「我が家の庭」
我が家の通路脇にフキノトウが湧き出てきています。
モエレ沼公園のモエレHIDAMAYIの仲間の中にも、庭にフキノトウが出てきてと嬉しそうに話す人が居ました。
春はこうした、たわいのないことが話題となり、心を浮き浮きさせるのです。自然派でない人には味わえない春の喜びです。
我が家の庭にも、もう半月も前からフキノトウが顔を出し、春だなあと思っている時でした。4月になるとまず最初にフキノトウが出てきます。クロッカスの花が咲くころと同じです。
転勤のあいさつ回りの時にフキノトウを見ていますので、思い出深い植物です。
我が家の通路に咲いたフキノトウ。 漢字書きすると蕗の薹となり、俳句の題材にふさわしい雰囲気を持ちます。
そのフキノトウを摘みに、昨日野に出掛けました。
目的は今年一番の珍味作りの材料の採集です。フキノトウ味噌づくりの材料にするのです。
灰汁の強さが何といっても美味しいのです。フキノトウ味噌を温かいご飯に添えて食べるのも良し、おにぎりの具に使うのも良しです。ラビ妻の友人に蕗の薹の事を電話で話したら、その人の家の分の他に、お友達にも上げたいから、余分にたのみますとのことでした。
ただ野原から取って来るのですが、道端のフキノトウは不衛生なので、採取場所に限りがあり、綺麗にして渡さなければならず、他人に持っていくとしたら意外に面倒なのです。
4月5日過ぎればフキノトウも少し背丈がまして、少し遅かったかなと思われるような成長ぶりです。
フキノトウ味噌ばかりでなく、フキノトウの揚げ物もなかなか美味しいですよ。揚げると苦みも消えてこれは高級料理です。
今年一番目の山菜料理になりました。