「様似町を知っているかい。あのアポイ岳のある町なの・・・」この町に流れる川が幌満川です。
10月17日の午後幌満川の地に行っておりました。幌満峡の紅葉に出会えることを願ってこの地に入ったのです。
様似町を知らない方が多いようで、尚更「幌満川」を知る人はわずかです。
この時間、幌満ダムの監視に来られていた方にお聞きしましたところ、12日が紅葉の最高の日という事でした。そうした中で台風が来て一気に葉が落ちたのだそうで、上流部は枯れ葉の状態です。
最高の紅葉の5日後に行ったわけですから、一部は紅葉の素晴らしい所がありましたが、多くは葉が枯れて、落ちているのが多くありました。
幌満峡の最盛期の紅葉を見たかったと思う事しきりでした。
対岸の建物の所まで案内受けました
それでも、管理人の方が、いつもは渡れないせき止めダムの対岸に案内していただき、幸運な体験をさせていただきました。
対岸での眺めは山が迫っているところでもあり、身近に山の紅葉を感じ取ることが出来ました。幌満ダムを造っている時に亡くなられた方が5名居るとのこと、殉難の碑が建てられていました。
幌満川上流の清流
カケスが群れて飛んで来て、カケスを追って鷹が素早いスピード飛び来たりました。この様子に管理人さんの説明がありました。
幌満川を上ると、巨大な幌満ダムが現われます。いつもはダムあたりで上ってきた道をさがるのですが、この日は快晴の日でしたので、それでは更に上って見る事にしました。
ダムが終わると川があり、この上流も幌満川です。すなわち幌満川の上流の幌満川なのです。流れがきよい清流です。無理して上流まで来たことに満足したのでした。途中に今は使われていない橋があり、その下は深い流れです。深さは6~7メートルはあるかと思われるほどです。橋のコンクリートはぼろぼろと崩れるので、ラビ妻は危険を感じてか橋のたもとで見ています。
西日を受け湖面に姿を映す
橋はがっちりしていますので、カムイラビットは橋の真ん中で撮影に余念ありません。
定山渓の紅葉を9日に見て、10日には幌満峡での紅葉狩りです。12日は藻岩山の紅葉、今年は紅葉の季節を楽しみました。