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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

スイカの雌花 夢膨らむ

2015-08-12 23:10:31 | 草花

「スイカ雌花 成長 夢膨らむ」

今年はスイカの苗を何本か育てています。スイカの苗は春の低温で何本かがこじれた感じでなかなか大きくならず、「今年は物になりそうもないなあ!」と思うことしばしでした。

             

左の花は雄花。                  真ん中は雌花                  実には産毛が付いています。

しかし、8月に入って急に気温が上がってくると、いつの間にか蔓がぐんぐんのびて、何も植えていない畑のすべてを覆うまでになりました。

なかなか雌花が付かないと探していると、いつの間にか3個ほどのスイカが実りつつあるのが見つかりました。そして、このごろは蔓の先にいくつもの雌花を付けるまでになりました。

  

写真は、右端、左端は雌花、真ん中は雄花です。

これからこの雌蕊が食べられるスイカになるのか期待薄ですが、毎日観察していると少しずつ実が膨らんでくるのを見ていると夢が膨らんできます。スイカほど毎日の成長が楽しみなものはありません。豆粒ほどのものが日ごと膨らむのは「面白くもあり、夢膨らむがごとし」です。

カボチャの場合も実が付いてくると楽しみですが、スイカの実の方が期待が大きいのです。甘いスイカを思い、そこで収穫までの毎日の観察が面白いのです。

このごろは畑に出る時も、カメラを持っていきますので、何気なく撮った作物の写真に感心することがあります。

 

スイカは小さい時から肌のつるつるした実なのかと思っていましたら、なんと雌花の時は産毛に覆われているの気づき面白さを感じています。受粉してから成長していくと産毛は落ちてゆきます。

スイカの実は保護色で、葉に覆われているときはどこになっているのかさっぱりわかりません。カラスやキツネに狙われない様に実の存在を感じさせない様に成っているのですね。

今回はスイカの雌蕊の時の写真が面白く皆さんに紹介したいと思いまして、スイカ畑の楽しさをお知らせしました。スイカが実っても我が家で食べるのが精いっぱいで皆さんのお口もとにはお届けできませんので、あしからず。

  

受粉完了、日ごとに実が膨らみます。 

スイカの実の大きくなる様は、人生これ成長の「夢膨らむ」思いとして、毎日がホクホク顔で送くらせていただいているのです。

 

葉に隠れて、大きな実も育っていました。

日中は暑く、朝早くに畑に出向き、小鳥のさえずりを聞いて、綺麗な空気を胸いっぱい吸い込んで、一日の生活が始まります。