毎年、ミモロが楽しみにしている雛祭。3月3日まで西陣の千両ヶ辻と言われる、今出川通から大宮通を南に下がったエリアで行われる「千両ヶ辻 ひな祭り」に出かけました。


かつてこのエリアは、1日の商いが千両に及ぶといわれる西陣の呉服商いの中心地。今も、伝統の西陣の帯や着物の工房などが集まっています。
毎年秋に行われる「千両ヶ辻文化祭」など、京都でも地域の活性化に早くから乗りだしたエリアでもあります。
その中心となったおひとりが、この地域ご出身の写真家の水野克比古先生。
古い町家に、「町家写真館」を開設し、京都の美しい景色を独特の感性で映し出した作品が展示されています。



ひな祭りの2日間は、作品と共に、そのスペースは、たくさんの雛人形に埋め尽くされます。
毎年のようにお邪魔しているミモロ。「あ、先生、こんにちは~」「はい、ミモロちゃんこんにちは~」と、いつもダンディーな装いと笑顔で迎えてくださいます。
「今年もいっぱいのお雛様~」市松人形もいろいろ。


「ミモロちゃん、いらっしゃい~」と、写真家の水野秀比古さんも。

近年の住宅事情で、飾られることがない人形が、以前はよく持ち込まれたのでした。
今は、歴史的なものなど以外は、お受けできないとのこと。あしからず・・・・
そこには、ミニチュアも…「これ落柿舎の模型?すごく精巧にできてる~」

「こっちのお道具もすごいですよ~」と衣装箪笥の引き出しにも、見事な唐草の蒔絵が描かれています。
「ホントだ~」

「ミモロもこういう衣装箪笥欲しいなあ~」と憧れのまなざし。

年に1度、みんなに会えることを、雛人形も楽しみにしているよう…。
「ここにも雛人形がある~」と訪れたのは、以前、友禅彩色体験でおとずれた友禅作家の南進一郎さんの工房です。


入口に、いろいろな雛道具が並んでいました。そして奥には、美しい友禅の作品も…

千両ヶ辻では、町家がこの日は公開され、予約なしに拝見できます。


「箔屋野口」も、予約なしで大丈夫。雅な西陣の帯を作る金糸。その優れた技術を今に受け継ぐと共に、金箔のアート作品なども製作なさり、多くの外国人観光客の訪問があるのだそう。

お座敷には、雛人形

そして坪庭も拝見します。

ここは、西陣のりっぱな町家で、奥にはお蔵もあります。
「千両ヶ辻 ひな祭り」では、美味しものもいろいろ。パンケーキで有名な「ラインベック」でも美味しい品々を販売。

また、和装小物やスカーフなどの特別販売も狙いめ。「ひとつひとつ見てゆくと、あっという間に時間が過ぎちゃう~」というイベントです。
3日は、16;30まで。ぜひ訪れてはいかがでしょ?
千両ヶ辻からトコトコと堀川通の一条戻り橋へ。


「わ~桜咲いてる~」と、今年初の桜のお花見。河津桜でしょうか、春の本格的な訪れを告げる桜です。

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