ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

湯布院旅の締めくくりは、「玉の湯」旅館のティールーム・ニコルで、大好きなケーキを…。

2014-02-18 | 国内旅行

九州、大分県の湯布院温泉を訪れたミモロ。旅の締めくくりは、「やっぱり、あれを食べなくちゃー」と出かけたのは、湯布院温泉の名旅館として知られる「玉の湯」のティールーム・ニコルです。
 
「ここに来ると落ち着くよねー」と、以前、宿泊したことのあるミモロ。そのさりげなく、上質のおもてなしに感動したものです。温泉町を訪れる観光客で賑わう通りから、少し入っただけなのに、ここは、とても静か。「別世界だよねー」と。宿泊しなくても利用できる食事処の「葡萄屋」や宿のオリジナルの品や客室にある品、そして地元の野菜などが買える「由布院市」というショップ、さらに夕方からは、バーも楽しめます。そのなかで、ミモロが大好きなのが、「ティールーム・ニコル」です。

敷地内の雑木林を眺めながら、頂く紅茶やコーヒー…。ホントに心が鎮まります。
「こういう感じの喫茶店って、京都にはないの。だから湯布院に来ると、寄りたくなるんだー」と。
でも、ミモロのお目当ては、それ以外にも…。
それが宿オリジナルのケーキです。「これこれ…このアップルパイ、ホントに美味しいのー」薄いパイ生地の上に、スライスされたリンゴ…ちょっと大きめに見えますが、ペロリと食べられます。
「湯布院に来たら、必ず食べるんだー」と、ミモロのお気に入り。ミモロが夢中でアップルパイを食べていると、「わーミモロちゃん、お久しぶり…元気でしたか?ちっとも変わらないわねー」と、広報の佐藤さん。いつも笑顔で迎えてくださる、素敵な方。「はーい、元気でーす。うん、変わりありません」とお返事。
「新しくチーズケーキも出来たのよ、もうお腹いっぱい?」「え!チーズケーキ?まだ、お腹にスペースありまーす」ということで、チーズケーキも注文します。
「マドレーヌみたい…美味しそう・・・」と、ジッと見つめて…。

このティールームは、なんと朝9時からオープンしています。だから、清々しい朝の空気のなかで、のんびりティータイムが楽しめます。
「このチーズケーキも香ばしくて、チーズのお味もしっかりしてる…。うん美味しい!」と大満足。

料理だけでなく、スイーツの美味しいお店も多いのが、湯布院です。失礼ながら温泉地で、これほどレベルの高いスイーツがあるのは、大したもの。さすが湯布院です。

朝のティ-タイムを満喫した後は、近所のお散歩に。
小川沿いに、金鱗湖方向へ歩きます。「あ、ここにも大きな鷺がいる」京都の琵琶湖疏水や白川でも、よく見る種類の鷺です。
「なんか足湯してるみたい…きっと京都より、湯布院の小川の方が、温泉が入ってるから、温かいかもねー」

「今日は、湯気が出てない…」湯布院の中心部に位置する金鱗湖は、日により、朝、モヤが立ち上り、幻想的な雰囲気が漂います。池を眺めた後、再び川沿いに歩くことに…。
途中、野菜や果物を売っているお店の前に…「近ければ、買って行くんだけどなー」
 新幹線に乗らなくてはならないので、荷物は、軽くねー。「うん・・・」と言いながらも、未練たっぷりのミモロでした。

さぁ、京都に戻りましょう…。「うん、また来ようねー。絶対だからねー」と、湯布院の旅を満喫したミモロでした。

*「玉の湯」の詳しい情報は、ホームページで


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2012年7月にオープンした料理自慢の「草屋根の宿 龍のひげ」。部屋から望む雄大な由布岳

2014-02-17 | 国内旅行

一昨年オープンした「草屋根の宿 龍のひげ」は、全5室のこじんまりとした静かな宿です。
 
盆地にある湯布院の町を囲む山の上にあり、眼下に町を望みます。季節により、朝霧も見られるそう。
「わーいい眺め…」部屋にはいるなり、ウッドテラスにでたミモロから、思わず声がもれます。目の前には、雄大な由布岳の姿…。「眺めのいいお部屋だねー」と、その開放感に心がのびやかになってゆくよう。

雑木林の中にある客室は、離れ家タイプで、ゆったりとしたスペースが贅沢に…。
 
窓辺のベッドからも、由布岳が寝ながら眺められます。「ちょっとベッドから景色見よう…」と、ベッドにもぐりこんだミモロ…あれ、あまりの寝心地のよさに、眠ってしまいました。スースーと寝息が聞こえてきます。お昼寝してしまったミモロは、そのままに、お部屋の中をご案内しましょう。

ベッドの寝室と6畳の和室がある「かえで」というのが、ミモロが宿泊するお部屋です。

最近、日本の宿でも、ベッドの寝室が多くみられるようになりました。それは、日常生活でもベッドで休む人が増えたことと、高齢者には、起き上がるのが容易だということ、さらに、昼間に宿に到着した場合、ミモロのようにすぐにお昼寝ができることなど…の理由から。以前は、夕食後、宿の人が布団を敷きに部屋を訪れるスタイルが多かったのです。宿自体の負担も少なく、また、チェックイン後に部屋に他の人が入るのを嫌うゲストも多いという理由も。布団を使う和室の宿でも、最近、チェックインをすると、すでに布団が用意されているところもあります。今後、ベッドの寝室をもつ宿は、増えてゆくと思われます。

さて、この部屋で、うれしいのは、露天風呂のように窓が、開け放てる広い内風呂と湯上りに寛ぐ、眺めのいいウッドテラスです。特にお風呂は、内風呂にしては、なかなか大きなもの。ミモロなら十分に泳げます。
 また、湯船に浸かりながら、自然や星、月が楽しめる温泉で、なんどでも入りたくなる程よい湯加減もうれしいところ。


さぁ、ミモロ、そろそろ起きて…夕ご飯に行きましょう。「え?夕ご飯?」この言葉にパッと寝覚めるミモロです。「ご飯、ご飯…楽しみ~」と、ウキウキしながら食事処へ。
食事処は、個室になっていてのんびりお食事が楽しめます。

この宿の魅力は、料理の美味しさも…。料理長の日野正人さんは、この宿の息子さんで、湯布院の名宿として有名な「山荘 無量塔(むらた)」で腕を振るっていた方。

次々に登場する料理の数々。そのいずれもが、地元や九州の旬の食材を使った季節感あふれる料理です。
器づかいも、趣味がよく、ひとつひとつの料理の味などに、料理長の腕とセンスのよさを感じます。「京都の料理も美味しいけど、ここの料理も素晴らしいね~」と、京都暮らしで、すっかり口の肥えたミモロも、感激する美味しさ。
「お口に合いますか?」「はい、すごーくピッタリ!」。お宿の方のおもてなしにも心がこもっています。

料理の中でも、豊後牛と薩摩地鶏の炙りは、「わー豪勢だねー」と、ミモロが目を丸くしたもの。
 
「こんな厚いお肉食べるの、久しぶり…」と興奮気味のミモロ。ごめんね、いつも薄いお肉で…。「うー脂のノリも程よくて、お肉の旨みが口に広がる~」と、噛みながら、うっとり。でも、食欲旺盛のミモロも、たっぷりの出されたお肉は、全部食べられません。「うー残すの惜しい…」と、ポッコリ膨れたお腹を恨めしそうに、さすります。

翌日の朝食の品数も、豊富です。温泉に何度も入り、寝心地のいいベッドで熟睡したミモロの食欲は、朝から旺盛。
「いただきまーす!」
ミモロが、朝食を食べ始めたところへ、お宿の方が、もう一皿運んできました。「これ、昨日、残されたお肉を料理しましたので、よかったら、どうぞ…」と。
昨日、惜しくも食べ切れなかった豊後牛を、料理長が、別の一品として調理してくれたのです。「わーうれしい!」残したお肉が気になっていたミモロ、「こういう気づかいうれしいよねー」と、ペロリ。


この春、新たな客室もオープン。開業して2年ですが、リピーターも多く、今、注目されている宿のひとつです。

「湯布院に来るたびに、町が変化してる。さすが日本屈指の人気温泉地…。京都同様、おもてなしの心がすごく感じられる」とミモロ。多くの海外からのゲストを迎える湯布院。その名は、世界に広く知られているよう。気取りのないおもてなしは、のんびり寛ぐには、心地よいもの。「なんか温かい感じの宿だったねー」とミモロ。体も、心もほっこりと温まった宿でした。

*「草屋根の宿 龍のひげ」の詳しい情報は、ホームページから、どうぞ…。



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ちょこっと湯布院旅。湯布院の新名物「由布まぶし」の店「心(しん)」。豊後牛や地鶏がたっぷり。

2014-02-16 | 国内旅行

観光地の中でも、料理のレベルが高いと評判の湯布院。海の幸、山の幸、そして豊後牛や地鶏など、美味しいものの宝庫です。「ミモロちゃん、ランチにおすすめの場所があるの~」と地元のお友達が教えてくれたのが、最近、注目されている「由布まぶし」のお店「心」です。「由布院駅」前の通りにあり、観光の途中によるのに便利です。
ビルの2階に店舗が。
「いらっしゃいませー」明るい店内昼時は、満席になる人気ぶり。「よかった~時間ずらして来て…」とミモロ。

「由布まぶし」というのは、岐阜などでよく食べられる「ひつまぶし」の湯布院版。「ひつまぶし」は、鰻をご飯の上にのせ、まずそのままで食べてから、お茶などをかけて、お茶漬けにして味わう料理。
「知ってる~。食べたことあるよ。美味しいよね~」と、想像しただけで、ヨダレがこぼれそうなミモロです。

湯布院版は、鰻のほかに、大分県のブランド牛の「豊後牛」や地鶏をのせたもの。

厨房では、ご店主の森政博さんが、お肉などを焼いています。
「いい匂いー。たまらない~。早く注文しようよー」と、香ばしい匂いに、もう待ちきれないミモロ。

ご店主は、湯布院の有名旅館で長らく料理人をつとめたそう。だからお味のよさも折り紙つき。
 
丁寧に下ごしらえされたお肉。ここで使う豊後牛は、サーロインのみ。まろやかな旨みが味わえるお肉です。また、地鶏も独特の旨みをもつ「豊のシャモ」と大分産のジューシーな「ハーブ鶏」を合わせ、それらを炭火で焼いたものを使います。

ミモロは、なんと豊後牛と地鶏の両方を注文。「だって、どっちも美味しそうで、両方食べたいんだもの」と。
ここでは、注文を受けてから、精米したてのお米を土鍋で炊き上げるため、約15分ほどかかります。その間、地元産の食材の前菜がだされます。それもとても美味しい品。
しばらくして、ミモロの前に、炊きたての由布まぶしが運ばれました。
豊後牛(2350円)と地鶏(1950円)の由布まぶし。前菜、漬物、薬味、赤だし汁もセットされています。

土鍋には、一面、お肉が。「わーご飯が見えない…」
もう土鍋にかぶりつくミモロです。
アツアツのご飯を、しゃもじで混ぜて、まずはそのままいただきます。炭火焼のお肉の香ばしさと旨みが口の中に広がります。「美味しいねぇ~」と、目を細めて味わいます。

「あ、おこげもある…」ミモロ全部食べちゃダメ…これからお出汁をかけていただくんだから…。「そうだった、あんまり美味しくて、食べすぎちゃった~どうしよう…」かろうじて土鍋に残ったご飯に出汁をそそぎます。
「わーこれも美味しい…。もっとご飯残しとけばよかった~」と、ちょっと食べ過ぎを後悔するミモロでした。

炊きたてを折に詰めて、持ち帰ることも可能。(予約をおすすめ、1時間ほどかかるので…)夜のメニューも単品など豊富。
「湯布院に行ったら、ぜひ寄ってみてー美味しんだから…」とミモロお気に入りの味に…。

*「由布まぶし心」大分県由布市湯布院町川北5の3 2F 0977-84-5825 昼11:00~15:30LO 夜17:30~20:00LO 木曜、第3水曜休み 由布院駅から徒歩1分。予約可


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雪の九州・・・奥湯布院高原リゾート「無相荘(ぶあいそう)」。海外セレブも利用するラグジュアリー宿

2014-02-15 | 国内旅行

「わー雪だー!」
九州の湯布院を訪れたミモロ。湯布院の町から、車で約20分ほどの山並みにある「奥湯布院高原リゾート」の「無相荘」という宿に泊まりました。

冬の九州…「京都より、南だから、温かいと思ったのにー雪が降るんだー」と、目の前の銀世界にビックリ。でも、雪遊びが好きなミモロさっそくお庭を走り回ります。
  時々、足を取られて転んだり。でも、雪を歩く楽しさから、「大丈夫だもんねぇー」と。ネコなのに、雪好きのミモロでした。

さて、ミモロが宿泊した「奥湯布院高原リゾート」は、湯布院から大分方向に行く途中。由布岳の北側に広がる高原にある宿泊と食事処があるリゾート。昨日、リポートした塚原高原から、車で5分ほどの場所にあります。

湯布院は、盆地の中に多くの宿がありますが、近年、注目されるのは、周囲の山にできた新しい宿です。すでに盆地の中の新たな開発は、むずかしく、そのため、広い敷地、そして自然を求めると、近郊の山並みへと向かいます。

ここ「無相荘」も3年前にオープンした宿。広い敷地に全12室というゆったりとした造りです。
 
「ミモロです」とまずはチェックイン。ストーブが焚かれた広いロビーで、コーヒーでひと休み
  


いよいよお部屋へと向かいます。
 
ミモロのお部屋は、メゾネットタイプ。1階には、露天風呂のあるウッドデッキが。2階がベッドルームです。「わーすてき~」と、大興奮。今、高級宿は、かつての装飾豪華さとは一味違った快適性重視。スペースも1部屋、90平米ほどのゆったりサイズ。そしてインターネットなどを完備。部屋での寛ぎ感がいっそう高まっています。「ここに住みたい…」ミモロならずとも思ってしまうお部屋です。

部屋に入ると、まずは、冷えた体を温泉で温めることに。「お部屋のお風呂だけど、大きいねぇー」
 

部屋のお風呂は、リビングの向こう側。
「覗いちゃダメだよー」。ガラスの仕切りには、ブラインドが下げられるようになっています。
ゆったりお風呂で温まったミモロ。湯上りのお肌のお手入れも欠かしません。
「なんかスベスベになったみたい…」

夕食は、別棟にある食事処の「炭熊」へカートに乗って向かいました。
  
九州の豊富な食材を使った色とりどりのお料理の数々、なかでも、豊後牛や豊後赤鶏などの炭焼きは、ここの自慢の品。「香ばしくて、ほどよくのった脂のお肉は、たまらないねぇー」と。霜降りのお肉に夢中です。朝食もここでバランスのよい品々でエネルギーをチャージ。

敷地内には、大露天風呂や貸切風呂も。
「あ、温泉タマゴ…」湯煙が立ち上る温泉。大露天風呂は、昼は、周囲の山々の雄大な景色、夜、星が降るように見えるそう。「うー何も見えない…」残念ながら雪の降る日は、なにも見えません。

「寛いでいらっしゃいますか?」と、女将の大山静子さん。
「ここは、以前、美術館だったんですよ。その建物を改装し、ゆったりとしたスペースの宿にしたんです」と。敷地内には、ヘリポートもあり、福岡空港から、宿の自家用ヘリで、いらっしゃる海外ゲストも。
「なるほどー、福岡空港って、海外に近いんだー」と、改めて思うミモロです。福岡空港は、アジアから訪れる観光客が多数到着する国際空港。九州への海外ゲストの玄関口です。台湾や韓国からは、京都から行くより時間的に近い場所。
湯布院にも大勢のアジアからの観光客が訪れていました。

「ゆっくり温泉に入り、自然を満喫して、美味しい日本のお料理を味わっていただきたくて…」と大山さん。趣味のいいインテリアで設えられた館内は、まるで海外の高級リゾートホテルのよう。館内には、畳敷きの和風のお部屋もあり、日本の宿のよさも体験できます。

「なんか外国にいるみたい…」全室に装備されたシモンズ製のベッドやマットレスの寝心地も満点。


「明日も雪遊びできるかなぁ~」至福の時を過ごしているミモロ、きっと素敵な夢をみることでしょう。「おやすみなさ~い」

*「奥湯布院高原リゾート 無相荘」の詳しい情報は、ホームページから、どうぞ…。

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ちょこと湯布院旅・日本で最も美しい村のひとつ、塚原高原にある「自然食ゆうど」でランチ

2014-02-14 | 旅行

冬のある日、ミモロは、山陽新幹線に乗って、九州の大分、湯布院に出掛けました。九州は、京都から新幹線で一本。東京に行く感覚で、西に進めばいいわけです。

「温泉、料理、そして大自然…に触れ合うんだ~」と、いそいそ出かけたミモロです。

ミモロは、博多からレンタカーで、湯布院に入りました。まず、ランチに訪れたのは、湯布院町の郊外にある塚原高原。湯布院ICから車で約20分。大自然に抱かれた静かな村です。
「わー由布岳がよく見える…」
ここ塚原高原は、由布岳の麓に広がる高原。NPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟しているところで、昔ながらの田舎の景色に心和みます。このNPO法人は、小さくても輝くオンリーワンを持つ農山村が、誇りを持って自立し、将来にわたり美しい地域であり続けるために活動しているもの。北海道の美瑛町、岐阜の白川村、京都の伊根町なども加盟しています。「なんかのんびりするねぇー。こういう景色っていいなぁー」と。

見渡す限り広がる畑のそばに、ミモロが目指す1軒のお家…地元の野菜がふんだんに味わえる「オーガニックキッチン&カフェ 自然食ゆうど」があります。「美味しい野菜がたくさん食べられるのよ。」とお友達に勧められたお店です。
 
「こんにちはー」とドアを開け、中へ。
山荘風の建物の中には、大きな薪ストーブも。
   大きな窓の外には、のどかな農村の景色が広がります。
「いらっしゃいませー」と、笑顔で迎えてくださったのは、オーナーの冨高利弘さんと奥様。このお店を開業して5年に。地元の人との触れ合いから、生まれたオーガニックの野菜や自然食を扱うお店です。都会暮らしも経験したお二人、塚原の自然に魅了され、ここに住むことに。「由布院の町は、次々にお店ができて、昔ながらの自然を守るのがむずかしい状態です。まだここには、素朴でのどかな景色があり、それを求めて、足をのばしてくださる方も増えています」と。

インターネットが普及した今、田舎暮らしは、昔のイメージとはかなり異なっているようです。必要なものは、なんでもインターネットで注文でき、宅急便で届きます。情報も、どこにいても世界中から得ることができます。都会に住む利便性は、田舎でもある程度得ることができるようになりました。「ここに住んで、不便と感じることはありません」とおっしゃるおふたり。

「なんかすごくオシャレな感じがするー」と、お店やお二人の様子をみて、思うミモロです。

さて、ランチは、1種類のみ。その日の新鮮な野菜が、プレートにいっぱい登場します。
野菜の本来の味を活かしたシンプルなスタイル。オリーブオイルや特製のソースなどでいただきます。色とりどりの新鮮な野菜を前に、「まるでお花畑みたい…どれから食べようかなぁー」「ご近所の農家などで作られた有機栽培の野菜です。
「なんか野菜のパワーがつまっている感じ…野菜って、美味しいねぇー」いつも魚や肉が大好きなミモロも、その野菜の美味しさに感激。

「お外でも食べられるの?」とミモロ。「ちょっと寒いけれど、よかったらどうぞ」と。
大自然を眺めながらいただくランチ。その気持ちよさは格別です。

「安全で、体にいいものを、みなさんにご紹介しています」と。店内の棚には、富高さんが選んだ体にいい食品がいろいろ。なかでも調味料には、心惹かれるものが。

イタリア産の天日塩のハーブソルト、圧搾の黒ゴマ油やオリーブオイル、えごま油や、薬膳ラー油など、料理に使いたくなる品々が豊富に。
店の一角には、オーガニックの野菜も。

「このコーヒー美味しいねー」とミモロが、テラスで食後に飲んだコーヒーは、玄米だけでつくったもの。「便秘や冷え症の方におすすめで、体の中の解毒作用があるんですよ」と。「お友達にプレゼントしよう…」と、京都の冷えに悩まされているお友達へのおみやげにすることに。

九州は、食材の宝庫。大地の恵みを受けた野菜の美味しさも、訪れるたびに感激します。
「今回、何を食べれるのかなぁー」と、由布院旅を楽しみにするミモロです。


*「自然食 ゆうど」大分県由布市湯布院町塚原44の7 0977-85-5066 9:00~18:00 ランチは、11:30~14:00LO 火・水曜休み アクセス:湯布院ICから塚原方面へ約20分 湯布院町から車で約12分 *インターネットで自然食品の注文も可能


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