ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

宿の庭をお散歩。春の陽射しがミモロを包んで・・。

2011-02-18 | 旅行
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「離れ家 石田屋」の庭を、ミモロは、あちこち歩き回ります。


「かわいい?」
椿を花をヘアアクセサリーにするミモロ。

「わー大きなミカン!食べきれないかも・・・」


枝にミモロの体の何倍もある大きな果物が実っています。
それは、ボンタン。
ほかにも、ミカンをはじめ、ニューサマーオレンジやレモン、夏ミカンなど、
温暖な気候の伊豆らしく、いろいろな柑橘類が実ります。

「あら、いい香り」ミモロが近づいたのは、水仙。 庭のあちこちに、可憐な花を咲かせています。

「あれは、何?」といいながら、木の箱の上に座るミモロ。
あ!気をつけて!そこは、ミツバチの巣箱。宿では、蜂蜜を集めているそう。
冬だから、蜂の活動も低下しているから、いいものの、もうヒヤヒヤものです。

そろそろ焼き芋できたかな?

プールのそばに戻りましょう。








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次の朝は、焼き芋のお土産が待ってました。

2011-02-17 | 旅行
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伊豆の河津「離れ家 石田屋」に宿泊した翌日。


「温泉に来たら、朝風呂に行かなくちゃ!」と、起きるとすぐに露天風呂に直行したミモロ。


いつでも、入れる源泉掛け流しの温泉の良さを満喫します。

旅のポイント:温泉地に滞在したら、朝風呂は見逃せません。新鮮な空気のあふれた露天風呂の気持ちよさは、昼間とはまた別もの。ただ、朝は、まだ体が十分に起きていないので、入る前によく体にお湯をかけて、温めてください。また、入る前にお水を飲むのを忘れずに。


ミモロがお風呂にいる間に、お座敷には、朝食の用意が。


伊豆名物の干物、伊勢海老の味噌汁、茶碗蒸し、野菜の煮物などが、
コタツの上に並んでいました。
「わーこんなにいっぱい!食べきれるかなぁ・・・」
でも、気が付くと、すっかり平らげているミモロ。

「プールのそばで焼き芋をしていますよ。行って見たら、どうですか?」
と仲居さんの言葉に、さっそく毛糸のマフラーを巻いて出掛けます。

まだ、食べる気なんだ・・・・。


宿の奥の庭の一角にあるプールのそばで、
作務衣姿の気さくなご主人が、なにやら作業中。

「何してるの?」とミモロが尋ねます。

「今から、焼き芋をするんですよ。よかったら、自分でやってみませんか」。

さっそくミモロは、ザルにのったサツマイモから、大きそうな芋を選びます。


庭の土を掘って作った穴のようなカマドで、焚き火をして、
その中にホイルに包んだお芋をいれます。

そして、桜の枝を切ったものを香り付けのチップに使います。


ゲホゲホ・・・。煙が、ミモロの方に流れ、思わず咳き込みます。

「まだ、焼けるのに、時間がかかりますから、
散歩でもして、待っててくださいね」
とのご主人の言葉に従って、ミモロは、すぐ近くにある菖蒲園へと向かいます。


「え、ここが菖蒲園?」。冬の菖蒲園には、まだ何もありません。


花の盛りになれば、こんな風に美しく咲き乱れる花菖蒲です。


旅のポイント:河津町は、桜のほかに、菖蒲、カーネーション、バラが有名です。なかでも「かわづ花菖蒲園」では、5月1日から6月15日まで、5千平米の園内に25000株の花菖蒲が見られます。(入場料300円)。「離れ家 石田屋」にある600坪の菖蒲園は、宿泊者のみの、まさにプライベートガーデン。ゆっくりと静かな雰囲気で、約500種の花菖蒲が楽しめます。湯上りに浴衣姿で散策できるのも、宿泊者の特権です。


花のない菖蒲園ですが、よく見ると、
いろいろな花が咲いていることに気づきます。

どんな花を見つけたのかな?
















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久し振りのお布団。フワフワの布団の心地よさ。

2011-02-16 | 旅行
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夕食も終わり、リラックスするミモロ。テレビに夢中のよう。話しかけても、返事もなし。何してるの?


「今は、話し掛けないで・・・」モゴモゴと口ごもるミモロです。
こっち向いて・・・

「もうなぁに?今、パックしてるとこなんだから・・・」


お、これは失礼!温泉でしっとりと柔らかくお肌には、パックはとても効果的。

旅のポイント:温泉には、ミネラルが豊富に含まれています。タオルを浸して、温かな蒸しタオルのようにしばらく顔にのせるのも、気持ちいいものです。ただし、温泉の場合、その後に、必ずクリームなど油分を補うことも忘れずに。温泉によっては、パックに適さない泉質もあります。単純温泉なら大丈夫です。

ミモロが、パックをしている間に、隣りの部屋に、お布団の用意がされました。
いつもベッドで寝るミモロにとって、久し振りのお布団。

「わーふわふわ・・・・」。ミモロの体が沈むほど。

「もう、寝るね。眠ったら、電気消してね。おやすみなさーい」。


了解!

しばらくして、そっと部屋を覗くと、ミモロは、すでに夢の中。


おやすみミモロ。明日も、きっと楽しいことがいっぱいよ。
いい夢を・・・。

暗くなった部屋からは、ミモロのかすかに寝息が聞こえてきます。

旅のポイント:枕は、睡眠にとって大切。旅館には、リクエストすれば、部屋に用意された枕以外のものも届けてくれるところが多いもの。合わない場合は、まずフロントに連絡しましょう。別の枕がなかったり、合うものがない場合、バスタオルをたたんで、自分にあった高さに調整したり、いろいろ工夫をしています。

また、浴衣で寝るのが馴れなくて、朝起きると、色っぽいを通り越して、前ははだけ、浴衣紐が、ウェストにあるだけという、見るも無残なあられもない姿にビックリすることもしばしば。同室に他の人がいる場合は、できるだけパジャマを持って行くようにしています。私の場合、浴衣の寝姿が、色っぽいというのは、絶対無理です。










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食べられそうな大きな金目鯛の煮付けにビックリ!

2011-02-15 | 旅行
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「温泉も入ったし、宿の中も見て回ったし、
後の楽しみは、ご飯だね。何が食べられるのかなぁ?」。今やミモロの頭の中は、夕ご飯のことでいっぱいです。

待ちに待った夕ご飯が、始まりました。

ここは、お部屋での食事です。

季節の彩り豊かな前菜から始まる、伊豆の旬の食材がふんだんに登場する懐石料理です。次々に目の前に並ぶ料理に、もうミモロは、夢中です。

なかでも、ミモロが気に入ったのが、「金目鯛の煮付」です。

「わーすごく大きい!どこから食べたらいいの?」
本当に大きな金目鯛。ミモロが食べられちゃいそうですね。刻み生姜と白髪ネギもたっぷり添えられ、ますます食欲をそそります。
「何杯もご飯が食べられそう・・・」。大丈夫、ご飯もたっぷりありますよ。


旅のポイント:懐石料理では、ご飯と味噌汁などは、〆なので、最後に登場します。ただお酒が飲めない人や、ご飯好きは、料理といっしょにご飯が頂きたいもの。そこで、早めにご飯をお願いします。美味しくいただくのが、一番。

また、ご飯が食べきれなくて、夜食にと、おにぎりにしてくれる宿もありますが、夜食は、絶対にその日の内に食べること。これは必ず守りましょう。


「これもスゴーイ。美味しそうな匂いがする」
鼻をピクピクさせて、ミモロは、お椀に顔を近づけます。


伊豆では、魚介類を味噌汁で食べるのが、昔から一般的。まさに漁師料理ですね。
これは、蟹やフノリなどが入ったお味噌汁。蟹のコクが味に深みと豊かさを与える逸品。素材の美味しさそのままの味わいに、「美味しい!」とミモロは大感激。


他に、
鯵や金目、イカ、甘エビなど、旬の魚介類が味わえるお造り。
宿の名物、豪快な伊勢海老の唐揚げ。
春は、朝掘りの筍のお刺身。新鮮な野菜の煮物なども季節によって登場します。

「うーお腹いっぱい!」ミモロのお腹は、いっそうポッコリしたみたい。


旅のポイント:部屋か、食事処か、料理を頂く場所は、宿の選ぶポイントのひとつです。子供連れや、ご高齢の方には、移動せずに済み、周囲にも気を使わなくて済む部屋食の宿がおすすめです。最近は、食事処でも、個室を設ける宿も多く、プライバシーが守られます。部屋に料理の匂いが残るのが、イヤという人は、食事処の宿がおすすめですね。事前に、宿に電話するなり、HPで、料理を食べる場所を調べることも大切です。

さぁ、食事の後は、寝るだけね。
「え、違うよ」とミモロ。一体何をするのでしょう。


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女湯の露天風呂は、春には桜が見られます。

2011-02-14 | 旅行
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部屋の露天風呂を楽しんだミモロは、まだまだ温泉に入りたくて、今度は、宿の大浴場の露天風呂へ出掛けます。


「すごーく大きいってわけじゃないけど、これならみんなで入れるね。屋根もちょっとあるから、雨でも入れるんだ・・・」。さすが温泉好きのミモロ。チェックもしっかり。奥行きのある露天風呂は、岩の迫まり狭くなった湯ぶねの奥にも、お風呂が続いています。「あ、桜の木がある!」湯ぶねから、周りを見渡したミモロが、見つけた山桜です。春になると、薄いピンクの花が、可憐な姿を見せてくれ、夜は、ライトアップされて、妖艶な姿が、湯ぶねから眺められる趣向です。まだ枝だけの桜の木を見て、
「ここにも河津桜があるといいのに・・・」と、ミモロはポツリ。


「ここも気持ちいい!やっぱり広いのはいいね。あ!サウナもある・・・」。温泉にサウナで、両方を楽しみ、しっかり汗をかいたミモロ。
「これで夕ご飯も、たくさん食べられる!」。もう夕ご飯のこと考えてたんだ。

「あーいい湯だった!」


さっぱりした表情のミモロです。

「ロビーでお水を飲まなくちゃ・・・」。そうね。温泉の後は、必ず十分に水分補給をしましょう。ロビーに用意された飲料水で、喉を潤し、ひと心地。


「ねぇ、見て!素適なものがいろいろあるよ」。
買物好きのミモロは、宿のオリジナルの品々が並ぶコーナーへ。
「離れ家 石田屋」は、花菖蒲の宿とも言われ、敷地内の菖蒲園には、それは見事な花菖蒲が、5月下旬から6月上旬まで見られます。それにちなんで、宿で使う器や、オリジナルの手ぬぐいなどにも、菖蒲の花がデザインされています。

旅のポイント:最近、いろいろな宿で、そこでしか手に入らない品々の販売が増えています。梅干や佃煮など期間限定の食品をはじめ、宿で使用しているシャンプーや石鹸、食器や小物など、その種類も多岐に渡っています。実際、宿で体験できるものが多く、好評です。旅のお土産にも人気で、ぜひ、全国の宿で、そのオリジナルの品々を見つけてください。その宿が、何にこだわっているかが、わかりますよ。

そろそろ夕暮れも迫ってきました。部屋にもどってのんびりしましょう。

「もうすぐ夕ご飯だね。どんな料理が出るのかなぁ」

ミモロは、心弾ませながら、部屋へと戻ります。









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