ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

大阪、通天閣そばに「星野リゾート」の都市型ホテル建設。ミモロ、プレス発表会に出席

2017-04-25 | 宿・ホテル

25日の各紙の朝刊には「大阪万博 立候補」の文字が一面に掲載されました。
2025年の大阪万博開催に向け、誘致を行うというもの。さて、それに先立ち24日に、大阪のとある会場では、「星野リゾート」の定例プレス発表会が開催されました。

リポーターであるミモロは、さっそくその会場へ。そこには、いつものプレス発表会の何倍もの報道陣が集まっていました。「わ~テレビカメラも数台ある~。大きな新聞社もいっぱい来てる~」とビックリ。以前、伺ったときは、30人くらいだったのに、この日は100人以上の人がいます。

プレスリリースが並べられたテーブルへ、ミモロは案内されました。
まずは、リリース全体に目を通します。

この日の発表テーマは、現在の「星野リゾート」の状況。全国に次々に展開されているホテルのリニューアルや開業などに関する報告。そして、多くの記者が聞きたいのは、「大阪 新今宮駅 都市観光ホテル開発計画」に関しての発表です。このホテルの建設は、2022年を目指しており、万博には十分間に合います。おそらく、万博誘致のためにも、大型の宿泊施設があることなども、審査の対象になることでしょう。

 
「星野リゾート」の星野佳路代表による、その開発に関しての説明が始まりました。

 
現在の日本の宿泊施設は、ホテルなどが藩分以上を占め、しかもビジネスホテルの利用者の60%以上が、ビジネスマンではなく、観光客であるそう。
「へぇ~そうなんだ~。京都もビジネスタイプのホテル多いよね」とミモロ。
国内外に関わらず多くの観光客が、大阪、東京、京都などの都市部では、「宿泊する場所は、眠るだけ」という感覚が多いのだとか。つまり、観光客をターゲットにした都市型ホテルが、これからもニーズが多いとのこと。

ビジネスホテルを利用する観光客にとって、大切なのは、そのホテルのロケーション、つまり交通の便利な場所が、選ぶポイントだそう。

さて、大阪 新今宮駅は、大阪駅や関空、またユニバーサルスタジオなどに行くのに、交通の便に優れた立地。
周囲には、古墳など、日本の歴史に触れる史蹟などに行くのにも好都合だそう。

大阪をあまり知らないミモロは、「う~そうなんだ~」と、地図を見ながら思います。
ミモロが以前訪れた「通天閣」にも近いそう。ホテル建設が予定されている土地は、かつて工場があり、1975年ごろに大阪市が公園用地として購入されたものの、その後計画変更などにより、あまり有効に利用されず遊ばせていたところだとか。それを「星野リゾート」グループ企業が、約18億円で土地を取得し、ここにホテルを建設することになりました。

そのホテルは、20階建て、客室数は600室以上。それぞれ30平米の広さがあるツインルームほどの広さが予定されています。
「ただ寝るだけのホテルではなく、そこで過ごす楽しさ、また地域の魅力なども体験できるホテルです」と星野さん。
「へぇーそうなんだ~。やっぱりほかのホテルとひと味違わなくちゃ、星野リゾートらしくないよね~」と思うミモロです。

質疑応答の時間では、記者さんから「あの付近は、日雇い労働者が多い地区で、治安などには問題ないんですか?」との質問が…。「治安が悪いというイメージもあるようですが、海外の都市に比べたら、悪いなんて言えません。むしろその周辺の新世界地域など、ディープな大阪に触れられる楽しさがあります。僕も地域の人たちに案内してもらいましたが、実に飾らない大阪があって、すごくワクワクしました」と、地域との連携により、その地域の良さをいっそう高めていくのも、星野さんの狙いのよう。

その地域には、小規模の格安ホテルなどが多くありますが、ここに「星野リゾート」が、グローバルレベルの都市型ホテルを作ることで、駅周辺の雰囲気、そしてイメージは、かなり変わると期待されているのです。

「ホテルの敷地内には、四季を感じさせる花々なども楽しめるスペースも予定されています」と。

奈良を訪れる修学旅行生などの宿泊場所が、奈良市内には不足して、多くが大阪に宿泊しているとも聞きます。
これからの大阪、新今宮駅周辺の開発は、大いに期待されるところです。

質疑応答の前に報告された「星野リゾート」のリニューアルや開業に関して、それぞれの地区のスタッフがわかりやすく説明しました。
その資料に目をやりながら、スタッフの楽しい説明を聞きます。

「すてきだね~」とミモロ。
 
青森地区では、自然を存分に楽しんでもらえる企画などが、いろいろ。
また、京都を見下ろす比叡山にある「ロテルド比叡」では、大きなウッドテラスがオープンするそう。
 
「行ってみたいなぁ~」と写真を見ながら思うミモロです。


いよいよプレス発表会も終わりに近づき、星野代表の囲み取材が始まりました。記者さんが星野さんの間近で、いろいろ質問します。「わ~カメラがいっぱいで近づけない~」
「ちょっと借りよう~」
どこかのカメラマンさんの三脚に乗るミモロ。でもやはり見えません。
しょうがなく、ちょっと離れた場所へ。
やがて、囲み取材の時間も終わるころ。
「あ、ミモロちゃん、来てくれたんですね~」と星野さん。「はい、すごく楽しみにしてました~」とミモロ。
「いつも、リポートありがとう。今日は、なんか似てますね~」とミモロの顔を見て…。「うん、そういえば似てるかも…へへへ~」と笑顔を交わす二人です。


日本のホテルや宿の姿を変えた「星野リゾート」。未来に向けて、新たな大阪が動きだそうとしています。


*「星野リゾート」に関する詳しい情報はホームページで



ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより


ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jp まで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伏見の蔵元「山本本家」が主催した酒造り体験「酒米の会」。いよいよ仕込んだお酒が完成へ

2017-04-24 | 体験

昨年春から、ミモロは、お友達に誘われて、伏見の蔵元「山本本家」が主催する「酒米の会」に参加しました。
これは、伏見の田んぼで、お酒を作る酒米「祝」を育て、収穫し、お酒に仕込むまでを体験する企画です。

「山本本家」は、銘酒「神聖」で知られる蔵元です。

「お酒をお米から作る体験って、素敵~」と、毎回、参加を楽しみにしていたミモロでした。
まずは、5月には、伏見の中書島にある田んぼでの初めての田植え体験。そして夏は、スクスク育つ稲を見学に。
田植え 夏の田んぼ

秋には、稲刈りも体験しました。そして、冬には、蔵での仕込みも体験したのです。
「仕込みするの」
ミモロは、小さな体で、みんなに助けられながら、一生懸命取り組みました。
1年間、稲が育つ姿をじっと見守り続けたミモロです。

さて、仕込みが終わり、しばらくして、「山本本家」から連絡があり、仕込んだお酒の授与式が行われるとのこと。

会場は、田んぼのそばの「三栖神社」です。
 そこで神職による神事が行われます。ミモロも参拝させてもらいます。

1年かけ、美味しいお酒ができたことを、神様に感謝する式です、酒造りには、神様のご加護は必須。蔵の中にも、必ず神棚が設けられています。稲作の国、日本において、神様と米造りは、切り離せないもの。その年できたお酒は、一番に神様へと献上されます。

神事が納められ、乾杯に移ります。
「ミモロちゃん、1年間、お疲れ様でした」と、山本さんが、奉納したお酒を注いでくれました。
「こちらこそ~お世話になりました、すごく楽しかったです。だってみんな初めての経験だったから~」とミモロ。

ミモロたちが、育てたお米で仕込んだお酒は、なんとも芳しく、ひときわ美味しく感じられます。
「これ、ミモロたちが作ったんだよ~。すご~い」と感激もひとしお。

神事などの後は、境内でお餅つきが行われました。
「ミモロもする~」
なんでも体験したいミモロ。手伝ってもらいながら、杵をお餅へ。「ヨイショ!ヨイショ!」

「もういいかも…おいしそうだよ~」と確認。
触っちゃダメよ~。手についたら大変だから…。

つきたてのお餅は、その場で大根おろしのからみ餅か、きな粉をまぶしていただきます。
ミモロは、まずは、からみ餅で。
「美味しいね~。やっぱりつきたてのお餅って~」と2個をペロリ。

その間もお酒を飲むことも怠りません。

さらに「あの~お替わりしていいですけ?」と今度は、きな粉のお餅をいただくことに。

え~まだ食べるの…。「そう、もっと食べていいって言われたもの・・・」と。

昼頃、お餅がなくなったころ、今回の「酒米の会」も〆に。
参加者およびこの会をお世話くださった、農家の皆さん。農協のみなさん。そして山本本家のみなさん、全員で記念撮影。
美味しいお酒と楽しい交流で、いい気分のみなさん。参加者は、京都だけでなく、大阪、滋賀、名古屋などからも。お酒大好きという人も多く、お酒を通じての交流も深めていらっしゃいました。

いろいろお世話くださった「山本本家」の山本さん。本当にありがとうございました。
京都に数ある蔵元の中で、こういう体験企画をされているところは、稀。本当に貴重なのです。
ミモロ撮影にも、ご協力いただき、感謝します。

さて、この会にミモロを誘ってくれたのは、下鴨のご近所のお友達、すがいさん。すでに2回目の参加で、いろいろ教えてもらいました。感謝!
「ねぇ、見せて~」
ミモロが首にかけさせてもらったのは、「東京マラソン完走のメダル」。

この会には、本当にいろいろな年齢、職業の方が参加。毎回、お酒をいただきながら過ごす楽しさも、この会の魅力。

最後に、ミモロたちが仕込んだお酒をいただきました。「お家で、またゆっくり味わうんだ~」
「あれ?酒粕もついてる~」「重いけど持てる?」と山本さん。
「大丈夫で~す」とお返事。

本当に素敵な1年間・・・みなさんありがとうございました。

山本本家」が主催する「2017年度の酒米の会」の申し込みは、すでに本年度は終了。毎年、3月ごろから、募集があります。定員は50名、20歳以上が条件。参加費用:1万円。最後に日本酒720ml2本と酒粕がプレゼントされます。

ミモロは、ネコなので年齢制限は関係なく、参加できました。あしからず・・・
この会の詳しい様子は「ミモロ 山本本家」か「ミモロ、酒米の会」で検索してください、

ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより


ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は mimoro@piano.ocn.ne.jp、 まで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨年秋にオープンした「フォーシーズンズホテル京都」での贅沢なランチ

2017-04-23 | 宿・ホテル

2016年10月に国内2番目のフォーシーズンズホテルが、東山七条にオープンしました。

約50㎡の広い、110室の客室と、13室のスイートルームを有する、ラグジュアリーホテルです。

「ミモロちゃん、ランチにご招待するから行かない?」とある日お友達に誘われたミモロ。「え?ご招待してくれるの~。行く行く~」と、図々しくも二つ返事で出かけました。「だって、ランチだっていいお値段するんだよ~」と、すっかり庶民のミモロ。ランチコースは、4300円と6000円。和牛のチーズバーガーは3000円です。いつもランチとは違います。


久しぶりのホテルでのランチ。着物姿でおめかしして出かけます。
「雰囲気あるね~」長いアプローチからエントランスへ。ホテルで過ごす時間への期待が膨らみます。

ランチは、「ブラッスリー」というメインダイニングでいただきます。
吹き抜けの天井、日本庭園に面した眺めの良さなど、開放的な雰囲気にあふれています。

「どうぞこちらに~」と予約していたミモロとお友達は、個室のようにとなりのテーブルが見えないよう工夫された席に。「今日、だれかのお誕生日?」とミモロ。「そうじゃないけど、一度来てみたかったから~。ミモロちゃん、何にする~」とお友達。「あの~小さなコースお願いします」と。
「飲み物は何にする…え~と、スパークリングのワインどう?」とお友達。「はい、ミモロもそれ・・・」と遠慮がちに答えます。
「かんぱ~い!う・・・美味しい~」とミモロ。

いつもはアラウンド1000円がミモロのランチの目安。「なんかすごく贅沢してる気がする~」と。

テーブルにはパンが運ばれ、いよいよお料理が登場します。「二―ス風サラダだって~」
「鮪ものってる~」
ポーチドエッグを割りながら、マグロと野菜をいただくのです。食べようとすると「コショウいかがですか?」
「御願いします~」というと、ミモロの前に大きなものが
「ギャ~驚いた~」と目を丸くするミモロ。
「え?それコショウ?」「そうです~」ミモロは、ちょっと持たせてもらいました。「重くて動かせない~」
ゲストを楽しませるコショウでした。

ミモロがメインに注文したのは、「アイナメのポワレ」です。「お魚好きなんだ~ネコだもんね~」とお友達。
「美味しそう~」と、鼻が自然にピクピクと動くのを止められません。
お友達が注文したのは「仔羊のロースト」です。
上品な盛り付け。「ひとつ食べていいわよ~」と。「でも、ひとつ食べたらなくなっちゃうよ~」と、心配するミモロ。でも、いただきましたけど…。

「ごちそうさま~美味しかったね~。なにせ雰囲気ゴージャスだもの~」とミモロ。

デザートは、「レモングラス風味のパンナコッタ」でした。

一緒にコーヒーも頂き、コースは終了。

京都は、近年、ホテルの建設ラッシュです。外資系の高級ラグジュアリーホテルも、「ハイアットリージェンシー京都」「リッツカールトン京都」などをはじめ、この「フォーシーズンズホテル京都」そして、「アマンリゾート」も進出を予定しています。国内外の富裕層をターゲットに、展開される高級ホテル。
一方、シティーホテルも次々に。河原町通、三条京阪をはじめ、広めな土地があると、そこはホテルに変わっています。また、客室数20前後の小規模ホテルも目白押し。その上、民泊のゲストハウスも急増中です。

「これからもいっぱい観光客来るんだ~」と、住民のミモロは、正直震えています。「だって、バスや地下鉄混んじゃうし、お店もいっぱい…どこに行ってもいつも行列なんだもの~。」実は、京都の住民は、観光客を避けるように、暮らしているのです。

オリンピックまでは、観光客の増加が期待されます。観光地として魅力的な京都。「たくさんの人にその魅力を楽しんでほしいけど・・・」。観光事業などに関係のない暮らしをしてる人にとっては、観光客の増加は、恩恵がないといえます。円高が進めば、いっそう増える観光客。町中に乱立するホテルなどのビルが増えるたびに、「京都らしさが少なくなる」と思ってしまいます。

ここは、ホテルの施設を利用する人しか入れないお庭。

このお庭は、平安時代末期、平重盛の別邸「小松殿」があった土地。秀吉が「方広寺」の大仏殿建立する際に、「妙法院」という比叡山延暦寺の別院が、この土地に移りました。庭の基本構造の構築は、平安時代といわれますが、「妙法院」の江戸時代に、今に残る庭に整えられたともいわれます。
昭和29年にお寺の土地を専売公社が買収。そこに「京都専売病院」が建てられました。そして平成17年に病院の経営が武田病院に移譲されることに。平成23年「東山武田病院」が閉鎖され、その5年後、平成28年に、この「フォーシーズンズホテル京都」が開業する運びになったのです。

病院の時代から、歴史学者などの助言により、昔ながらの庭が保存されています。そして今も…。
ホテルに宿泊するゲストがのんびり庭を眺めながら、池に面したテラスで夕暮れ、シャンペンを味わうラグジュアリーな時間・・・「すてきだね~」とミモロ。


「ゲストルームも素敵なんだろうなぁ~」と、想像するミモロでした。

*「フォーシーズンズホテル京都」の詳しい情報はホームページで



ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより


ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@ocn.ne.jp まで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月15日まで「京空間mayuko」で公開される「武者人形飾り」。予約制でゆっくり観賞

2017-04-22 | イベント

桜が終わると、京都の次の行事は、「端午の節句」です。
昨年に続き、今年も、四条堀川そばの「京空間mayuko」で、家に伝わる武者人形飾りが公開されています。

ミモロもさっそく武者人形たちに会いに出かけました。

京町家のお座敷に並ぶ段には、さまざまな武者人形が、1年ぶりに勢ぞろい。明治時代から呉服商を営む黒田家。現在のご当主も着物の作家さんでいらっしゃいます。その家に代々伝わる武者人形。男の子が生まれると、必ず用意されたそう。


お嬢様には、雛人形。ご子息には、勇ましい武者人形や兜飾り。この家では、生まれた子供の健康と幸せを祈り、りっぱな飾り物が揃えられたのでした。主な人形の多くは、雛人形でも有名な「大木丸平」で作られた武者人形です。

お雛様には、男雛、女雛、三人官女、右大臣・左大臣、五人囃子など、ある程度決まったスタイルがあり、その人形が特定の人物を象ったものではありません。でも武者人形の場合は、人形のモデルとなる人物がいるのです。

   
お顔は、似ていますが、人形の装飾などで人物が特定されます。羽のような飾りがある冠は、太閤秀吉。虎皮の飾りがあれば加藤清正。でも義経や頼朝は、箱書を見ないと特定しにくいのですが、まぁ、若々しく勇ましい感じから、義経だとイメージされます。

武者人形のモデルとなる武将は、歴史上名を馳せた人物。特に戦いに勝利したり、その生きざまの勇ましさが、モデルとして好まれました。

「秀吉さん、なんかハンサムすぎない~?」とミモロ。掛け軸などで見る秀吉とは異なり、若く品格ある顔立ちです。いいの、イメージなんだから…。「信長や家康っていないの?」とミモロ。う~どこかにいるかもしれないけど…。
武者人形が多く作られたのは、京都や大阪などなので、その地域に縁が深い人物が、人々に好まれたと思われます。
頼朝や義経の出身も京都ですし、秀吉や加藤清正も大阪で活躍した人物です。
大阪、京都の反映に大きな影響をもたらした豊臣家。それを滅亡に追いやった家康って、関西ではあんまり人気がありません。関東エリアの武者人形には、家康がいるかもしれませんけど…。

さて、ミモロは、頼朝の人形に何かお話しています。
「どうも・・・では~」というと、そばの白馬に…
「和服だから乗りにくい~」
そう、昨年は、袴姿でまたがった、頼朝の白馬に今年も特別乗せていただきました。立派な白馬は、頼朝の人形とセットになった飾り。でも不思議にミモロにピッタリのサイズなのでした。「いい馬だね~」とご満悦のミモロです。


そして今年は、桃太郎の人形がミモロのお気に入り。
幼いまなざしを残しながらも、なんとも利発そう。しかも品格漂うお顔です。
ハンサムに弱いミモロ。積極的にアピールし「お友達になったの~」と。どうもミモロ好みの男の子だったようです。

「こっちにも桃太郎さんいる~」
お供の犬を吊れた桃太郎。
こちらもなかなかハンサム。さっきの桃太郎より、幾分ワイルドな雰囲気も漂わせています。
「どっちも素敵~。両方ともお友達になろう~」と、なかなか積極的。「でも1年に1回しか会えないの寂しいね~」と。

「ミモロちゃん、今年も来てくれてありがとうございます」とこの家の黒田さんとさまざまなイベントを企画する気谷さん。
  

「今年は、予約をしていただいて、ゆっくりご覧いただけるようにしたんです」と。お茶やお菓子のおもてなしもあり、ひとり1000円で拝見できます。

武者人形の見どころは、その装束の緻密な細工にあります。小さな甲冑も、職人の技が細部にまで施され、小さな刀や矢なども、職人の心意気を感じさせるもの。雛人形より、1体1体の細工は、手がかかっているのです。

「これ、ミモロちゃんに合うと思うけど…」と。
人形の兜をかぶせてもらったミモロ。う~なかなか凛々しい…。

お茶やお菓子をいただきながら、武者人形のお話を伺ったり、なんとも楽しい時間です。
さぁ、そろそろお暇しましょ。「え~もう行くの~」

「またね~」と美しく凛々しい武者人形たちにお別れを告げるミモロでした。


*「京空間mayuko」の「武者人形飾り」は、5月15日まで。10時から18時。火曜・水曜休み。予約制。ひとり1000円(お茶・お菓子付)京都市下京区醒ケ井仏光寺上ル要法寺町445 075-351-0026 




ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより


ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jp まで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017 ミモロの京都桜めぐり。京都の町を歩きまわった春の日々

2017-04-21 | 京都

2017年の桜の季節も終わりました。「あんなに待ち遠しかった桜も、もう終わっちゃったね~」と、3月下旬から毎日のように桜を求めて、京都のあちこちを歩き回った日々を思うミモロです。

ブログではご紹介できなかった桜を、今日はまとめてお伝えします。

京都の桜を代表するのが、「円山公園」の枝垂桜です。
2代目となる桜で、初代の桜から採取した種を、桜守の佐野藤右衛門さんが畑で育て、昭和24年に、ここに植栽されたもの。以来、初代同様、京都を代表する桜として、大切に育てられているのです。

ミモロは、京都の町歩きが大好き。特に桜の時期は、いつも何気なく通る道も、桜に彩られて、「なんかちょっとおすまし顔してるね~」と。

「ここの桜もこんなに立派なんだ~」と、改めて思うことが多いのでした。


ミモロは、「清水寺」にも行きました。
 
「ここ、お庭だけなら、拝観料なしでも見られるんだよね~」と。この日は、参拝はせずに、桜が植わるお庭を拝見。

そこからは、祇園の「建仁寺」の方向へと向かいました。
歩きながらキョロキョロ。「桜、どこにあるかぁ~」と。
お寺の塀に沿うように植わる桜。
「建物といっしょに眺めると京都らしさもいっそうだね~」

さらに歩くミモロ。祇園の花見小路には、いつも観光客がいっぱい。
 
歌舞練場の桜は、観光客の撮影スポットになっていました。

京都情緒を求める方におすすめは、白川沿いの桜。「辰巳稲荷」の周辺は、まさに京都!という感じ。

夕暮れ時、灯りがともれば、京都情緒はさらに高まります。


白川沿いは、桜が多く、どこを歩いても、春ならすてきな景色に出会えます。


ミモロが毎年訪れるのは、東山岡崎エリアの「野村美術館」のそば。

「ここの枝垂桜素敵なんだ~」と、生垣沿いに枝を垂らす姿に、心惹かれるようです。


別の日、自転車で向かったのは、「銀閣寺」方向から流れる疏水。「哲学の道は、観光客がいっぱいだけど、ここまで来ると、地元の人しかいないんだ~」
 
そう、京都は住宅地の中でも、ハッとするような美しい桜に出会うのです。
「哲学の道もいいけど、こっちの桜もいいんでよね~」
今出川通から、北に曲がる疏水に沿って進みます。


さて、北白川の住宅地にある桜で有名なのが洋館風の「銀月アパート」の前の桜。
ここには、ミモロのお友達のアクセサリーの工房があります。

「あ~まだまだ見たかった桜あったけど~もう終わっちゃったね~」と、毎日のように出かけても、とても見切れるものではありません。

京都の桜を訪ねるなら、毎年、エリアを決めて、見て回ること。「なんか桜疲れしちゃった~」というミモロ。
咲いてる時期は、心がワクワクして、どこかに出かけたくなるのです。
「やっと落ち着いてきた感じ~」と、今は、桜疲れを癒すミモロでした。

「また、来年も楽しみだね~」。桜を終わると京都は初夏に入ります。5月は、新緑の爽やかさを思いますが、実はとても気温が高く、まるで夏のように…。「30度を超える日もあったりするよね~」と。そう急激に変わる季節に、対応するのが大変になります。

5月の連休は、また大勢の観光客が訪れる京都。そして中旬には、「葵祭」があり、そこから本格的な夏へと進みます。
「わ~もう1年の半分近くになっちゃう~」と少々気の早いミモロですが、本当に、京都の日々は、あっという間に過ぎてゆきます。

「桜、素敵だった~」と、過行く春に思いを馳せるミモロでした。




ブログを見たら、 金魚をクリックしてね ミモロより

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら



*ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jp まで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする