ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロが教える。温泉の効果的な入り方(2)

2011-02-23 | 旅行
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ミモロがモデルの温泉の入り方第二回目です。
温泉で、烏の行水はもったいない。
ぜひ、十分に自然の恵みを体に吸収しましょうね。




温泉に入る前に、十分に体を温泉に馴らすために、
たくさんお湯をかぶりましょう。

のぼせやすい人は、
頭からお湯をかぶるのも、効果的です。



4)体を洗うのは、一度湯ぶねに入ってから。
体を清潔にする意味で、湯ぶねに入る前に、石鹸で体を洗う人がいますが、
実は、温泉では、まず、洗う前に湯ぶねに一度入りましょう。

十分にお湯をかぶっていますから、ほこりや汚れは、流されています。
もちろん気になる部分(お尻や足の指の間など)は、
しっかりお湯で洗っておきます。

さていよいよ湯ぶねに。


ゆっくり体を沈める感じでね。
ザブーンを飛び込むのは、NGですよ。

5)頭に濡れタオルをのせると立ちくらみの予防に。

温泉地の名物、頭タオル。
これは、タオルを湯ぶねにつけないためだけではないいんです。
(近くにタオルを置く場所が見つからず、
しかたなく頭にのせている人もいますが・・・)

入浴中は、冷たいタオルが立ちくらみの予防に。

まだ体が冷えていると感じたら、
温かいタオルをのせて、血行促進します。
冬は、まずは温かいタオルから、
温まったら、冷たいタオルに変えるといいですね。

6)一度に長時間入らず、出たり、はいったりを3回ほど。

湯ぶねから出て、風に吹かれるととても爽快。

いくら気持ちがいいかと、一度に長湯は禁物。
(友達などとおしゃべりしていると、つい長湯になりやすいのでご注意を)

42度の温泉なら、
湯ぶね3分→外で休憩(ここでシャンプー)→湯ぶね3分→体を洗う→湯ぶね3分
くらいが、目安です。

肩を出した半身浴もおすすめです。



明日は、体の洗い方と入浴の仕上げをお話します。
またね!





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ミモロが教える。温泉の効果的な入り方(1)

2011-02-22 | 旅行
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温泉ソムリエ、温泉入浴指導員の私、小原誉子が、ミモロをモデルに温泉の入り方のお話をしましょう。

ミモロよろしくね!
「まかせといて!」



まず、
1)宿のお茶菓子は、食べて、湯あたりを予防!

温泉旅館で、到着後、用意されるお茶とお菓子は、単なるおもてなしだけではなく、
実は、温泉に入るための準備にもなんです。

入浴は、想像以上に消費カロリーが高く、夕食前に、空腹のままだと、
貧血を起こす危険があります。
適度な糖分の摂取は、必要。ビタミンCを多く含む緑茶は、
湯あたりの防止にもなります。

また、食後すぐの入浴は、消化不良を起こしやすいので、
少し時間をおいてからに。

*宿では、入浴の準備という意識はないかもしれませんが、
昔からの温泉宿には、温泉饅頭というもてなしは、
理にかなったことなのかも・・・。



2)入浴の15分前には、さらに水分を補給。


入浴は、発汗作用により、血液がドロドロになりやすく、
そのため、多めに水分補給を。

水や麦茶、緑茶のほかに、ビタミンCの多いオレンジジュースや、
スポーツドリンクもおすすめ。

15分前に、水分を飲んで、体に行き渡らせておくと、
サラサラの血液になりやすいんです。


3)お湯は、足先など、心臓に遠い部分から、順に十分かけましょう。

湯ぶねを満たす温泉を見ると、直ぐにザブーンと入りたくなりますが、
それは、危険!
まず、入る前に、十分体をお湯の温度や泉質に馴らすことが大切。
これは、マナーというより、自分のため。

足の次は、手や顔など、



何度もお湯をかけましょう。
源泉掛け流しの湯なら、思い切り使っても大丈夫。
家庭のお風呂だと、お湯が減ってしまいますから、シャワーでね。


この続きは、また明日・・・・。






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ミモロが教える! 旅館のマナー「やってはいけない事」②

2011-02-21 | 旅行
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これも、当たり前と思うかもしれませんが、宿で気をつけたいことをご紹介します。

4)床の間で遊ばない



床の間は、飾りスペースです。人はいる場所ではありません。
たぶん子供しかやらないことですが・・・・。床の間に乗ってはいけません。
でも、
一段、畳から高くなっているので、そこに座る人がいるんです。
床の間に座りながら、携帯電話をかけたりしないように。

5)畳に濡れたタオルを置かない。


これって、うっかりやってしまうこと。湯上り、湿ったタオルを、つい畳の上においてしまうことって、ありませんか。
これは、畳を傷める原因になるので、宿としては、絶対にやめてほしいことだそう。
畳表の一部が、変色してしまうそうです。
使ったタオルは、洗面所のタオル掛けに。

6)宿の大きなサイズのシャンプーや化粧品は持って行かない。


宿には、アメニティーとして、シャンプーやコンディショナー、ボディーローション、化粧水や乳液などが、用意されています。
個別に小さなサイズのものは、もちろん持ち帰り自由です。
しかし、最近は、大きなサイズの物を備える宿も増えています。
大きなサイズは、持ち帰りはできません。

私の場合、個別の持ち帰りができるアメニティーやソープは、
使い切れないものは、すべて持って帰るようにしています。
新しい石鹸なども、とても使い切れませんので、シャワーキャップなどで、
包んで家で使うようにしています。
個別のアメニティーは、宿に置いておいても、捨てられるだけ。
もったいない・・・ですね。まだ使えますから。

7)源泉掛け流しのお風呂の蛇口を閉めない。


これは、すべての宿で通用することではないかもしれませんが、
到着したとき、すでに源泉掛け流しの部屋風呂の湯が、張られていた場合、
その蛇口は、滞在中は、閉めないようにします。

ついもったいないと寝る前に、家のお風呂のように蛇口を閉めてしまうと、
翌日、朝入りたくても、なかなか適温にならないのです。
それは、夜のうちに温泉の管が冷えてしまい、適温にするためには、
かなりの時間が必要です。
源泉掛け流しは、ずっと掛け流しされていいんです。

よく外国人ゲストが、お風呂の湯を抜いてしまうことがあるそう。
温泉の湯ぶね、内風呂も露天風呂も、勝手にお湯を抜いてはいけません。
お湯は、宿の人が管理しています。

もちろん
温泉がぬるすぎ場合は、蛇口を開いて、多めに湯をいれたり、
熱すぎる場合は、お水の蛇口をひねり調整します。
でも、入りおわったら、
お湯の蛇口は、宿が設定した状態に戻しておきます。

どうしても温度調整がうまく行かない場合は、
宿の人に調整してもらいましょう。

宿によっては、蛇口からではなく、湯ぶねの側面から、お湯がはいるところも
あるようですが、その場合は、なにもできないので、心配はいりませんね。


次は、温泉の入り方をお話します。





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ミモロが教えるー旅館のマナー「やってはいけない事」①

2011-02-20 | 旅行
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今日は、日本旅館でやってはいけないNG行動をミモロとみてゆきましょう。

幸福旅のために、宿との心地よい関係を築きたいですね。


旅館の人に「旅馴れない人」と思われかねないNG行動や、宿の人をハラハラさせる行動は、慎みたいと思います。まずは、当たり前と思われることの復習から。


①床の間の上に荷物を置く


当たり前のことのようですが、結構やてしまう人がいます。
床の間は、板張りなので、荷物置き場と勘違いするのでしょうか。
床の間は、和室の中で一番格の高い場所。
元々、神さまや仏様を拝む場所が、時代を経て、建物の様式の変化に伴い
固定化されて、奥まった空間を作りました。

今は、掛け軸や生け花を観賞する場所。和紙ならではの癒しの空間なのです。

一般的に、床の間の板は、とてもいい材質のものを使用しているので、
荷物などで、傷をつけては、大変!

宿の座敷の中で、一番、その宿の主人の趣味、趣向がわかるのも床の間です。
どんな掛け軸をかけているのか、どんな花を活けているのかなど、
ぜひじっくりと床の間の飾りを見てください。宿の心が伝わってきますよ。


②キャリー付きのスーツケースや旅行バックを畳の上で引かない。

荷物の移動は、十分気をつけたいもの。
特に、ついやってしまいそうになるのが、キャリー付きのバッグを畳の上で引くこと。
畳は、デリケートなので、重い荷物で表面が傷ついてしまうそう。
部屋での荷物移動は、持ち上げて、静かに畳の上に置くようにします。
スーツケースなど大きな荷物は、できれば板の間で開けましょう。

ちょっとした心使いが、宿との関係をとてもいいものにしてくれます。

お金を払っているんだから・・・と我が物顔に滞在するのは、美しくありません。
宿は、オーナーさんにとっては、家の一部のようなもの。
大切にしてくれる・・・というお客様の態度は、とても好ましく、嬉しいそうです。


③荷物に入るからと、部屋の備品を持ってゆかない。


宿には、ちょっと素適なものが飾られていたり、使いやすいものが備えられていたり、
「こんなのが、欲しいなぁ」と思うものありますよね。

いいなぁと思うものを見つけたら、ぜひ宿の人に、どうしたら手に入れられるのか、聞いてみましょう。結構、売店で売られていたり、また、宿のスペア品を分けてくれたりするもの。黙ってもっていっては、ダメですよ。

まぁ今回は、ちょっと当たり前すぎましたね。





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焼き芋、できたかな?ホクホクの美味しさに舌鼓のミモロです。

2011-02-19 | 旅行
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伊豆の旅館「離れ家 石田屋」に宿泊するミモロ。出発の日の朝、焼き芋作りを体験します。

「焼き芋、できましたよー」とのご主人の声に、急いで、プールそばへ駆け寄ります。

穴から掘り出したお芋・・・。
「見せて、見せて・・・」

「ほら、こんなに美味しそうですよ」

ほんのり甘い香りが、ミモロの鼻をくすぐります。
「美味しそう・・・」ゴクリ。待ったかいがありましたね。
「持ってゆきますか」
多くのお客さんは、電車の中や散策の途中などで食べるそう。
でも、ミモロは、
「ひとつ食べたい」と、できたての焼き芋をほおばります。
「あまくて、美味しい!」ミモロの口のまわりには、黄色いお芋が。


ちょっとひと休みしようと、プールサイドに。

「なんかリゾート気分」。
温泉が注がれたプールは、冬でも温か。でもやはり泳ぐには、ちょっと寒いかも。

「夏に泳ぎに来たいなぁ」

ミモロは、荷物をまとめて、チェックアウト。
女将さんから、小さな楓の苗木と百合の球根をお土産にもらって、
宿を後にしました。

旅のポイント:最近、いろいろな宿で、非日常的な体験をさせてくれるところが、増えています。この宿の「焼き芋づくり」もそのひとつ。特に男性客に好評だそう。その理由は、焚き火です。昔は、庭で出来た焚き火も、今は、禁止されているところが多いよう。火って、何か心鎮める作用がありますよね。お芋には、興味がなくても、焚き火はしたい。そんな現代人の欲求にあった体験。宿もいろいろ工夫をしているようです。どんな体験ができるか、今後も各地ならではの企画が楽しみです。



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