個残っちゃった~」と、使えないスタンプにちょっと残念そう。

「また、夏の特別公開楽しみだね~」
祇園エリアには、外国人特に中国からの観光客がいっぱい。

桜が咲き始めると、もっとたくさんの観光客が京都に・・・。
そんな時期も間もなくです。


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