ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

金運・くじ運アップの東京日本橋にある「福徳神社」。「宝袋」でご利益もアップ

2018-01-21 | パワースポット

ちょこっと東京旅に出たミモロ。「わ~久しぶり~東京は、ミモロの故郷だもんね~」と東京生まれのミモロは嬉しそう。今回もいろいろなお友達に会ったり、お買い物をしたり、東京旅を満喫したミモロが、「ここいいね~」と、ぜひ東京に行ったときのおすすめの場所としてご紹介したいのが、日本橋の「福徳神社」です。
 
三越百貨店や三井ビルなどが聳える日本橋エリアは、近年開発が進み、東京の観光地の中心地のひとつになっています。

ビルが聳える通りからひとつ南側の通りに行くと、そこには日本文化や食を楽しめるエリアなどが広がっています。
「こんなところに神社がある~」
そう、そんなビルの間に、朱塗りの鳥居が立っている場所が…。「なんの神社かな?」とさっそくお詣りへ。
「外国人観光客も参拝してる~」
ミモロも、まずはお詣りを…。ところでここはどんな神社かというと…。

創建の年代は不明ながら、清和天皇の時代、貞観年間(859~876)には、すでに鎮座されていたそう。ご祭神は、五穀豊穣の神様の倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。もともとは、武蔵野の村である福徳村のお稲荷さまとして祀られ、その地名からその名が…。「武蔵野にあったのに、こんな都会に移ったんだ~」とミモロ。その由縁は、よくわかりませんでした。

ともかく江戸時代には、家康も参拝したそう。2代将軍秀忠が参拝したときに、鳥居の皮付のクヌギから芽が吹き出ていたのを見て、「芽吹稲荷」と名付けられたとのこと。
なので、この神社は、「福徳神社 芽吹稲荷」というのだそう。

江戸にあるだけに、武将の信仰が厚く、お守りも勝運や出世運などに関わるものが揃っています。
 

また社殿の脇に気になる看板が…
「当選祈願だって~選挙の候補者のための祈願なの?」と不思議そうなミモロ。
社務所の方に伺うと、「この神社は、江戸時代、富くじを扱うことが認められていた神社なんです。ですから、宝くじや懸賞などに当選するようにご祈願なさる方が多いんですよ」とのこと。「え~くじ運アップするの~」と福引が大好きなミモロ。でもいつもハズレ・・・「くじ運アップさせた~い」と。でもご祈願までする時間がないので、
「あ、これなんですか?」と社務所にあった金色に輝く袋を見つけました。
「宝袋だって~」表には、富くじを射止めた図柄。金色に輝いて見えたのは、生地全体に小判が散りばめられていたのです。「きゃ~かわいい~!それにすごくオーラ感じる~パワーありそうだよ~」とすっかり気に入ったミモロ。「あの~これお守りなんですか、それにしては大きいけど~」と聞くと、「これは宝くじを入れておくもの。でも貯金通帳や自分の大切な宝物をしまってもいいんですよ。ご自分の宝物いれてください」とのこと。

なかなかしっかりとした作りで、なんとその袋の中には、宝船の絵も描かれていて、ありがたさもいっそう。

「あの~効き目あるんですか?」と、なんともストレートな質問。「はい、よくお礼詣りにいらっしゃいますよ~」とのこと。「これ、ください!」と、ミモロはお小遣いからこの宝袋を求めました。「はい、1300円です」
「これでお小遣い増えるね~」と
さっそく宝袋の中に、千円札を納めたミモロ。「どうぞお友達たくさん連れて来てください~。そうだ、宝くじ買って入れよう~」と。

さらなるご利益アップを願い、再度お詣りを…。さっきより、いっそう気合いがこもります。
「おみくじもやろう~」

「どれが大吉かな?」ミモロ、そんなに覗いてひいちゃだめでしょ。


ここは、稲荷神社ということで、絵馬はキツネの顔もありました。
「キツネさん、よろしくね~」
「ミモロのくじ運と金運アップさせてね~」と、すり寄ります。

ビルの間に鎮座する神社は、かつては、別の場所にあったそう。そこには、小さな社が残っています。
そこにもお詣り・・・

神社の事務所は、モダンなビルの中に。


新しい社殿ができたのは、なんでも3年ほど前だそう。この辺りは、三井不動産が開発したエリアで、この社殿の建設にも深く関わっているそうです。日本橋を訪れる外国人観光客にとっては、絶好の観光スポットになっています。

ミモロは、それから会う友達にこの宝袋を見せて、「こんな宝袋見つけちゃった~知ってた?」と聞くと、「え~知らなかった~。その宝袋欲しい!今度、お詣りにいく~」と誰もが口をそろえて…。

実は、ミモロもこの神社の存在を今まで知らなかったのです。
こんな都会の真ん中に、金運アップの神社があったなんて…。
でも日本橋は、日本銀行や造幣局、また各銀行や証券会社の本店がある日本の金融の中心地。そこにある神社ですから、ご利益も期待できそう。

ぜひ、東京に行ったら、この「福徳神社 芽吹稲荷」に参拝し、「宝袋」をお手元に・・・。
金運、くじ運アップのご祈願に・・・


*「福徳神社 芽吹稲荷」の詳しい情報はホームページから





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「ART MON ZEN HOTEL]の「37GRILL」でゆったりランチ。洒落た雰囲気が素敵

2018-01-20 | グルメ

美術商「中西松豊軒」の店主がプロデュースした、ラグジュアリーホテル「ART MON ZEN HOTEL]にできたレストラン「37GRILL BAR&LOUNGE]は、熟成肉のブームの火付け役となった東京、六本木ヒルズのステーキハウスなどを幅広く手掛けるスティールフーズのお店です。
 
ホテルのゲストだけでなく、だれでも利用できるおしゃれなレストランなのです。

「下に行くの?」 
地下部分に作られていますが、ガラス窓がグルリと囲み外光が注ぐようになっている、とても開放的な雰囲気です。

ミモロは、お友達をランチを楽しむことに。
お店の方に案内されてミモロとお友達は、窓際の席に進みます。
 

「なんかおしゃれな雰囲気~東京の六本木や表参道、銀座にもお店があるんだって~まるで東京にいるみたい~」と東京生まれのミモロは嬉しそう。

ランチョンマットには牛のイラスト。「37ってなんだろ?」とミモロ。
「牛肉の部位の数?」「いいえ」と支配人さん。「レストランを展開する代表の好きな数字なんです」と。なんでもこのレストランは、スティールフーズという今、飲食業界で注目されている鈴木成和さんの会社の京都初のお店。全国に熟成肉のレストランやイラリアン、フレンチなど、さまざまなスタイルのレストランを展開しているのだそう。

今回、このホテルを作るにあたり、以前からお付き合いがあり、出店になったのだとか。ここでは、上質な肉や魚介類、京野菜を中心にした野菜をグリルしたお料理が楽しめます。

「なににしようかな~」とミモロは、メニューをチェックします。
ランチは、パスタやサラダ1200円~ステーキ3800円くらいまでいろいろな種類が。
 
「ここ熟成肉のステーキが評判なんでしょ?でも、ちょっと大きすぎるから…」サーロインステーキは180gです。
 
さんざん悩んだミモロは、結局大好きなハンバーグランチ1800円にすることに。お友達は、「37オリジナル焼きビーフカレーライス」1200円を注文。「分け分けしてね~」とミモロ。「もちろん、両方食べたいものね~」とお友達。
ランチには、スープとコーヒーなどの飲み物もついています。追加200円でサラダも注文しました。
まず、サラダ・・・続いてスープが運ばれました。この日は白いんげんのスープです。
 
ペロリと食べたところにお料理が…。
 
ドリアのようにカレーとチーズがたっぷりかかったプレートが。そしてデミグラスソースもたっぷりのハンバーグです。「なかなかボリュームあるね~」とミモロとお友達。そういいながら、しっかり完食したふたりです。

最後に、コーヒーをいただきました。


「あ、あそこのキッチンで調理してるんだ~」
「いらっしゃいませ~」「はい、美味しくいただきました~」とミモロ。

このレストランの奥には、素敵なラウンジスペースがあります。
 
「ここで、お酒も飲めるんだって~おしゃれ~」とミモロ。ここも宿泊客以外も利用できます。

ディナーのコースは、6000円~。ほかにアラカルトで、いろいろなお料理を楽しめるのも魅力。
お友達や家族で、ゆったりしたお食事におすすめのお店です。

*「37GRILL BAR&LOUNGE]京都市東山区古門前通大和大路東入る元町391 075-533-6800 ランチ11:30~14:30LO カフェ14:30~16:00LO ディナー17:30~22:00LO




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美術商がプロデュースしたラグジュアリーホテル「ART MON ZEN HOTEL]

2018-01-19 | 宿・ホテル

京都東山の古門前は、古美術商が集まるエリア。そこに昨年、新たなホテルがオープンしました。「ART MON ZEN HOTEL]というその名の通り、アート漂うラグジュアリーなホテルです。
  
ここをプロデュースしたのは、明治40年創業の美術茶道具商「中西松豊軒」の4代目当主中西輝之さん。
2年以上の歳月をかけ、完成したホテルは、美術商が手掛けただけあって、細部にまでこだわりぬいた美意識が集約されたもの。

エントランスから始まるアートの世界。
ここに宿泊するひとときを期待させる設えです。

 
訪れる人をもてなすための茶道具。またオブジェが和の中に、モダンさをもたらします。

ミモロは、客室を見せていただくことに。
「すごい~」全15室の客室は、いずれもゆったりとした造り。天井の高さは3m以上。なんとも贅沢。いっそう広さを感じさせるもの。

町中にあるため、景色は望めませんが、部屋に注ぐ陽光が、やさしく明るい雰囲気に・・・。

「わ~寛ぐね~」シーリー製の大きなハリウッドスタイルのベッドとゆったりとしたソファ。思わず横になりたくなる気持ちよさ。

 
アミニティは、フランスのオーガニックスキンケアブランドの「オムニサンス」です。
ダブルシンクの洗面スペース。「使いやすい感じ~」とミモロ

客室の床をみると、表面を削った「なぐり」加工の床材。そして柱も面を削る手の込んだもの。

客室は、茶室のように数寄屋建築の手法を巧みに取り入れたもの。部屋の隅々まで、さまざまなこだわりが施されているのです。「さすが茶人のもてなし~」とひたすら感激するミモロです。

ほかのお部屋も見せていただくことに。
 
通りに面した部屋の外には、まるで縁側のような部分が。天井には加湿装置が設置され、室内を快適な状態に保ちます。「なんか美術館みたい~」とミモロがいうように、客室には、美術商らしくさまざなま骨董が展示されているのです。
 
「すごい部屋にガラスケースがある~」そう、そこに美術品が展示され、まさに美術館にいる心地に。
展示品は、月替わりで交換され、宿泊するたびに、異なる美術品を身近に観賞できるのです。

「では、最上階のお部屋に・・・」
「え~これなあに~」 
部屋は、まるでリゾートのサンルームのよう。「大きなバスタブにお湯をためれば、温泉みたいだね~」とミモロ。湯上りにここでのんびり・・・。「京都じゃないみたい…」とミモロ。

実はこの部屋は、メゾネットタイプ。階段の上がベッドルームです。
 
斜めになった天井は、スクリーンになって、そこがプラネタリウムになるのだそう。
「わ~寝ながらお星さま見られるんだ~」と興味津々のミモロです。

日本の数寄屋建築のテイストを味わいながら、最先端のラグジュアリーな設備と機能性を併せ持つホテルです。

「京都の観光してる場合じゃないね~。ここで1日過ごしたくなっちゃう」とミモロ。

祇園エリアの散策も便利な立地。「祇園で飲んでも歩いて帰れるね~」とミモロ。

さまざまなホテルが次々に登場する京都。美術商が手掛けたホテルの上質感は、本物がわかる人のために設えられたものかもしれません。

*「ART MON ZEN KYOTO]の詳しい情報およびご予約はホームページから


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[高辻 藪蕎麦」。創業100年。地元に愛される味わい。

2018-01-18 | グルメ

「なんかお腹空いちゃった~」とお友達のところに向かおうと、堀川高辻通付近を歩いていたミモロ。「でも、もう15時過ぎだし、この辺り、あんまり来たことないし…」と、空いたお腹を抑えながらトボトボ歩いていたとき・・・。「あ、お蕎麦屋さんがある~」と、白い暖簾がかかるお店を見つけました。
「藪蕎麦だって~」

ミモロでも初めてのお店に入るのは、勇気がいるもの。ましてお店の中が見えないところはなおさらです。
「でも、なかなか趣ある建物で、歴史感じる~。それに藪蕎麦って、東京の藪蕎麦と関係あるのかなぁ~」とお店の前であれこれ推察。「でも、なんかおいしそう…入ってみよう~」と。ミモロの感は鋭いはず…。

「ごめんください~あの~今いいですか?」と暖簾をくぐり店内へ。
「へえ~古い感じが素敵~」と店内をきょろきょろ。
「はい、どうぞ~好きなお席に・・・」
とお店の方。15時過ぎという時間、店内には、ミモロのほかに、常連さんの姿が。
「どれにしようかな~」とお品書きを見ながら悩むミモロ。「どうぞゆっくり選んでください~」と。
「あの~肉多カレーそば(950円)お願いします」とミモロ。いつもは、初めてのお店では、キツネそばを注文するのに、なぜかこの日は、カレーが食べたくなったミモロでした。

注文の品が出来上がるまで、ミモロは、お店の中をウロウロと。
  
「あの~このお店、昔からあるんですか?」とお店の方に伺います。「僕で4代目。今年で100年になるんですよ」と。なんでもひいおじいさまの時代に創業。昔、東京の「藪蕎麦」にいた人の元で蕎麦をならったのだとか。このお店は、おじいさまの代に作り、以来、地元の人たちに愛されて今日に。なかなか凝った造りの店内です。

「はい、お待ちどうさまです~」と、ミモロの前に肉多カレーそばが運ばれました。
たっぷりかかったカレー。中にはお肉がいっぱい。「ちょっと大きすぎるかな~」と思うミモロ。
でも、香ばしいカレーの香りがミモロの鼻を刺激、食欲もさらに刺激されたよう。
「いただきま~す」
食べ始めは、ドロドロした重い感じのカレーが、食べ進めるごとに、さらりとしてきます。だしの甘味すら感じられ、実に円やかなお味。
「美味しい~」おそばは茶そば。
「おそばの味は、キツネの方が味わえたかも…次はそれにしよう~。でも美味しい~」と、食べきれないと思っていたのに、あっさり完食。「なんか体中温かくなっちゃった~」と、額には汗も滲みます。

「美味しかったで~す。ご馳走さま~」ミモロがあいさつしたのは、奥にいらした3代目。
「どうしてカレー、サラサラになるんですか?」と質問。「う~どうしてでしょうね~。つゆと混ざってくるんでしょうね~」「そうか、おつゆも美味しいんだ~。藪蕎麦って東京で行ったことあります」とミモロ。

「僕もずっと東京で仕事してたんですよ~」とご主人。なんとカメラマンをなさっていたそう。
ミモロも親しい出版社にも所属なさって、京都に戻られてからしばらく京都在住のカメラマンとして活躍なさったそう。しばし写真や出版社の話で盛り上がるふたり。

「今は、蕎麦やのおやじです…」という3代目。

近年周囲には、次々にマンションが…。「子供のころは、堀川から西側は、畑でね。よく野球したり遊んだもんです」と。昔は、堀川沿いには、染物屋さんが多く、川で染めの仕事をしていたのだとか。店の前の通りもいろいろな商店があったそう。また当時は深夜まで作業をする職人さんが多くいて、夜中でもそばの注文があり、出前にも忙しかったのだとか。「今は、18時に店閉めますけどね~」と。

そんな職人さんも激減。でもこの店を贔屓にする常連さんは今もたくさん。

「また、いらしてくださいね~」と奥から奥様も。「はい、またお邪魔します~」とミモロ。
「う~お腹いっぱい~。体もポカポカだもんね~」


「今度、キツネでしょ。それから鴨せいろも食べたいな~」と思うミモロ。
 
「バイバイ~またね~」とご主人に手を振るミモロでした。また行きたくなるお店が増えました。


*「高辻 藪蕎麦」京都市下京区鷹辻通猪熊町314 11:00~18:00 土曜~15:00 日曜・祝日休み   075-841-3076



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「染司 よしおか」。自然の植物から抽出した色が作る素敵なストールなど

2018-01-17 | ファッション

骨董店が集まる新門前エリアに「染司 よしおか」があります。
 
ここは、染色作家、染織史家である吉岡幸雄さんの工房のショップです。

「こんにちは~」とミモロはいいながら、お店の中へ。
 
「わ~キレイに色がいっぱい~」。そこには、茜、紅花、刈安、紫草、団栗など森や野原など自然界に育つ植物から抽出した染料を使って染め上げた品々です。

 
染める素材は、絹や麻、木綿、ウールなどの天然素材。染めに使われる水は、工房のある伏見の地下100メートルから汲み上げられたもの。「伏見って、美味しいお水がいっぱいあって、お酒造りが盛んな所だよね~」と、何度か蔵元を訪れたことがあるミモロ。「あの、美味しいお水で染めてるんだ~贅沢~」と独り言。

「なんかみんな色が違う…」と鋭い目を持つネコのミモロ。
そう、一口に赤と言っても、そこには、さまざまな赤が存在するのです。日本の色は、とても繊細で微妙なことは、日本人が備えた美意識によるものでしょうか。色の名前も紅、緋色、朱色、茜色など明るさや色相に違いがあります。
「いろんな赤があるね~」とミモロ。

さらに自然の素材を使う染めは、採取する年の天候や場所などの状態、さらに染める時の気温などによっても微妙な色の違いが生じます。また、染める素材によって色の出方も変わります。

吉岡幸雄先生は、日本の古代の色の再現をはじめ、日本の色の研究を長年なさっています。
 
万葉集にもたびたび登場する色の名など、日本人がいかに昔から色彩に敏感であるかが伺えます。

植物から生まれた染料は、まさに自然の色。さまざまな色が混在し、見事に調和する景色のように、ここにあるどの色を組み合わせても、不思議にしっとりと馴染んでいます。


「わ~この風呂敷も素敵~。一生ものになる逸品だね~」とその美しい色にうっとり。


またお店には、麻の素材を染めた小物なども揃っています。
 
「これ、お茶のお稽古にもいいけど、ポーチとして使うのが素敵かも…。ランチョンマットみたいのもある~」

「リバーシブルのバッグもあるよ~」


ソファにも置きたいような座布団も。
 

これらのものは、すべて工房のご近所などで作られているそう。外国で作った方が、安くできるんでしょうが、日本の手仕事を育てるという吉岡先生の思いから、すべて国内で作られているそうです。

「ミモロちゃん、お茶どうぞ~」とお菓子とほうじ茶をいただきました。

美しい色の品々に囲まれながらのお茶をいただく・・・「なんかすごく癒されるね~」とミモロ。

1年中、愛用する人も多いという美しい色のスカーフ。

「自然の色っていいね~」つくづくそう思えるお店です。

*「染司 よしおか」の詳しい情報はホームページから


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