ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

鹿ケ谷の住蓮山「安楽寺」で7月25日に行われる「中風まじない鹿ケ谷カボチャ供養」

2019-07-26 | 祭事・神事・風習

7月25日は、銀閣寺や法然院がある鹿ケ谷「安楽寺」で、毎年中風まじない「鹿ケ谷カボチャ供養」が行われます。

中風は、現在は、脳血管障害の後遺症などをさす言葉で、手足のしびれ、言語障害など、現代人にとっても怖いもの。それを封じるために、ビタミン豊富なカボチャを食べて、夏の疲れを癒すのが、この「カボチャ供養」です。

「こんにちは~」とまずは、お寺の入口でカボチャ券込の拝観料500円を納めます。
「あ、ミモロちゃん、今年もお詣りにいらしたんですね~ようこそ~」と、お寺の皆様に温かく迎えられ、「は~い、カボチャ食べに来ました~」と元気にお返事。

まず、本堂のご本尊の阿弥陀如来さまに参拝します。
「お詣りが一番大切!」

ここ「安楽寺」は、以前にも詳しく説明したので、今回は、簡単に・・・

このお寺は、美しい女官鈴虫と松虫が、後鳥羽上皇が熊野詣で御所を離れたときに、仏の道に入るために、この寺に来て出家します。この事件が、浄土宗の大きな転機をもたらすなど、二人のお姫さまは想像もしてなかったことでしょう。
自分に許しもなく出家したことに激怒した後鳥羽上皇は、出家に導いたこの寺の住蓮上人と安楽上人を、斬首します。さらにその師である法然上人を讃岐に、親鸞上人を越後に流罪にします。その後、やっと都に戻った法然上人は、二人の僧の菩提を弔うと共に、荒れた寺を復興します。
「だから、お二人のお名前が、このお寺についてるんだ~」とミモロ。

境内には、鈴虫・松虫、そして住蓮上人・安楽上人の供養塔があります。

「カボチャ頂こうよ~」と、ミモロは、お庭に面した場所へ。
  
そこでカボチャの煮物をいただきます。「ほんのり甘くて美味しいね~」と目を細めるミモロです。

「あ、三田さん~カボチャ美味しくいただきました」と、ここでカボチャの煮付けのお世話などをなさっている、料理研究家の三田清美さん。「作ってるところ見学しますか?」と。「はい、お願いします~」
  
瓢箪型の鹿ケ谷カボチャは、京野菜のひとつ。収穫期は、夏です。
大きな釜で40分ほど煮付けて出来上がり、お持ち帰りもできます。
 
カボチャというと、冬の冬至にいただくイメージですが、このカボチャの食べごろは真夏。

ここだけでしか、味わえない「夏のカボチャ供養」なのです。

「本格的な暑さになりましたね~」とミモロは、お友達といっしょに庭をしばし眺めます。
「緑がキレイですね~」「ホント・・・」
しばし静かなひと時を過ごす二人です。

毎年訪れているミモロ。ここでは、お友達との再会も楽しみに・・・
 
他にも素敵なお友達にも会いました。

さて、今年から登場したのが、染めの袋にはいったお守りです。
 
「中にカボチャの種も入ってて、中風封じにご利益があるんだって~」とミモロ。
生活習慣病と言われる脳の血管障害、気を付けたいもの。

参拝を終わり、お寺の入口には、新鮮な野菜がいろいろ並ぶテントが。

「カボチャもあるよ~」と、う~家で煮つけられないからほかの野菜いただきましょ。ミモロは、万願寺とんがらしを買うことに。

梅雨が明け、厳しい暑さが京都にも・・・。お野菜たくさん食べて元気を維持したいミモロです。

ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより


人気ブログランキング


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「祇園祭」の「後祭」。いよいよ山鉾巡行に。御池通で「大船鉾」を見送るミモロ

2019-07-25 | 祭事・神事・風習

7月24日の午前中は、「祇園祭」の「後祭」の山鉾巡行が御池通、河原町通、四条通をめぐり行われます。
毎年、ミモロは、御池通でボランティアでお手伝いをした「大船鉾」を見送ります。

9時過ぎに到着した御池通には、すでにいろいろな山が巡行にむけ、待機し始めました。
「あ、北観音山が来た~」

道幅の狭い新町通を次々に大きなサイズの山鉾が、北に向かって進み御池通に至ります。


「南観音山も辻回ししてる~」


新町通から御池通に入るとき、大きな山鉾は、辻回しという方向転換を行います。車輪の下に竹をさしこみ、滑りやすくして、引手が音頭とりの声に合わせ、いっきに動かす姿は、ダイナミックで、山鉾巡行の見せ場のひとつなのです。

「もうすぐ大船鉾が来るね~。あ、来た~」
船の舳先が、見えてきました。

町を進む船・・・祇園祭ならでは景色です。
ビルの間を進む船・・・・何度見ても感動します。
今年は、船にご神体4体も乗船。囃子方など40人以上が乗っています。

「もっと近くで大船鉾みるんだ~」とミモロは、御池通の北側に移動。
鉾が過ぎた通りは、静かさが漂います。

「追いついた~」と烏丸通を過ぎたところで、再び「大船鉾」に追いつきました。


「あ、ミモロちゃん、今年も会えましたね~姿見えないから、どうしたと思ってんです」と、毎年、ご奉仕なさっている香月さん。「あのね~今年、ミモロ、お昼のお手伝いだったから、お囃子までいなかったの~」とミモロ。
「あの~大河くんは?」「はい、今年も囃子方で乗ってますよ~」と船を見上げます。
 
「向こう側かな?」姿を見ることができなかったミモロです。大河くんとは、彼が小学生のころからのお友達。いまは、高校生になったそう。子供も多く参加する祇園祭。京都の伝統は、子供時代から大人に教わってゆきます。今や囃子方の若手のパワーになっています。

京都だけでなく、全国では、祭りが盛んに行われます。それは、子どもたちの成長にとても役立つもの。つまり親以外の大人がいるところに参加することで、子供は、社会性を学びます。同じ年齢の人の間で「いじめ」などに苦しむ子どもたちに、ぜひ大人など幅広い年齢層がいる場所に参加することが、とても大切なのでは?自分が属している場所が、どんなに小さなところであるかを知ることができます。親以外の大人に怒られたり、褒められたりすることで、子供たちは、社会で生きる自信が生まれます。
親の言うことは聞かない子も、他の大人の言葉には、素直だったり・・・。
祭りを見るたびに、幅広い年齢層が携わる意義をしみじみ思います。

さて、今年の注目は、190年以上も「休み山」で、巡行に参加していなかった「鷹山」の復興です。

2022年に大きな山が姿を見せることになっていて、その前に、唐櫃巡行が今年行われました。
 
「あの唐櫃、大船鉾の時も使ったんだよ~」と、「大船鉾」の唐櫃巡行の感激が蘇るミモロです。
休み山だった「鷹山」にとって、この巡行は、記念すべきこと。さぞや町の人たちは、喜んでいることでしょう。

「あ、大船鉾が来た~」。市役所前で神事のために進む鉾を見送るミモロ。
 
この夜は、神輿の「還幸祭」が行われ、今年の祇園祭もフィナーレに近づきます。「でも、7月31日までお祭りあるんだよね~」。そう、まだ神事があります。

熱心に山鉾巡行を見守るミモロは、この日、いろいろな方から「ミモロちゃん?」「わ~会えると思わなかった~うれしい~」と、声を掛けられました。
 
「きゃ~かわいい^いつもブログ見てますよ~」と。嬉しさで目を輝かすミモロなのでした。

御池通は、並木など緑が多い美しい通り。舗道には、花壇もあって、いろいろな花を地域な方などがお世話しています。
そこで見つけたヒオウギと蓮。蓮は花屋さんで・・・
 
「ミモロちゃん、蓮のお花のデザインの浴衣着てるんだ~すてき~」と言われました。

「う~さすがに暑い…」この日は、梅雨明けで、真夏日に・・・
お友達といっしょに、ミモロは、「ZEST御池」でかき氷で疲れを癒します。
「う~大きい~」ミモロより大きなかき氷に、しあわせ感を味わうミモロなのでした。


ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより


人気ブログランキング


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[祇園祭」の「後祭」。11基の山鉾が揃う巡行の前日。多くの人が訪れた宵山

2019-07-24 | 祭事・神事・風習

ミモロが、ボランティアでお手伝いをしている「大船鉾」。23日の宵山は、前日を上回る人出で、各山鉾の厄除け粽も売り切れが続出しました。


ボランティアでお手伝いを終えたミモロは、山鉾の見学へ。

「ここには、かわいい鳩さんがいるんだよ~」と、訪れたのは、「八幡山」。
 
会所には、豪華な懸想品が展示されています。その中にあるのが、左甚五郎作といわれる木彫りの鳩。つがいの鳩は、夫婦円満の印なのだそう。

「黒主山」は、大伴黒主が、山桜を仰ぐ姿を再現しており、その象徴として、会所には、桜の花が飾られています。
 
ここは、黒をイメージカラーに桜の花が添えられた品々がならんでいます。
「これ、団扇だよね~」


さて、後祭の山鉾は、全部で11基。巡行は、くじ取らずの「橋弁慶山」を先頭に、「北観音山」。そして今年の一番山を引き当てたのは、「鯉山」です。
 
くじは、巡行の順番を決めるもの。1番を引いた山や鉾は、くじ運があると、その粽などは大人気なのです。

「鯉山」は、滝を登る鯉は、龍になるという中国の「登竜門」伝説をもとに、立身出世の縁起がいい山といわれます。
ここにも、左甚五郎作と言われる鯉の木彫があります。「すごい大きな鯉だね~。ミモロの飼ってる金魚も、あんな風に大きくなるといいのに~」と福々しい体格の鯉を眺めます。
それは金魚に期待しすぎ・・・。1年間、大切にお世話しているミモロの金魚は、飼い主同様、食欲旺盛にもかかわらず、あんまり大きくなっていません。

また、「鯉山」で、注目されるのは、重要文化財になっている。16世紀のベルギーで作られたタペストリー。
ギリシャ神話をモチーフにしたようなデザイン。まさに動く美術館という感じ。

祇園祭の山鉾を飾る絨毯の見事さ、そして歴史的価値は、世界でも評価が高く、絨毯の歴史を知る上でも重要なものになっています。シルクロードを経て、日本にもたらされた品々なども多く、それらを大切に保管していた山鉾町。人々の「祇園祭」への熱い思いを物語ります。

「祇園祭」を飾るヒオウギの花。これも京都らしい、この時期の花です。


令和元年の「祇園祭」での注目度が最も高いのが、「鷹山」です。
なんでもかつて36基の山鉾が存在していた記録があり、現在、33基が巡行します。つまり3基は、存在は確認されているものの、復興されていないということ。でも、その中のひとつだった「鷹山」が、2022年をめどに復興されることになりました。

そもそも「鷹山」は、何度も焼失したり、破損し、そのたびに、人々の尽力によって復活を遂げてきました。しかし、文政9年(1826)巡行中に風雨が破損し、以来、休み山となり、巡行には、参加せず、町会所で3体のご神体を飾る「居祭」というスタイルがなんと190年以上も続いていました。


3体のご神体は、「鷹遣」「犬使」「樽追」です・「すごく背が高いね~」そう、2mを超える身長のご神体の人形。
 それぞれがもつ鷹と犬をモチーフにさまざまな品は、すでに会所に登場しています。

「これ、かわいい~」

ミモロは、鷹と犬のおみくじを持っています。

2022年の巡行に参加する予定の山は、高さ14m、幅4m、長さ6mという堂々とした姿を予定しています。

今年は、それに先立ち、まずは、保存会のみなさんをはじめ、囃子方などによる「唐櫃巡行」が行われます。

「大きな山ができるの、楽しみだね~」とミモロ。2022年、「鷹山」の復活で、いっそう華やかになる「後祭」です。


ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより


人気ブログランキング

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[祇園祭」の「後祭」。ミモロは、「大船鉾」で、今年もボランティアで厄除け粽の授与などのお手伝い

2019-07-23 | 祭事・神事・風習

7月24日は、「祇園祭」の「後祭」での山鉾巡行と還幸祭が行われる日。その日の前の3日間は、山鉾町に、10基の山鉾が建ち並びます。今年は、「鷹山」」も唐櫃での巡行を行う記念すべき年。巡行には、11基が、京の町を巡ります。

さて、今年も、ミモロは、「大船鉾」で厄除け粽の授与などのお手伝いをしています。
「今日は、よく雨が降るね~」。22日は、台風の影響でしょうか、時折、強い雨が降る不安定な天候。
山鉾は、みんな雨除けのカバーをかぶって、大切な懸想品を保護しています。

ミモロは、10時から「大船鉾」のそばの仮設テントで、働きます。
「厄除け粽どうですか~」と、声を掛けたり、次々に求める人への対応に追われます。
「大船鉾」には、ほかにオリジナルの手ぬぐいや扇子、団扇なども人気。
また、今年は、凱旋船にちなみ、「勝守」も登場しました。


「ミモロちゃん、がんばってる?」と、ボランティア仲間のイリスさん。
「うん、がんばってるよ~。う~蒸し暑いね~」。湿度が高いこの日、ちょっと動くと、汗がジワ~っと出てきます。

お昼は、みんなでお弁当をいただきました。
「これも楽しみ~、たくさん食べて、午後も頑張らないと~」と、しっかり食べるミモロです。

「大船鉾」のそばには、オリジナルの品々を扱う、漬物屋さんや和菓子屋さん、蔵元などのテントもあります。
 
「大船鉾」の姿を描いたイラスト入りのパッケージ。これはこの期間限定の品です。

「きゃ~かわいい酒樽がある~」亀岡の蔵元の品。どれもお土産にしたいものばかり。
 

ミモロが、授与するのは「厄除け粽」で、玄関につるして、厄を祓うお守りで、食べることはできません。
でも、和菓子やさんのテントには、食べられる粽があります。
「これ美味しいよね~」

一番南側に位置するテントは、御朱印がいただけるところ。
 
次々に御朱印を求める人が訪れ、描く人は、忙しそうです。

夕方近くの16時にミモロのこの日のボランティアは終了。「お疲れ様でした~また明日もよろしくお願いします」と挨拶して、山鉾が建ち並ぶ町へ。

まず向かったのは、新町通の「南観音山」。
ここもビニールでおおわれています。
「ここにもいろんな手ぬぐいがある~」


それぞれの山鉾には、オリジナルの品々が種類豊富に揃っています。その種類は、毎年増えているよう…。

「後祭」は、業者によるたこ焼きや焼きそばなどの屋台はでません。山鉾町のお店が、特別セールをしていたり、飲み物などの販売をしています。

また、「祇園祭」らしい「屏風飾」という座敷の設えを披露して、昔ながらの祭りの雰囲気を漂わせているのです。
 
ミモロは、外から中の座敷の設えを覗きます。
「なんかすごく京都らしくていいね~」

「後祭」は、「前祭」に比べて静か・・・。それがなんとも京都らしく素敵です。

「あ、北観音山もビニールかぶってる~。明日は晴れるといいね~」
 

24日の巡行が天候に恵まれ、美しい山鉾の姿が、御池通や河原町通で見られることを願うミモロです。

「さぁ、23日もボランティアがんばろう~」

ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより


人気ブログランキング

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「伏見稲荷大社」の宵宮。3年ぶりに参加した『万灯神事」。久しぶりの再会に感激。

2019-07-22 | 祭事・神事・風習

7月21日の土曜日、ミモロは、お友達を誘って、「伏見稲荷大社」に夕方出かけました。

この日は、翌日行われる「本宮祭」の前日の「宵宮」。本殿での神事の後、「万灯神事」という稲荷山の各所に点在する石灯籠に火をともしてゆく神事です。
「夜に稲荷山に登るんだよ~」と、初めて参加する説明するミモロ。昼間は来たことがあるというお友達も、ちょっとドキドキしているよう。

神事に参加したミモロは、提灯を手渡されます。その中には、本殿の神事で灯された火が、それぞれの提灯に灯されて、それを持って山にある石灯籠に火を入れてゆきます。


神職さんの先導で、稲荷山を登るコースは、数コースあって、ミモロは、一番長い、山の頂上に行く約1時間半ほどのコースに参加しています。
「今年は、こっち・・・」

ミモロが、この神事に初めて参加したのは、2013年のこと。それから3年連続で参加しましたが、ここ2年、行けない年が続きました。

「あ、ミモロちゃん!今年こそ会えるの楽しみにしてたんだよ~」と「あ、小柳君・・・3年ぶりだね~わ~大きくなってる~」と、久しぶりの再会を喜びあったのは、毎年、東京から参加してる小柳くんとお母様。
初めて会ったときは、まだ小学生。今は中学2年生になって、お母様の背を超すほどに成長していて、ビックリ。
「ここんとこ、ずっとミモロちゃんの姿見えなくて、どうしたんだろ?って思ってたんだ~」「ミモロも会いたいって思ってたけど、ご用事があって、参加できなかったの。でも今年は絶対参加するって、予定を早めに調整したんだ~」。

1年に1度だけ会う人たち…実は、小柳君以外にも、顔なじみの人が増えています。

19時すぎに、いよいよ山に向けて出発です。
途中にある石灯籠ここに火を灯します。

石灯籠の中にあるロウソクを取り出して、そこに提灯の火を移します。


「ミモロちゃんもやって~」と周囲の人に言われ、ミモロも火を移します、「あんまり近づきすぎると、ミモロちゃんが燃えちゃうから注意してね」との声に、慎重に、火を移すミモロです。
 

参加している人、全員が火を灯せるように、みんなで譲りあいます。それがとてもいいんです。

初めて参加した台湾とフランスからの観光客。そして以前もミモロと一緒に山に入った岡山からの方。みんな、助け合いながら、
 
そう、一人では、提灯から火をロウソクに移すのは、難しく、助け合うので、自然と仲間意識が生まれます。

山の参道には、提灯も連なり、山に点在するたくさんの社にも、お詣りしながら進みます。
 
昼間の山とは、異なった幻想的な雰囲気・・・「ひとりじゃ、怖くて来れない~」というミモロ。でも、みんなと一緒だから大丈夫。

約1時間、「万灯神事」は終了。山には、社のそばに売店や休み処があるところも…
 熱中症にならないように、水分補給も欠かせません。


さて、「万灯神事」は無事終わり、山を下りる前に、「このそばに大きな鳥居があるから、見てゆきますか?」と、ベテランの参加者さん。「はい、行ってみたいです」と、数人が、そこからさらに山の石段を登ります。


「わ~すごい~」
そこには、提灯で作られた大きな鳥居が聳えていました。

山の上にあるこの光の鳥居は、遠くからも見えるそう。
 
「すごいね~」と、しばしみんなで町の夜景や光の鳥居の景色を楽しみました。

「じゃ、そろそろ山を降りましょう~」との声で、みんなで一緒に下へ。

「楽しかったね~」と、すっかり仲良しになった参加者。みんなで記念撮影を。
「また来年会おうね~」といいながら、お別れします。

毎年、この日の再会を楽しみに・・・。今年初めて参加したミモロのお友達も「来年も参加したい~」と。
どうぞ、ひとりでも参加できる「万灯神事」。ぜひ来年、参加しませんか?ミモロも参加するつもり。

境内は、赤い光が輝き、本宮踊りの音頭が響きます。幻想的な夏の夜…です。


ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより


人気ブログランキング


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする